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トゥルーテンパー

PROJECT X

発売
2016年〜2025年
モデル数
3本
素材
スチール
対応フレックス
その他
重量帯
120〜130g
シャフト種別
カスタムシャフト

PROJECT Xの概要

  • ステップレス設計を採用したスチール定番シャフト
  • 5.0/5.5/6.0/6.5/7.0 のナンバリングフレックスで重量と硬度を体系化
  • Dynamic Gold とは異なる挙動で低スピン・強弾道を志向

シリーズの位置付け

PROJECT X はトゥルーテンパー社のスチールアイアン用ステップレスシャフトで、源流は Kim Braly が Royal Precision 社(米コネチカット州拠点)で開発した Rifle 系シャフトにあり、1990 年代の買収を経て Royal Precision として体系化された後、2006 年にトゥルーテンパーが同社を買収して PROJECT X を含む技術と特許を引き継いだ流れだ。Dynamic Gold と並ぶスチール基準シャフトに位置付けられ、Rory McIlroy が 2007 年のプロ転向以降ほぼ一貫して PROJECT X 系を使い続けているなど、PGA ツアーで長く採用されてきた歴史的シリーズだ。

重量・調子の構成

原型の PROJECT X は 5.0 から 7.0 までの 0.5 刻みナンバリングフレックスで展開され、110g 帯から 130g 帯までを段階的に網羅する。重量管理を行い振動数管理ではない点が独自で、フレックス番号が大きくなるほど重量と硬度が同時に増す設計だ。2025 年発売の PROJECT X RED は同フレックスで原型より軽量化された派生で、5.5/6.0/6.5 の 3 フレックスを 100g 帯から 120g 帯で展開している。

採用された主な技術

シリーズ全体で段差を排除した連続テーパーが中核技術で、各番手ごとに最適化されたテーパー角を持たせて番手間でしなり位置を揃える設計思想だ。手元側から先端側まで剛性が高く、特に先端剛性を確保することでフェース面の安定性とロースピンの強弾道を実現すると公表されている。

PROJECT X 商品一覧

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PROJECT X モデル一覧

モデル重量帯フレックス展開適合クラブ調子
PROJECT X(原型)110g 帯〜130g 帯5.0/5.5/6.0/6.5/7.0アイアン / ウェッジ元調子
PROJECT X RED100g 帯〜120g 帯5.5/6.0/6.5アイアン元調子
PROJECT X LZ(参考・別系統)110g 帯〜125g 帯5.0/5.5/6.0/6.5アイアン中元調子

2016年発売

フレックス 重量 トルク 調子 長さ
6.5 125 g
6.0 120 g
5.5 115 g
5.0 110 g

2025年発売

フレックス 重量 トルク 調子 長さ
6.5 120 g
6.0 110 g
5.5 100 g

発売年不明

フレックス 重量 トルク 調子 長さ
7.0 130 g
6.5 125 g
6.0 121 g
5.5 118 g
5.0 113 g

PROJECT X モデル詳細

モデル弾道高さつかまりしなり感打感振り抜きひと言
PROJECT X(原型)シャープしっかりHS の高い中〜上級者の標準
PROJECT X RED中-低ややマイルドしっかり原型の挙動感を残した軽量版
PROJECT X LZ(参考)マイルドしっとりつかまり寄りの別系統派生

シリーズ全体で手元から先端まで剛性を保った連続テーパーが共通し、低スピンの強弾道を生む設計思想が一貫している。原型 PROJECT X が HS の高い層の基準、PROJECT X RED が同じ挙動感を保ちつつ軽量化した派生で、LZ はつかまりとしなり感を強めた別系統という構図だ。

HS 40m/s 以上で叩いていけるハードヒッター層には、原型の PROJECT X(6.5/7.0)が定番だ。Rory McIlroy が 2007 年のプロ転向以降ほぼ一貫してアイアンに PROJECT X 7.0 を採用してきたなど、低スピンの強弾道とタイトな方向性を求める層に PGA ツアーで採用されてきた経歴を Today's Golfer が伝えている。

HS 38〜40m/s 帯で原型の挙動を求める中堅層には PROJECT X 6.0/5.5 が中量域の橋渡しになる。シャフト中間部の剛性が高く相対的に先端が走る挙動で入射角が緩やかになり、飛距離のバラつきが減るとフィッター系メディアで紹介されている。

HS 36〜40m/s 帯で「PROJECT X の挙動を試したいが原型はハード過ぎる」と感じる層には PROJECT X RED が選択肢になる。原型の硬さを保ったまま軽量化されティップが少し柔らかくなっており、打ち出し角とスピン量が原型より上がりやすい挙動と国内媒体が紹介している。

シリーズ内の住み分けは PROJECT X 6.5/7.0 = 上級者の叩きPROJECT X 5.5/6.0 = 中堅の標準PROJECT X RED = 軽量化派生のグラデーションで整理される。フレックス番号が大きくなるほど重量と硬度が同時に増す構成だ。

住み分けの中核は同じトゥルーテンパーのもう一つのフラッグシップ Dynamic Gold との対比にある。Dynamic Gold はステップ構造による粘りのしなりで「シャフトをしならせて球を捕まえたい」層、PROJECT X はステップレスの連続テーパーと高い先端剛性で「シャフトの動きを抑えて低弾道で打ちたい」層に向くと海外メディアが整理している。同 HS 帯ならまず両者の試打でフィーリングが合う側を選ぶのが定石だ。

