- Groove-in-Groove構造で驚異的なスピン性能を実現
- S・W・C・Xの4グラインドでライと攻撃角に対応
- 46度から64度まで9種類のロフトを用意
MACK DADDY 4 Chromeウェッジは、ロジャー・クリーブランド設計の鋳造ウェッジ。溝と溝の間の凸部構造で高いスピン性能を発揮し、S・W・C・Xの4グラインドと46度から64度のロフトから、ライや攻撃角に合わせて選べる2017年発売のマックダディ第4世代だ。
MACK DADDY 4は、ロジャー・クリーブランドが手掛け、2017年11月に発売されたマックダディシリーズ第4世代だ。前作MD3から設計を一新し、フェースの溝と溝の間に微細な凸部を配した新構造でスピン性能を底上げしたのが最大の特徴。8620軟鉄を鋳造したヘッドにクロムメッキとマットブラックの2仕上げがあり、本記事ではクロムメッキ仕上げを扱う。
ソール形状はS・W・C・Xの4グラインドを設定。Sグラインドは全ロフトに標準搭載される汎用グラインドで、最初の1本として検討しやすい。バウンスの大きいWグラインドはバンカーやラフに強く、ヒール側を大きく削ったCグラインドとワイド形状に削りを加えたXグラインドは54度以上の番手に加わり、フェースを開いた操作を好む層に向く。
溝と溝の間に微細な凸部を並べた「Groove-in-Groove」構造に加え、リーディングエッジ寄りに16本目の溝を追加した。ロフト帯に応じて溝の攻撃性を変え、フルショットと寄せの両方で安定したスピンを引き出す設計になっている。
| 左利き対応 |
|---|
| ✕ |
ダフりやすい人やバンカーが苦手な人にはWグラインドが向く。ソール幅が広くバウンスも最大で、多少手前から入っても跳ねて抜けてくれるため、ラフや柔らかい砂でも安心して振り切れる。
フェースを開いて多彩なショットを打ちたい上級者にはCグラインドが候補になる。最もバウンスが小さくヒール側を大きく削った設計で、シャープな入射角を活かした操作がしやすいが、54度以上のロフトにしか設定がない。
寛容性と操作性を両立したい人にはXグラインドが合う。ワイドソールの安心感を保ちながらヒールとトウを削ってあり、開いて使っても抜けがよい。ただし用意は58度と60度のみで、選べるロフトは限られる。
迷ったときの基準はSグラインドだ。全ロフトに標準設定される最もオーソドックスな形状で、最初の1本として選びやすい。そこから自分のミスの傾向や芝質に応じてW・C・Xへ広げていく順序が現実的だ。
鍛造モデルのMACK DADDY FORGEDと比べ、MD4は鋳造ヘッドにS・W・C・Xの4グラインドを組み合わせた選択肢の広さが持ち味。フォージドは鍛造の打感を追求する代わりにグラインド展開を絞り、番手ごとに最適なバウンスを選びたい人はMD4が向く。
| グラインド | スピン | 抜け | 操作性 | 打感 | 構えやすさ | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Sグラインド | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 全ロフト標準搭載のオールラウンド型 |
| Wグラインド | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 最大バウンスでバンカー・ラフに強い |
| Cグラインド | ◎ | △ | ◎ | ○ | ○ | ヒール側を削った上級者向けの操作型 |
| Xグラインド | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 寛容性と操作性を両立した万能型 |
4グラインドに共通するのは、フェース面の凸部構造がもたらす高いスピン性能と、鋳造ヘッドならではの柔らかい打感だ。差が出るのはバウンス量とソール形状で、Wグラインドはバンカーやラフでの寛容性、CグラインドとXグラインドはフェースを開いた操作性を重視した設計になっている。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| MACK DADDY 4 Chromeウェッジ |
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