1 2 3

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ
注目度 ★★★★★ ★★★★★ 3.2
発売
2010年
ロフト
48.0°〜64.0°
番手数
17本
対応フレックス
S200 / S

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジの概要

  • 2010年の新溝ルールに適合したC-C仕様のウェッジ
  • 旧スピンミルドより高弾道・中スピンに振った新溝設計
  • 左用を含め全33モデルの豊富なバウンス展開

ボーケイデザイン スピンミルドC-Cは、2010年の新溝ルールに適合させた競技対応仕様のウェッジ。旧スピンミルドより高めの弾道と中スピンに整えた新溝を軸に、48度から64度まで左用を含む多彩なバウンスとツアー由来のソールを揃え、競技で長く使える一本を求める人に応える。

シリーズの位置付け

「スピンミルドC-C」は、2010年施行の新しい溝ルールへの適合を狙って開発されたボーケイウェッジ。ボブ・ボーケイと開発陣がツアーでのテストを重ねて仕上げ、従来の大きな溝を持つスピンミルドと併売された。ホーゼルのC-C刻印とゴールドの塗り分けで見分けられるのが目印だ。

新溝ルールとC-Cの意味

C-Cはコンディション・オブ・コンペティションの略で、新ルールを競技条件として採用する大会でも使えることを示す。新ルールはロフトの大きいクラブの溝容積とエッジの鋭さを抑える内容で、メーカーはこれに合わせて溝を作り直した。旧世代の大きな溝より高めの弾道・中スピン・ラン多めになるとタイトリストは説明している。

採用された主な技術

ヘッドはやわらかな8620カーボンスチールの鋳造で、フェースはCNC加工で平滑に仕上げられる。新設計の切削工具で溝の寸法とエッジ半径の精度を高め、フェースには細かなマイクロエッジを刻む。この微細な凹凸が部分ショットでの摩擦とスピンの保持に効くと公表されている。

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ モデル一覧

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ ヘッド仕様

ロフト角 左利き対応 バウンス角 ライ角
48.0° 6.0° 64.0°
50.0° 8.0° 64.0°
52.0° 8.0° 64.0°
54.0° 8.0° 64.0°
54.0° 11.0° 64.0°
54.0° 14.0° 64.0°
56.0° 8.0° 64.0°
56.0° 11.0° 64.0°
56.0° 14.0° 64.0°
58.0° 4.0° 64.0°
58.0° 8.0° 64.0°
58.0° 12.0° 64.0°
60.0° 4.0° 64.0°
60.0° 7.0° 64.0°
60.0° 10.0° 64.0°
62.0° 7.0° 64.0°
64.0° 7.0° 64.0°

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ シャフトラインナップ

純正シャフト
シャフト名 素材 番手 フレックス
ダイナミック GOLD S200 Spin MILLED C C SM4 910H USE スチール ドライバー用 S200
NS PRO 950GH S Spin MILLED C C SM4 USE スチール ドライバー用 S

グリーンまわりでフェースを開閉して細かく打ち分けたい上級者や技巧派には、ローバウンスのスライダー系とT・TKグラインドが第一候補。狭いソールと後方のリリーフが硬いライや薄い芝での抜けを生み、開いて滑らせる小技の自由度が高い。

フルショットの距離と方向性を安定させたい中級者には、クセの少ないミッドバウンスのオールラウンド系が扱いやすい。砂も芝も選ばず、58度前後のMグラインドなら開いても閉じても違和感なく万能に使える。

ダフリやバンカーに苦手意識があるアベレージ層には、バウンスの大きいディガー系が心強い。ワイドソール寄りの形状が砂やラフでの跳ねを抑え、鋭角に打ち込んでも地面に潜りにくく安定したコンタクトを助ける。

住み分けの軸は、まず新溝ルールへの適合だ。競技で長く使うなら適合済みのC-Cが安心で、高めの弾道と中スピンでフルショットの安定を取りたい人に向く。最大スピンを優先し競技に縛られないなら旧スピンミルドという選択も残るが、多くの競技では使えなくなる見込みがある。そのうえでロフトとバウンス、グラインドを入射角とよく使うライから逆算したい。

