- ピンブランド初のミニドライバーがツアー向けに登場
- FW 譲りのスピンシステンシーフェースを搭載
- 後方ウェイトと可変ホーゼルの2 つの調整機構を装備
ピンがブランド初のミニドライバーをツアー向けプロトタイプとして投入。2026 年序盤に USGA 適合リストへ登場し、13° のロフト、フェアウェイウッド譲りのスピンシステンシーフェース、弾道バイアスとロフトの両調整機構を備える。現時点で市販予定はない。
キャロウェイ・テーラーメイド・PXG・タイトリスト・スリクソン・コブラと各社がミニドライバーを展開してきた中、ピンはこれまで参入していなかった。その空白を埋める一手が、2026 年序盤に USGA 適合リストへ姿を見せたこのプロトタイプである。ピンにとって初めてのミニドライバーがツアーの現場に投入された形で、ソニーオープンやドバイの開催週に確認された。
適合リストに載った段階のため情報は限られるが、ソールに「prototype」、フェースに「SPINSISTENCY」の表記があり、ロフトは 13°。左右両モデルが申請されている。後方には「フェード/ドロー」と刻まれた調整ウェイトを備え、可変ホーゼルでロフトも動かせる。発売はツアー選手限定で、一般向けの市販はアナウンスされていない。
核となるのは、フェアウェイウッドやハイブリッドに使われてきたスピンシステンシーフェースだ。フェースの曲率を部分的に変え、とくに低めの打点でスピンと弾道のばらつきを抑える狙いで、プレッシャーのかかるティーショットを任せやすい設計思想につながっている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #1 | 13.0° | 〇 |
ミニドライバーがまず効くのは、ドライバーが左右に暴れて球が安定しない層だ。小ぶりなヘッドと短めのシャフトでミート率を上げやすく、飛距離を大きく犠牲にせずフェアウェイキープを優先したい人に向く。狭いホールでドライバーを置いていける一本になる。
もう一つの典型は、攻めたいのに 3 番ウッドでは物足りない層。ピン契約で飛距離に定評のある選手も、ドライバーを振れない場面用にロフトを寝かせた短尺を組み込んでいた例があり、ドライバーと長い番手の間を埋める攻めの選択肢を求める人に刺さる。本モデルの可変ホーゼルとフェード/ドローのウェイト調整は、こうした使い手が持ち球を合わせ込むのに役立つ。
一方で、操作性と打ち分けを重視する上級者にとっては、小ぶりなヘッドの方が左右の曲げをコントロールしやすく相性が良い。意図的にフェードとドローを操りたいゴルファーにとって扱いやすい大きさといえる。
ただし注意したいのは、このプロトタイプが現時点ではツアー選手限定で市販予定がない点だ。一般ゴルファーが今すぐ手に入れられるクラブではないため、ミニドライバーを試したいなら他社の市販モデルや、手持ちクラブを短尺・高ロフトで組む方法が現実的な代替になる。
| クラブ | ヘッドの大きさ | ロフト感 | シャフト長 | つかまり調整 | 主な使いどころ |
|---|---|---|---|---|---|
| Prototype Mini Driver | やや小ぶり | 13°(やや寝かせ) | 短め | ○(フェード/ドロー) | コントロール重視のティーショット |
| 通常のドライバー | 大きい | 立ち気味 | 長い | モデル次第 | 飛距離最優先のティーショット |
| 3 番ウッド | 小さい | 寝ている | 最短 | 限定的 | フェアウェイ/ティー兼用 |
ミニドライバーはフルサイズのドライバーと 3 番ウッドの中間に位置し、小ぶりなヘッドと短めのシャフトでミート率と方向性の安定を狙うクラブ。本モデルはツアー限定プロトタイプで第三者の試打データが未公開のため、評価記号での採点ではなく設計上の位置付けを整理した。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
26位/全1869本 (1%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Prototype Mini Driver |
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