- 三浦技研が手がけた本格的な中空アイアン
- クロムモリブデン鋼フェースと肉厚設計で重厚な打感
- バーサタイルソール(MVS)でライを選ばない抜け感
IC-602 は三浦技研が初めて本格展開した中空アイアン。軟鉄鍛造を凌駕する打感を掲げつつ、つかまりと上がりやすさを両立し、ミウラの打感を求める幅広い層に間口を広げた一本だ。
IC-602 は 2024 年に登場した三浦技研の中空アイアン。軟鉄鍛造で名を馳せてきたメーカーが、開発に長い歳月をかけて仕上げた一本で、中空構造の弱点とされる打感の軽さを抑え込むことを最優先に設計された。やや小振りのヘッドサイズで構えやすさと操作性に配慮しつつ、つかまりと上がりやすさを足し、ミウラの世界に入りやすくしている。
本体には加工しやすい 8620 軟鉄を使い、ロフトやライ角の微調整に対応する。#3〜#9 のフェースには弾きのよいクロムモリブデン鋼を、PW・GW には S35C を採用。あえて肉厚にしたフェースが重厚な打感を生むのが特徴だ。内部のタングステンで重心を深く設定し、上がりやすさと寛容性を確保している。
F.P.値とインパクトロフトの関係に着目した独自フィッティング「9 Position Fitting」で各番手の弾道を最適化。さらに、ウェッジのソール研究から進化させた「Miura Versatile Sole(MVS)」が、幅広い入射角でも引っかからない抜け感を約束する。
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| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | ヘッド重量 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|---|
| #3 | 20° | ✕ | 5° | 59.5° | 239 g | 3.0mm |
| #4 | 22° | ✕ | 6° | 60° | 246 g | 3.3mm |
| #5 | 24° | ✕ | 8° | 60.5° | 253 g | 3.5mm |
| #6 | 27° | ✕ | 10° | 61° | 260 g | 3.7mm |
| #7 | 30° | ✕ | 10° | 61.5° | 267 g | 4.0mm |
| #8 | 34° | ✕ | 10° | 62° | 274 g | 4.3mm |
| #9 | 38° | ✕ | 12° | 62.5° | 281 g | 4.5mm |
| #PW | 43° | ✕ | 13° | 63° | 288 g | 4.7mm |
| #GW | 48° | ✕ | 14° | 63° | 295 g | 5.0mm |
第一に向くのは、軟鉄鍛造の打感は好きだがミスへの寛容性も欲しい中級者層だ。中空構造で芯を外したときの落ち込みが小さく、上がりやすさも備えるため、難しいモデルに不安を感じてきた人でも構えやすい。
つかまりと高弾道を求める層にも合う。内部のタングステンで重心が深く取られ、球が上がりにくくなってきたゴルファーの高さを取り戻しやすい。やや小振りのヘッドは見た目の安心感と操作性のバランスが取れている。
一方で、徹底した操作性や薄いトップラインを最優先する上級者には、同ブランドのマッスルバックやキャビティの方が好みに合う場合がある。IC-602 は打感の質を保ったまま間口を広げた中庸なポジションとして選ぶのが正解だ。
三浦技研はフィッティング前提のブランドで、シャフトやライ角の合わせ込みで仕上がりが大きく変わる。試打とフィッティングを経て自分仕様に組むことで真価を発揮する一本といえる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| IC-602 | ○ | 中-高 | ○ | ○ | 重厚 | 打感重視のやさしい中空 |
飛距離一辺倒に振らず、つかまり・上がりやすさと打感の質を同時に狙ったのが IC-602 の設計思想。中空ながら詰まり感の少ない重厚な打音で、寛容性を確保しつつもミウラらしいフィードバックを残している。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
262位/全601本 (44%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
358位/全377モデル (95%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| IC-602 |
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