- トライアクシャル・カーボンクラウンで軽さと寛容性を両立
- チタン製Exo-Cageが生み出す高い慣性モーメントで直進性を強化
- 44.5/45.5インチの2レングスから自分に合う設定を選べる
2016年登場のキャロウェイBig Bertha Fusionドライバーは、チタン製Exo-Cageと軽量なトライアクシャル・カーボンクラウンを組み合わせ、高い慣性モーメントで寛容性を高めた軽量モデル。ミスヒットでも直進性を保ちやすく、楽に安定して飛ばしたいゴルファーに向く。
2016年に登場したBig Bertha Fusionドライバーは、キャロウェイが新素材トライアクシャル・カーボンを本格投入した節目のモデル。従来のBig Bertha系がつかまり重視の設計だったのに対し、Fusionは軽量化と高い慣性モーメントによる寛容性を前面に押し出した設計で、ミスヒットへの強さを追求したモデルとして展開された。
チタン製の骨格「Exo-Cage」に、編み込み構造のトライアクシャル・カーボンをクラウンとソールへ組み合わせ、浮いた重量を低く深い位置へ再配分。フェースにはハイパースピードフェースカップを採用し、芯を外した打点でも初速の落ち込みを抑える設計になっている。空力を意識した三角形状のヘッドと、航空宇宙分野の専門家との協業で生まれたSpeed Step形状も特徴となっている。
ホーゼルではロフトを調整できるほか、後方のスライドウエイトを動かすことで弾道の傾向をニュートラルとドロー寄りから選べる。さらに44.5インチと45.5インチの2種類の標準長さを用意し、コントロール重視か飛距離重視かをゴルファー自身で選べる構成になっていた。
| 番手 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|
| #1 | ✕ | 460cm³ |
ヘッドスピードがそれほど高くなく、とにかく楽に安定して飛ばしたい中間層のゴルファーに向く一本。軽量な総重量で無理なく振り抜けるうえ、芯を外しても直進性を保ちやすいため、スイングテンポを崩さず振っていける。
ドライバーの当たり所が安定せず、ミスヒットのたびに方向が大きくぶれてしまうゴルファーにも向く。低重心化と高い慣性モーメントでミスヒット時の飛距離ロスを抑えやすい設計のため、スコアの安定に直結しやすい。
セッティングでは、コントロールを重視するなら後方ウエイトが重い44.5インチ、飛距離を伸ばしたいなら45.5インチを軸に検討したい。ホーゼルのロフト調整とスライドウエイトのニュートラル/ドロー設定を組み合わせれば、持ち球の傾向に合わせて微調整もできる。
一方で、意図的に弾道を操作して攻めたい上級者や、低スピンでとにかくヘッドスピードを叩き出したい層には物足りない。スピンや弾道を細かく作り込みたいなら、可変ウエイトを備えた低スピン系のツアー志向モデルを検討した方が満足度は高いだろう。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Big Bertha Fusionドライバー | ○ | 中-高 | △ | ◎ | ソフト | 軽量×高寛容性でミスに強い一本 |
設計の核は、チタンのExo-Cageと軽量なトライアクシャル・カーボンを組み合わせて生まれた余剰重量を、低く深い位置へ再配分すること。操作性よりも直進性と安定感を優先した設計思想で、芯を外した打点でも大きく曲がらず飛距離のロスを抑えやすい。その一方で、軽量化と寛容性重視の設計ゆえに、あえて弾道を作り込みたいゴルファーには物足りなさが残る。
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
13位/全830本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Big Bertha Fusionドライバー |
|
|