- 会長・三浦勝弘が約5年かけて到達した独自形状
- トゥ側カットで振りやすさを両立したマッスルバック
- S20C軟鉄鍛造ならではの極上の打感
三浦技研 KM-700 は、会長・三浦勝弘が約5年をかけて磨き上げた軟鉄鍛造マッスルバックアイアン。トゥ側を大胆にカットした独自形状で、ブレードらしい操作性と打感を残しつつ振りやすさを高めた一本だ。
KM-700 は2022年に登場した三浦技研のマッスルバックアイアンで、「神の手」と称される会長・三浦勝弘が約5年の開発期間をかけて仕上げたモデルだ。インパクトに向けてヘッドが自然にスクエアへ戻る挙動をテーマに、大胆な面構成で成形された独特のヘッド形状を持つ。同社の伝統的な軟鉄鍛造の系譜に連なりつつ、ブレードの常識を更新する設計思想が込められている。
最大の特徴は、バックフェースのソールトゥ側を大胆にカットした独自形状だ。これにより長めの重心距離による捉まりすぎを抑え、安心して振り抜ける挙動を生む。ヒールエンド位置をトゥ側へ寄せながら重心を最適化し、マッスルバックでありながら左右の打点ブレに強い特性を狙っている。ヘッド単体構成のシングルモデルで、番手はおおむね4番からPWまでがラインアップされる。
素材は柔らかさで定評のあるS20C軟鉄を用いた精密鍛造。ソール頂点からバックフェースへ向けて丸みを持たせたトゥカットグラインドにより、さまざまなライやターフコンディションでの抜けの良さを追求している。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | ヘッド重量 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|---|
| #4 | 23° | ✕ | 1.5° | 60° | 250 g | 3.5mm |
| #5 | 26° | ✕ | 1.5° | 60.5° | 257 g | 3.5mm |
| #6 | 29° | ✕ | 2.0° | 61° | 264 g | 4.0mm |
| #7 | 33° | ✕ | 3.0° | 61.5° | 271 g | 4.0mm |
| #8 | 37° | ✕ | 3.0° | 62° | 278 g | 4.0mm |
| #9 | 41° | ✕ | 4.0° | 62.5° | 286 g | 4.5mm |
| #PW | 46° | ✕ | 6.0° | 63° | 294 g | 5.0mm |
KM-700 がまず向くのは、マッスルバックの操作性と打感を愛しつつ、純粋なブレードのシビアさは少し和らげたい中・上級者だ。打感と操作性を残したまま振りやすさを得たい層に最適な一本といえる。トゥ側カットによる挙動の素直さが、構えたときの安心感につながる。
球を左右に打ち分けたい、ターフコンディションを問わず抜けの良さを求めるという、いわゆる「打てる」プレーヤーにも相性がいい。ショットメイキングを楽しみたい上級者の主力アイアンになり得る性格を備えている。
一方で、芯を大きく外しても結果がほしいアベレージ層には、マッスルバック形状ゆえのシビアさが残る。大きな寛容性を最優先するなら別系統のモデルが無難で、KM-700 はあくまで打感と操作性に価値を見出す人のための選択肢だ。
シングルモデルの構成なので、シリーズ内でのグレード選びに迷う必要はない。KM-700 という一本に三浦勝弘の設計思想が集約されており、三浦技研の鍛造の良さをまず体感したい人にも入り口として薦めやすい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KM-700 | ○ | 中 | ◎ | ○ | 極上 | マッスルバックの中では振りやすい一本 |
シングルモデル構成のため評価軸は1行に集約した。マッスルバックとしての操作性と打感を最優先しつつ、トゥ側カットによってブレード基準では高めの寛容性を確保しているのがKM-700の設計思想の核となっている。あくまでボールをしっかり打てるゴルファー向けで、安心感の大きい大型ヘッドを求める層には別カテゴリのモデルが合う。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
369位/全377モデル (98%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| KM-700 |
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