- 360度ポケット構造で反発エリアとミスへの許容性を拡大
- 強いグースネックとワイドソールで球をつかまえやすい設計
- ヘッドスピード38m/s以下のゴルファーに向く飛び系アイアン
ブリヂストンPHYZアイアンは、2019年3月発売の5代目モデル。深いポケットキャビティと強いグースネック、ワイドソールでミスに強く、ヘッドスピード38m/s以下のゴルファーでも楽に球を上げて飛ばせる、やさしさ重視の一本だ。
2019年3月8日発売のPHYZアイアンは、「飛びと高い許容性で最適弾道を追求」を掲げる5代目モデル。2011年の初代以来、軟鉄ヘッドと専用設計シャフトを軸に磨き上げてきたPHYZアイアンの現行世代にあたり、パワーに頼らないゴルファーでも効率よく飛ばせることを狙っている。
ヘッドには360度のポケット構造を採用し、スイートエリアと反発エリアを拡大。フェースには高強度材AM355を用いて最薄部1.7mmまで薄肉化し、高初速を追求している。打撃部裏面にはターボラバーを配置し、薄肉フェースになりがちな不快な振動を抑える工夫もされている。
#7〜10・PWの5本セットとAW・SWの単品で構成され、#7は26度のパワーロフトとワイドソールの組み合わせで、楽にボールを飛ばせる設計だ。シャフトは専用設計のPZ-509Iカーボンシャフトで、R2・R・SR・Sの4種類のフレックスから選べる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #7 | 26.0° | ✕ |
| #8 | -° | ✕ |
| #9 | -° | ✕ |
| #10 | -° | ✕ |
| #PW | -° | ✕ |
| #AW | -° | ✕ |
| #SW | -° | ✕ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) |
|---|---|---|---|---|---|
| PZ 509I for PHYZ IRON 2019 | カーボン | 7,8,9,10,P,AW,SW | R2 | - | - |
| PZ 509I for PHYZ IRON 2019 | カーボン | 7,8,9,10,P,AW,SW | R | C9 (#7,8,9,10,P) / D0 (#AW,SW) | 367 g (#9) |
| PZ 509I for PHYZ IRON 2019 | カーボン | 7,8,9,10,P,AW,SW | SR | - | - |
| PZ 509I for PHYZ IRON 2019 | カーボン | 7,8,9,10,P,AW,SW | S | - | - |
まず候補になるのは、ヘッドスピードが上がらず、アイアンで球が上がりにくくなってきた層だ。ヘッドスピード38m/s以下のゴルファー向けに設計された飛び系アイアンで、パワーに頼らず効率よく距離を出したい人と相性がいい。
ミスヒットへの不安が大きい人にも向く。深いポケットキャビティとワイドソールで芯を外しても大きく崩れにくい設計のため、練習量を確保しにくいアベレージ層でも安定してラウンドしやすい。
スライスや球のつかまりの悪さに悩む人とも好相性だ。強いグースネックがインパクトまでのタイミングを助け、振り遅れ気味でもつかまえやすいため、右への抜けを減らしたいゴルファーに扱いやすい。
体力や振り抜きの強さに応じてフレックスを選べる点も実用的だ。R2からSまで4段階のフレックスがそろい、非力な人からある程度振れる人まで対応できるため、体格や体力に合わせて選び分けやすい。
一方で、球を意図的に曲げ分けたい上級者には設計の方向性が合いにくい。ブリヂストンの中でも性格は分かれ、PHYZアイアンは軽量設計とやさしさを軸にしたシニア・アベレージ向けで、操作性を求めるならCB・MBなどTour B系が候補になる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PHYZアイアン(#7〜PWの5本セット) | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | やや硬め | 距離とやさしさを両立した主力レンジ |
| PHYZアイアン(AW・SWの単品) | - | - | △ | ◎ | やや硬め | PW下のギャップを埋める単品ウェッジ |
設計の主眼は深いポケットキャビティと強いグースネックによる寛容性とつかまりやすさにあり、球を大きく曲げ分ける操作性より、まっすぐ楽に飛ばすことを優先した性格だ。2011年の初代から続くPHYZアイアンの系譜の中でも、360度ポケット構造とAM355フェースを新たに採用した現行の5代目にあたり、ミスへの強さと初速の高さを一段と押し進めたモデルといえる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
567位/全612本 (93%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| PHYZアイアン(#7〜PWの5本セット) |
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| PHYZアイアン(AW・SWの単品) |
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