- 2010年の新溝ルールに適合したC-C仕様のウェッジ
- 旧スピンミルドより高弾道・中スピンに振った新溝設計
- 左用を含め全33モデルの豊富なバウンス展開
ボーケイデザイン スピンミルドC-Cは、2010年の新溝ルールに適合させた競技対応仕様のウェッジ。旧スピンミルドより高めの弾道と中スピンに整えた新溝を軸に、48度から64度まで左用を含む多彩なバウンスとツアー由来のソールを揃え、競技で長く使える一本を求める人に応える。
「スピンミルドC-C」は、2010年施行の新しい溝ルールへの適合を狙って開発されたボーケイウェッジ。ボブ・ボーケイと開発陣がツアーでのテストを重ねて仕上げ、従来の大きな溝を持つスピンミルドと併売された。ホーゼルのC-C刻印とゴールドの塗り分けで見分けられるのが目印だ。
C-Cはコンディション・オブ・コンペティションの略で、新ルールを競技条件として採用する大会でも使えることを示す。新ルールはロフトの大きいクラブの溝容積とエッジの鋭さを抑える内容で、メーカーはこれに合わせて溝を作り直した。旧世代の大きな溝より高めの弾道・中スピン・ラン多めになるとタイトリストは説明している。
ヘッドはやわらかな8620カーボンスチールの鋳造で、フェースはCNC加工で平滑に仕上げられる。新設計の切削工具で溝の寸法とエッジ半径の精度を高め、フェースには細かなマイクロエッジを刻む。この微細な凹凸が部分ショットでの摩擦とスピンの保持に効くと公表されている。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 48.0° | ✕ | 6.0° | 64.0° |
| 50.0° | ✕ | 8.0° | 64.0° |
| 52.0° | ✕ | 8.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 8.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° |
| 54.0° | ✕ | 14.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 8.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° |
| 56.0° | ✕ | 14.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 4.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 8.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 12.0° | 64.0° |
| 60.0° | ✕ | 4.0° | 64.0° |
| 60.0° | ✕ | 7.0° | 64.0° |
| 60.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| 62.0° | ✕ | 7.0° | 64.0° |
| 64.0° | ✕ | 7.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス |
|---|---|---|---|
| ダイナミック GOLD S200 Spin MILLED C C SM4 910H USE | スチール | ドライバー用 | S200 |
| NS PRO 950GH S Spin MILLED C C SM4 USE | スチール | ドライバー用 | S |
グリーンまわりでフェースを開閉して細かく打ち分けたい上級者や技巧派には、ローバウンスのスライダー系とT・TKグラインドが第一候補。狭いソールと後方のリリーフが硬いライや薄い芝での抜けを生み、開いて滑らせる小技の自由度が高い。
フルショットの距離と方向性を安定させたい中級者には、クセの少ないミッドバウンスのオールラウンド系が扱いやすい。砂も芝も選ばず、58度前後のMグラインドなら開いても閉じても違和感なく万能に使える。
ダフリやバンカーに苦手意識があるアベレージ層には、バウンスの大きいディガー系が心強い。ワイドソール寄りの形状が砂やラフでの跳ねを抑え、鋭角に打ち込んでも地面に潜りにくく安定したコンタクトを助ける。
住み分けの軸は、まず新溝ルールへの適合だ。競技で長く使うなら適合済みのC-Cが安心で、高めの弾道と中スピンでフルショットの安定を取りたい人に向く。最大スピンを優先し競技に縛られないなら旧スピンミルドという選択も残るが、多くの競技では使えなくなる見込みがある。そのうえでロフトとバウンス、グラインドを入射角とよく使うライから逆算したい。
| 構成 | バウンス | 操作性 | 寛容性 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|
| PW・GW(48〜52度) | 中 | ○ | ○ | フルショットと距離の刻みを担う低ロフト帯 |
| スライダー向けSW・LW | 低 | ◎ | △ | 硬い状況で開いて滑らせる払い打ち派に |
| オールラウンドSW・LW | 中 | ○ | ○ | 砂も芝も選ばない中庸の抜け |
| ディガー向けSW | 高 | △ | ◎ | 柔らかい状況・鋭角に打ち込む人に安心 |
| Mグラインド(58度) | 中 | ◎ | ○ | 開閉自在のショットメイク定番ソール |
| T・TK・Eグラインド(58〜64度) | 低〜中 | ◎ | ○ | 削り込んだ高ロフトの技巧派ソール |
C-Cの設計は、ロフトごとに整えたソール形状とバウンスであらゆるライと入射角に対応する点に核がある。低ロフトはフルショットの安定を、高ロフトは開いて使う操作性を重視した味付けで、同じロフトでもバウンスの大小で抜けやすさと難度が変わる。ツアーで削り出されたM・T・E・TKといったグラインドは、とくに58度以上の技巧的なショートゲームで違いが出る。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| 構成 | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| オールラウンド(ミッドバウンス) |
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| スライダー(ローバウンス系) |
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| ディガー(ハイバウンス系) |
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| Mグラインド(58度前後) |
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