- 新Vソールでリーディングエッジが浮かない構え
- ロフト帯で溝を替えるクアッドカットプラスグルーブ
- グレインフローフォージドHD+銅下メッキの軟鉄鍛造
ザ・クラフトウェッジ3.0は、ゴルフ5とミズノが共同開発したゴルフ5限定のハイバウンスウェッジの3代目。ソールバック側を削った新Vソールでリーディングエッジを浮かせずに構えられ、ダフりのミスを抑える。ロフトは48度から58度の6本で、ロフト帯ごとに溝の設計を変えているのが今作の目玉だ。
ザ・クラフトは、ゴルフ5が店舗フィッティングで集めた計測データをもとにミズノと共同開発するゴルフ5限定ブランド。出発点は2019年の初代ウェッジで、ダフりに強い大きなバウンスが支持を集めてきた。2026年7月3日発売のウェッジ3.0はその3代目で、シリーズ初のアイアンと同時に登場した。
ロフトは48度から58度までの2度刻みで、ロフトが小さいほどバウンスも小さくなるフロー設計。目玉はクアッドカットプラスグルーブで、48度から52度は幅が狭く深い溝、54度から上は幅が広く浅い溝に切り替える。ヘッドスピードが落ちるアプローチでもスピンがかかる作り分けだと公式は説明する。
ヘッドは軟鉄のS25CMを、フェースからネックまで一体で鍛造するグレインフローフォージドHDで成形。銅下メッキとホワイトサテンブラッシュで仕上げ、異素材を使わない一枚モノのやわらかい打感を狙う。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 48.0° | ✕ | 15.0° | 63.5° |
| 50.0° | ✕ | 17.0° | 64.0° |
| 52.0° | ✕ | 19.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 21.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 23.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 25.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | バンス角 | フレックス |
|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD HT | スチール | 48,50,52,54,56,58 | 15.0° (#48) / 17.0° (#50) / 19.0° (#52) / 21.0° (#54) / 23.0° (#56) / 25.0° (#58) | S |
| N S PRO MODUS3 TOUR105 | スチール | 48,50,52,54,56,58 | 15.0° (#48) / 17.0° (#50) / 19.0° (#52) / 21.0° (#54) / 23.0° (#56) / 25.0° (#58) | S |
ダフりのミスでスコアを崩している人にまず勧めたい一本だ。バウンスを大きく取りつつソールバック側を削った新Vソールで、リーディングエッジが浮きにくい。手前から入ってもソールが滑るため、ザックリの不安を抱えずに振り抜ける。
選び方は使い道から逆算したい。フルショットで距離をつくるなら48度から52度で、幅が狭く深い溝がショット時のスピンを支える。PWの下をショットで埋めたい人は52度までが本命になる。
グリーン周りとバンカーを軽くしたいなら54度から58度。幅が広く浅い溝と、開いて構えたときを考慮した傾斜ミーリングにより、振り幅が小さいアプローチでもスピンを稼ぎやすい。
ただしシリーズはスクエアに構える前提の設計が濃い。ゴルフ5プレステージのフィッター・金子尚平は、ザ・クラフト系を「フェースを開かなくてもバウンスが使える」反面「開きにくさがある」と説明する。開いてロブを打ち分けたい上級者には窮屈だろう。
同時発売のザ・クラフトアイアンとは形状とオフセットの流れがそろう。短い番手まで構えの印象を統一したい人はセットで組む価値がある。試打も購入もゴルフ5の店舗と公式オンラインストアに限られる。
| ロフト/バウンス | 想定シーン | ダフり耐性 | 開いて使う | 溝・ミーリング | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|
| 48度/15度 | フルショット | ○ | △ | 狭く深い溝+縦ミーリング | PWの下を埋めるショット用 |
| 50度/17度 | フルショット | ○ | △ | 狭く深い溝+縦ミーリング | 刻みの距離をつくる中間番手 |
| 52度/19度 | ショット中心 | ◎ | △ | 狭く深い溝+縦ミーリング | AW感覚で使える主力ロフト |
| 54度/21度 | ショット〜アプローチ | ◎ | ○ | 広く浅い溝+傾斜ミーリング | 用途を選ばないつなぎ役 |
| 56度/23度 | アプローチ・バンカー | ◎ | ○ | 広く浅い溝+傾斜ミーリング | 砂でも滑るSWの定番 |
| 58度/25度 | アプローチ・バンカー | ◎ | ○ | 広く浅い溝+傾斜ミーリング | シリーズ最大バウンスの安心感 |
ロフトとバウンスの差を一定に保つフロー設計で、どの番手でもソールが面で接地しやすいのが共通する持ち味だ。シリーズの狙いについて、ゴルフ5プレステージのフィッター・石関泰は、大きなバウンスが接地時にロフトを立てる動きを生み、インパクトロフトがそろうことでダフらず出球が安定すると説明している。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
221位/全347モデル (64%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| ウェッジ3.0(48〜52度) |
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| ウェッジ3.0(54〜58度) |
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