PROJECT X スペック

モデル名
PROJECT X
素材
スチール
フレックス
その他
シャフト種別
カスタムシャフト
公式ページ
オフィシャルサイトへ

トゥルーテンパーシャフト全体の重量・トルク分布図で位置づけを見る

PROJECT X つかまりやすさと弾道のポジション(スチール)

市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)

PROJECT X シャフトスペック分布(スチール)

市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)

PROJECT X 価格分布(スチール)

市場価格における位置(赤=このモデル)

PROJECT X LZ スペック

モデル名
PROJECT X LZ
素材
スチール
フレックス
その他
シャフト種別
カスタムシャフト
発売年
2016-06-01
公式ページ
オフィシャルサイトへ

トゥルーテンパーシャフト全体の重量・トルク分布図で位置づけを見る

PROJECT X LZ つかまりやすさと弾道のポジション(スチール)

市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)

PROJECT X LZ シャフトスペック分布(スチール)

市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)

PROJECT X LZ 価格分布(スチール)

市場価格における位置(赤=このモデル)

PROJECT X RED スペック

モデル名
PROJECT X RED
素材
スチール
フレックス
その他
シャフト種別
カスタムシャフト
発売年
2025
公式ページ
オフィシャルサイトへ

トゥルーテンパーシャフト全体の重量・トルク分布図で位置づけを見る

PROJECT X RED つかまりやすさと弾道のポジション(スチール)

市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)

ストレート・中弾道 タイプ

つかまりやすさ 65/100
フェードドロー
弾道の高さ 40/100
低い高い

PROJECT X RED シャフトスペック分布(スチール)

市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)

PROJECT X RED 価格分布(スチール)

市場価格における位置(赤=このモデル)

PROJECT X ユーザーの声・関連動画

モデル👍 良い点👎 気になる点
PROJECT X(原型)
  • 【弾道】手元から先端まで剛性を保った連続テーパーで、低スピンの強弾道で吹け上がりにくいコントロール性が得られると Plugged In Golf が評している。
  • 【方向性】中間部の剛性が高く先端が走る挙動で、飛距離のバラつきが減り入射角が緩やかになると国内フィッターレビューで紹介されている。
  • 【実績】Rory McIlroy が 2007 年のプロ転向以降ほぼ一貫して PROJECT X 7.0 を採用してきたなど、PGA ツアーのトップ層に長期で支持されてきた経歴を Today's Golfer が伝えている。
  • 【振り抜き】重量帯と剛性が高いため、HS が 40m/s に届かない層には硬く重く感じるとのフィッター指摘が散見される。
  • 【しなり】独特のステップレス挙動で合う合わないがはっきり分かれ、シャフトのしなりを感じたい層には手応えが薄く感じられるとのユーザー声が散見される。
PROJECT X RED
  • 【弾道】先端を少し柔らかくした設計で、原型 PROJECT X より打ち出し角とスピン量が上がりやすくなったと国内媒体が紹介している。
  • 【振り抜き】同フレックスで原型より軽量化されており、原型より振り切りやすく中堅層でも扱いやすい仕様と公式が説明している。
  • 【しなり】軽量化と先端の柔らかさで原型 PROJECT X の硬めの手応えを求める層には、原型ほどのシャープな挙動感は薄れたと感じられるとのユーザー声が散見される。
トゥルーテンパー『 PROJECT X LZ 』シャフト トラックマン試打
25,249回視聴 · 0高評価 · 2025-05-21公開
トゥルーテンパー『PROJECT X RED』シャフト トラックマン試打
20,488回視聴 · 121高評価 · 2025-11-10公開

トゥルーテンパー PROJECT X よくある質問

Q. PROJECT X はどのフレックスを選べばいい?
A. HS 36〜38m/s 帯は 5.5、HS 38〜40m/s 帯は 6.0、HS 40〜42m/s 帯は 6.5、HS 42m/s 以上は 7.0 が目安。フレックス番号が大きくなるほど重量と硬度が同時に増す体系で、PROJECT X は他社シャフトより硬く感じる傾向があるため 0.5 段柔らかめを試す層も多いとフィッターが評している。
Q. Dynamic Gold とどっちを選ぶべき?
A. Dynamic Gold はステップ構造による粘りのしなりで「シャフトをしならせて球を捕まえたい」層、PROJECT X はステップレスの連続テーパーで「シャフトの動きを抑えて低弾道で打ちたい」層に向く。PROJECT X のほうが先端剛性が高く低スピン傾向が強いと海外メディアが整理している。
Q. PROJECT X RED と原型の違いは?
A. RED は同フレックスで原型より軽量化された派生で、ティップが少し柔らかくされ打ち出し角とスピン量がわずかに上がる挙動になっている。原型の硬さは保たれており、PROJECT X の挙動感を残しつつ少し優しい仕様を求める層に向いた設計だと公式が公表している。
Q. ナンバリングフレックスは S/X とどう対応する?
A. 目安として 5.5 ≈ S、6.0 ≈ S/X 中間、6.5 ≈ X、7.0 ≈ X/TX 相当とされるが、PROJECT X は重量管理を行っており振動数管理ではないため、他社シャフトと同じ番手で比べると硬く感じることが多い。実際の選択は試打で振動数とフィーリングの両方を確認するのが推奨される。
Q. PROJECT X LZ や DENALI シリーズとの関係は?
A. LZ はつかまりとしなり感を強めた中元調子寄りの派生、DENALI シリーズはカーボン素材の独立系統で、いずれも別系統として展開されている。本記事では原型 PROJECT X と PROJECT X RED を中心に扱い、これらは比較対象として位置付けている。