- チタンボディ+スチールソールで超低スピンを追求
- コアテックチャンバーで低スピンと力強い打感を両立
- クイックスイッチでロフトを±2度調整可能
ミズノST-Gフェアウェイウッドは、チタンボディに高比重スチールを組み合わせた超低スピンのツアーモデル。コアテックチャンバーと小ぶりで深いフェースが力強い直進弾道を生み、ヘッドスピードのある上級者・アスリート層へ向けた3W・5Wの設計と適合層を整理する。
ST-Gフェアウェイウッドは、ミズノのメタルウッド開発思想「Speed Technology」を体現するST世代の中で、上級者・アスリート層に照準を合わせたツアーモデル。標準ラインのST-MAX 230やドロー基調のST-X 220に対し、ミズノ史上もっとも小ぶりなヘッドで低スピンと操作性を突き詰めた1本で、国内はミズノ直営店・公式オンライン限定で展開された。
軽量なチタンボディとチタンフェースで上部の重量を切り詰め、余った重量をソールの80gステンレスプレートと8gスクリューに回して、重心を低く前寄りに置くことで大きくスピンを抑える。クラウン裏はワッフル状の薄肉構造でさらに軽量化し、3W170cc・5W155ccの小ぶりで深いフェースが力強い直進弾道を後押しする。
フェースには反発性能を高めたフォージドβチタン(2041Ti)を採用し、中央厚・周辺薄のニューコアテックフェースでたわみを増幅。ソールのコアテックチャンバーはステンレスの重量体をウレタン樹脂で包んだ構造で、フェースの応力を逃がしながら低スピン化と力強い打音を両立させる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 15.0° | ✕ | 55.5° | 170cm³ |
| #5 | 18.0° | ✕ | 56.0° | 155cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DIAMANA MM F | カーボン | 3,5 | S | D3 | 324 g (#3) / 328 g (#5) | 65.0 g | 4.6 |
ヘッドスピードがしっかりあり、余分なスピンを抑えて力強い弾道で押していきたい上級者・アスリートには、低スピンを突き詰めたST-Gが第一候補になる。小ぶりで深いフェースが叩きにいっても暴れにくい安心感を与え、とくに3Wはティーショットの強力な武器になる。
ドローとフェードを状況で打ち分けたい、球を操って攻めたいタイプにも向く。ミズノ史上もっとも小ぶりなシェイプで、意図した曲がりを出しやすい操作性がST-G最大の持ち味になる。ロフトを±2度調整できるクイックスイッチで、持ち球や打ち出しに合わせて追い込める。
一方で、ミスヒットへの寛容性を最優先したい層や、ヘッドスピードが控えめで球の高さがほしい層には、ST-Gよりも標準ラインのST-MAX 230のほうが扱いやすい。ST-Gは打点の安定を前提にした尖ったモデルという理解で選びたい。
住み分けを整理すると、寛容性と直進性を求めるならST-MAX 230、つかまえて飛ばすならST-X 220、そして低スピンと操作性で弾道を作り込むならST-Gという位置付け。番手内では3Wをティーからの飛ばし役、5Wをフェアウェイからのロングショット役に据えると役割が噛み合う。バリアントの一般的な意味は別記事で整理しているため、本稿ではシリーズ内の住み分けに絞っている。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ST-G 3W | ◎ | 中-低 | ◎ | △ | しっとり | ティーからの低スピン強弾道 |
| ST-G 5W | ○ | 中 | ◎ | △ | しっとり | 直進志向でロングホールの2打目に |
ST-Gは寛容性よりも操作性と弾道コントロールに価値を置いた設計で、ヘッドスピードのある打ち手ほど低スピンの強い直進弾道を武器にできる。深いフェースは球の上がりやすさより打ち出しの強さに振っており、3Wはティーショットの主武器、5Wはフェアウェイからのロングショットまでこなす番手として住み分ける。芯を外すと飛距離ロスが出やすい点は、やさしさ最優先の標準ラインとの明確な違いになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
366位/全1513本 (24%・重め)
281位/全750本 (37%・普通)
377位/全599本 (63%・普通)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| ST-G |
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