- フェースを開かずスクエアに打つバンカー専用設計
- ハイバウンス&ワイドソールで砂への潜り込みを防止
- 伝統のEYE2 形状で構えやすさと寛容性を両立
BunkR はバンカー脱出に特化したピンの専用ウェッジ。フェースを開かずスクエアに構えて打つだけで、ハイバウンスとワイドソールが砂の上を滑り、難しい技術なしで一発脱出を狙える一本だ。
BunkR は 2025 年に登場した、バンカーショットの不安を解消するために開発された専用ウェッジ。グリーン周りの寄せに特化した 2022 年の ChipR に続く「お悩み解決系」の第 2 弾という位置付けで、バンカー脱出の安定性というニーズに正面から応えた一本だと公式が紹介している。
国内向けには高ロフトのハイバウンス 1 機種で展開され、レフティモデルも用意されている。装着シャフトは標準スチールの Z-Z115 と、軽量カーボンの PING LE WEDGE の 2 種類から選べ、振り抜きの重さや好みに合わせて選択できる構成になっている。
1982 年の名器 EYE2 アイアンを踏襲したフェース形状で安心感と寛容性を確保。フェース全面に溝を刻んだ全溝フェースが安定したスピン性能を生み、ハイドロパールクローム仕上げが湿った状況でも食いつきを保つ。
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| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 64.0° | 〇 | 14.5° | 64.5° |
バンカーで何度も砂を取りすぎたりトップしたりして脱出に苦しむ初級〜中級者には、まず BunkR がもっとも分かりやすい解決策になる。フェースを開く・スタンスを開く・カット軌道で振るといった従来の手順を取り払い、ターゲットにスクエアに構えてそのまま振り抜くだけで脱出できる設計だと公式が説明している。複雑なバンカー技術を練習する時間が取れない層ほど恩恵が大きい。
64° の高いロフトを生かして、砲台グリーンやバンカー越えの高さを出したいアプローチでも一本で対応したい層にも向く。バンカーだけでなくグリーン周りのふわっと上げる寄せにも使えるため、ショートゲームの引き出しを 1 本で増やしたいゴルファーに合う。
一方で、フェースを開いて高さやスピン、落としどころを細かく操りたいバンカー巧者や、アプローチの操作性を重視する上級者には物足りない。多彩な短い距離を打ち分けたい層は s259 などの通常ウェッジを選ぶ方が合う。BunkR はあくまで脱出の確実性に振り切った専用機で、バッグに入れる際は通常のウェッジを 1 本抜く前提になる点も考慮したい。
| モデル | 脱出力 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BunkR | ◎ | 高め | △ | ◎ | マイルド・やや無機質 | スクエアに打つだけのバンカー専用機 |
評価軸は通常ウェッジのような飛距離やショットの多彩さではなく、砂からどれだけ確実に脱出できるかに置き換わる。ワイドソールとハイバウンスにより砂の抵抗を受けにくい一方、フェースを開いて高さやスピンを操る打ち方には不向きで、用途を脱出と高さのあるアプローチに絞ったクラブと言える。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
126位/全163モデル (77%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| BunkR |
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