- 軟らかい軟鉄S15Cを鍛造したシリーズ最高の打感
- コンデンス鍛造でネック部の強度を確保
- 最大19本のアルチジップグルーブを搭載
クリーブランドゴルフのRT i-FORGEDウエッジは、軟らかい軟鉄S15Cを鍛造したフィーリング重視の一本。コンデンス鍛造でネック強度を確保しつつ、ハイドラジップフェースとアルチジップグルーブでスピンを支える。48度から60度まで7ロフトを揃える。
RT i-FORGEDは2026年4月に登場した軟鉄鍛造ウエッジで、鋳造のRTZとは別の役割を担う。RTZが寛容性を押し出すのに対し、こちらは打感と構えたときの美しさを最優先に据えたモデルだ。前作からティアドロップ型は受け継ぎつつ、ネックからリーディングエッジの繋がりを直線的に整えている。
ロフトは48・50・52・54・56・58・60度の7段階で、バンス角は全ロフトで10度、ライ角も全ロフトで64度に統一されている。仕上げはツアーサテンの1種類。グラインドを選ぶ手間なく番手を揃えられる潔い構成で、シャフトはダイナミックゴールドとN.S.PRO 950GH neoの2種類から選べる。
核となるのは、軟鉄の中でもとくに軟らかいS15Cを扱うためのコンデンス鍛造。最終鍛造でネック部を締め上げることで、軟らかい素材を使いながら従来並みの強度を確保している。フェースはロフトごとに表面加工を変えるハイドラジップ、溝は深く狭いアルチジップグルーブという構成だ。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|
| 48.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 4.8mm |
| 50.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 4.7mm |
| 52.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 4.7mm |
| 54.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 5.1mm |
| 56.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 5.1mm |
| 58.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 5.3mm |
| 60.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° | 5.2mm |
打感にこだわるプレーヤーがまず候補にすべき一本だ。軟鉄の中でもとくに軟らかいS15Cを鍛造した構造で、インパクトの衝撃が少なく吸い付くような感触が得られると試打した媒体でも評されている。フィーリングを頼りに距離を作る人に向く。
構えたときの顔を重視する層にも合う。前作よりトウ側を整理しリーディングエッジを直線的にしたコンパクトなシルエットで、ボールに対してスクエアに構えやすい形にまとめられている。ツアーサテン仕上げの落ち着いた表情も上級者好みだ。
ラフや雨の日でもスピンを落としたくない人にも向く。ロフトごとに表面加工を変えるハイドラジップフェースと最大19本のアルチジップグルーブの組み合わせで、悪条件でもスピンのばらつきを抑える方向に設計されている。
一方、寛容性を最優先するなら同ブランドのRTZが素直な選択になる。RT i-FORGEDは打感と形状に振ったモデルで、ヘッドサイズも抑えられているため、ミスヒットの許容量を第一に考える層には別の選択肢が合う。
番手構成は48度から60度までの7段階で、グラインドの選択肢はない。バンス角が全ロフト10度に統一されているので、砂質やライを選ばず同じ感覚で使いたい人には分かりやすい。逆にバンスを使い分けたい人には物足りない。
| ロフト | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 48度 | ○ | 低-中 | ○ | ○ | ソフト | ピッチング直下の距離を埋める番手 |
| 50度 | ○ | 低-中 | ○ | ○ | ソフト | フルショット主体で使いやすいロフト |
| 52度 | ○ | 中 | ◎ | ○ | ソフト | ギャップウェッジの定番ロフト |
| 54度 | △ | 中 | ◎ | ○ | ソフト | アプローチの主役になる中間ロフト |
| 56度 | △ | 中-高 | ◎ | ○ | ソフト | バンカーと寄せを1本でこなす |
| 58度 | △ | 高 | ◎ | △ | ソフト | 高さで止めたい人向けのロフト |
| 60度 | - | 高 | ◎ | △ | ソフト | 短い距離を上げて止める専用番手 |
バンス角を全ロフトで10度に統一しているため、番手を替えても同じ入射でソールが働くのが設計の核だ。トップブレードを厚くしたリバーステーパー構造で上下方向の慣性モーメントを高め、ヒール側を削ってトウ側に重量を寄せることで、薄めに当たったときの安定感を確保している。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| ロフト | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| 48度・50度 |
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| 52度 |
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| 54度・56度 |
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| 58度・60度 |
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