スペック

構成バウンス操作性寛容性ひと言
PW・GW(48〜52度)フルショットと距離の刻みを担う低ロフト帯
スライダー向けSW・LW硬い状況で開いて滑らせる払い打ち派に
オールラウンドSW・LW砂も芝も選ばない中庸の抜け
ディガー向けSW柔らかい状況・鋭角に打ち込む人に安心
Mグラインド(58度)開閉自在のショットメイク定番ソール
T・TK・Eグラインド(58〜64度)低〜中削り込んだ高ロフトの技巧派ソール

C-Cの設計は、ロフトごとに整えたソール形状とバウンスであらゆるライと入射角に対応する点に核がある。低ロフトはフルショットの安定を、高ロフトは開いて使う操作性を重視した味付けで、同じロフトでもバウンスの大小で抜けやすさと難度が変わる。ツアーで削り出されたM・T・E・TKといったグラインドは、とくに58度以上の技巧的なショートゲームで違いが出る。

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ 価格分布

同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ ユーザーの声・関連動画

構成👍 良い点👎 気になる点
オールラウンド(ミッドバウンス)
  • 【汎用性】砂からも芝からも安定したコンタクトを得やすく、1本目のサンドウェッジとして万人に勧めやすいと評価されている。
  • 【弾道】新溝の恩恵でフルショットの打ち出しが素直に高く、距離感を読みやすいとの声が複数の媒体で挙がる。
  • 【スピン】旧スピンミルドに比べるとスピンは控えめで、深いラフから止める場面は精度が要るとの指摘もある。
スライダー(ローバウンス系)
  • 【抜け】狭いソールと削り込んだ後方リリーフで硬いライに密着し、開いて滑らせる繊細な小技を操りやすいと紹介されている。
  • 【操作性】フェースを開いた多彩なショットメイクに応え、硬い地面や薄い芝で真価を発揮する。
  • 【寛容性】バウンスを削っているぶん、柔らかい砂やダフリ癖のある打ち手には難度が上がる。
ディガー(ハイバウンス系)
  • 【安定性】鋭角に打ち込むタイプや柔らかい砂で跳ね返りを抑え、ダフリを軽減して安心して振り抜けると評される。
  • 【バンカー】ワイドソール寄りの形状で砂やラフからの脱出がやさしく、出しやすさに定評がある。
  • 【操作性】バウンスが効くぶん、タイトなライから低く出す操作や開いて滑らせる小技は苦手。
Mグラインド(58度前後)
  • 【操作性】トレーリングエッジを削った形状でフェースを開いても閉じても扱え、グリーンまわりのクリエイティブなショットを操れる。
  • 【適応性】緩めの入射角にもマッチし、幅広い打ち手が万能に使えるボブ・ボーケイ定番のグラインドとされる。
  • 【安定性】逃がしが効くぶん、鋭角に入れすぎるとソールが滑って安定感を欠く場面もある。

ボーケイデザイン スピンミルド C-C ウェッジ よくある質問

Q. C-Cとは何の略ですか?
A. コンディション・オブ・コンペティションの略です。2010年の新溝ルールに適合し、それを条件とする競技でも使える仕様を意味し、ホーゼルのC-C刻印とゴールドの塗り分けで見分けられます。
Q. 旧スピンミルドとの違いは何ですか?
A. 溝の容積とエッジを新ルールに合わせて抑えた点です。その結果旧モデルより弾道は高め、スピンは中程度、ランはやや多めの傾向になり、フルショットの安定感が持ち味になっています。
Q. どのバウンスやグラインドを選べばいい?
A. 硬い状況や払い打ちはローバウンス、柔らかい状況や打ち込みはハイバウンス、迷えばミッドバウンスが目安です。同じロフトでもバウンスで抜けと難度が変わるので、入射角とよく使うライから選びましょう。
Q. 初心者でも扱いやすいですか?
A. ブレード形状で精度の高い打点が求められますが、バウンスの大きいディガー系はダフリに強く振り抜きやすいです。フィッティングでバウンスを合わせれば安心して使えます。
Q. 今も競技で使えますか?
A. 新ルール適合なので、C-Cは新溝ルールを条件とする競技でも問題なく使えます。一方で旧スピンミルドは高スピンですが、多くの競技では使えなくなる見込みがある点に注意が必要です。