- シャンク・ざっくりを科学的に抑える設計が最大の狙い
- ヒール側スコアラインを排したシャンクしにくいフェース
- スチールより硬く重いカーボンシャフトで軌道を安定
ヨネックスTRIPRINCIPLEウェッジは、福岡大学・清永明教授と共同開発したアプローチ特化モデル。シャンクやざっくりを科学的に抑える独特のフェース・ソール形状と硬く重いカーボンシャフトで、グリーン周りのミスに悩むゴルファーを支える一本だ。
2015年に登場したTRIPRINCIPLEウェッジは、福岡大学名誉教授・清永明氏と共同開発されたアプローチ専用設計のモデル。1メートルのパットを高確率で沈めるパターで知られた同シリーズの思想を、グリーン周りのアプローチへ広げた一本だ。物理の法則と人間工学から導いた、従来のウェッジとは一線を画す形状を掲げる。
国内向けには56度と59度を軸に展開され、距離のあるアプローチやバンカーには56度、アゴが高くピンが近い場面には59度という住み分けが想定されている。
ヒール側のスコアラインを排してトウ側で打ちやすくし、ソールのヒール部は段差状に削ってバウンスを抑える新形状を採用。清永氏が提唱する「角度方向性1:2の法則」に沿って構え振り抜けば、プロのようなアプローチ軌道を再現しやすいとメーカーは説明する。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 56.0° | ✕ | 12.0° | 63.0° |
| 59.0° | ✕ | 10.0° | 63.5° |
このウェッジが最も向くのは、グリーン周りでシャンクやざっくりに悩み、アプローチで大きなミスを減らしたい層だ。ヘッド形状がそのままガイドとして働き、振り方を体が覚えやすいため、アプローチに苦手意識のあるアベレージゴルファーやビギナーにとって恩恵が大きい。
バンカーが苦手な人にも候補になる。フェースを開いて構える動作が形状に組み込まれており、特別な打ち方をせずいつも通り振り抜くだけで脱出を狙えるのが利点。通常の砂からの脱出には56度、アゴが高くピンが近い場面では59度を選ぶと状況に合わせやすい。
一方で、スピンを操って球筋を作り込みたい上級者には物足りなさが残る。球筋を意図的に作り込むより、ミスを抑えて寄せの再現性を上げたい人に照準が合うモデルだからだ。距離を打ち分ける主力には56度、高さで止めたい場面の補完に59度という二本構成が分かりやすい。
| モデル | 出しやすさ | 高さ | 操作性 | ミスへの強さ | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TRIPRINCIPLE 56° | ◎ | 中-高 | ○ | ◎ | マイルド | アプローチ・バンカー兼用の主力 |
| TRIPRINCIPLE 59° | ○ | 高 | ○ | ○ | マイルド | アゴ高・ピン近で高く止める一本 |
シリーズ全体の狙いは「振り方をクラブがガイドする」点にあり、設計どおりに構えてインサイドへ振り抜くだけで、シャンクやざっくりを抑えてふわりと上げるアプローチを目指している。スピンを効かせて攻める上級者向けというより、ミスを減らして寄せの再現性を高めたい層に向く。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
7位/全162モデル (4%・お手頃)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| TRIPRINCIPLE 56° |
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| TRIPRINCIPLE 59° |
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