- シャローフェースでつかまりと高さを底上げ
- 1Kカーボンクラウンで低重心化と初速を両立
- ソール剛性を高めるV-CAVITYデザインを継承
RC-VX MAXは、直進性重視のVXをさらにやさしい方向へ振り切ったロイヤルコレクションのフェアウェイウッド。フェース高を抑えたシャロー形状と1Kカーボンクラウンで低重心化し、「つかまらない」「上がらない」の解消をW3とW5の2番手で狙う。
地面から打つクラブの専門メーカーとして2025年に再始動したロイヤルコレクションは、操作性重視のVTと直進性重視のVXという2本柱でフェアウェイウッドを展開してきた。RC-VX MAXは2026年3月に発表され、同年4月に発売された3本目の選択肢だ。「つかまらない」「上がらない」という二大不満に的を絞って設計された、シリーズで最もやさしい一本という位置付けになる。
番手はW3(15度)とW5(18度)の2本に絞られる。投影面積を広げたセミラージ形状でありながらフェース高を抑えたぶん、ヘッド体積そのものは標準のVXより小ぶりで、上から見た安心感と低重心を両立させている。ロフトの刻みを細かく取りたい場合は、ハイロフト設定まで含めて6通りを用意する標準のVXの方が選択肢は広い。
ソールのV-CAVITYデザインで剛性を確保してフェースの反発効率を高め、クラウンには1Kカーボンを採用して重心を下げる。内部のV-RIBデザインはリブに厚みを持たせて打球音を整え、インパクト後方の剛性を上げる役割を担う。フェースのレーザーミーリングは摩擦係数を高めてボールの滑りを抑え、ラフや雨天でもスピン量のばらつきを小さくする狙いがある。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 15.0° | ✕ | 58.5° | 150cm³ |
| #5 | 18.0° | ✕ | 59.5° | 142cm³ |
フェース高を抑えたシャロー形状と低重心設計の組み合わせは、フェアウェイウッドで球が上がらない人の悩みを直接的に解きにいく作りだ。3Wを抜いてユーティリティで代用してきた層が、もう一度長い番手を入れ直す候補になる。
つかまりの弱さに悩む層にも向く。投影面積を広げたセミラージ形状は構えたときの安心感につながり、右に抜けるミスが減って方向のばらつきが小さくなると販売店の試打レポートでも紹介されている。
逆に、意図してドローとフェードを打ち分けたい競技志向の層には物足りない。弾道を自分で操作したいならウェイト調整機構を持つVTの方が噛み合う。MAXは操作するクラブではなく、構えたまま結果を安定させるクラブだ。
番手構成はW3とW5の2本のみで、ハイロフト設定やショートウッドは持たない。7番・9番ウッドまで細かく距離の階段を刻みたいなら標準のVXが選択肢になる。MAXとVXを混ぜて組むという発想も現実的だ。
シャフトは軽量カーボンの標準仕様に加え、しっかりした手応えを好む層向けのカスタムも用意される。非力な層や女性ゴルファーは最も軽いフレックスから、振れる層は硬めからと、同じヘッドのまま振り心地を大きく変えられるのも強みだ。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| RC-VX MAX W3 | ○ | 高 | △ | ◎ | 厚い | 3Wが苦手な人でも上げやすい安定型 |
| RC-VX MAX W5 | ○ | 高 | △ | ◎ | 厚い | 高さと直進性を最優先した実戦番手 |
| RC-VX(参考) | ○ | 中-高 | ○ | ◎ | 厚い | 直進性重視でロフト展開が豊富 |
| RC-VT(参考) | ◎ | 中 | ◎ | ○ | しっかり | ウェイト調整で弾道を作る操作型 |
3タイプはいずれも地面から打つ性能を軸にしているが、狙いどころが異なる。VTは弾道を自分で作りにいく設計、VXは構えたまま素直に飛ばす設計で、MAXはそのVXの方向性をさらに押し進め、つかまりと高さの確保に振り切っている。番手を細かく刻みたいならVX、球が上がらず右に抜けるミスを消したいならMAXという整理になる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
323位/全876本 (37%・普通)
648位/全721本 (90%・小さい)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
448位/全483モデル (93%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| RC-VX MAX |
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| RC-VX(参考) |
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