- 新合金i-ALLOYでシリーズ唯一の鋳造ヘッド
- 番手別ブレード長設計でロングアイアンをやさしく
- 公式チャートで飛距離・寛容性がシリーズ最上位
スリクソンZXiRアイアンは2026年9月12日発売の新機種。新合金i-ALLOYを精密鋳造で成型したボディに番手別ブレード長設計とレーザーミーリングを組み合わせ、シャープな顔つきを保ったままシリーズ最大の飛距離性能と寛容性を狙う1機種構成だ。
ZXiRアイアンは2026年9月12日発売のZXiシリーズの新顔で、前世代で寛容性を担っていた中空構造のZXi4に代わる立ち位置にある。シャープな顔つきを保ったままやさしさに振り切った点が最大の特徴で、スリクソンがやさしさ重視カテゴリーへ本格的に踏み込んだモデルだと海外の試打メディアも評している。
同日発売のアイアンは、打感と操作性のZXi7、全性能を高水準でまとめたZXi5、本機ZXiRの3機種。メーカー公式の相対チャートではZXiRが飛距離性能と寛容性で最上位に置かれ、打感と操作性は最も控えめという整理だ。数字が小さいほどやさしい従来の並びが、Rという記号に置き換わった。
ボディはクリーブランドのRTZ2ウェッジ用素材をアイアン向けに改良した独自合金i-ALLOYを精密鋳造で成型。フェースは打点シミュレーションに基づく肉厚設計で周辺部の溝を広げ、たわみを増やして反発性能と低重心化を両立させた。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|
| #5 | 22.0° | ✕ | 14.0° | 61.0° | 2.2mm |
| #6 | 25.0° | ✕ | 15.0° | 61.5° | 2.7mm |
| #7 | 28.5° | ✕ | 16.0° | 62.0° | 3.3mm |
| #8 | 33.0° | ✕ | 16.0° | 62.5° | 3.4mm |
| #9 | 38.0° | ✕ | 17.0° | 63.0° | 3.6mm |
| #PW | 43.0° | ✕ | 18.0° | 63.5° | 3.9mm |
| #AW | 48.0° | ✕ | 18.0° | 63.5° | 4.5mm |
| #SW | 54.0° | ✕ | 18.0° | 63.5° | 4.6mm |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DIAMANA ZXi II for IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,PW,AW,SW | S | C9 (#5,6,7,8,9,PW) / D0 (#AW,SW) | 373 g (#5) / 388 g (#7) | 70.5 g | 3.5 |
| DIAMANA ZXi II for IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,PW,AW,SW | SR | C9 (#5,6,7,8,9,PW) / D0 (#AW,SW) | - | 68.5 g | 3.5 |
| DIAMANA ZXi II for IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,PW,AW,SW | R | C9 (#5,6,7,8,9,PW) / D0 (#AW,SW) | - | 67.0 g | 3.5 |
| N S PRO 950GH NEO | スチール | 5,6,7,8,9,PW,AW,SW | S | D2 (#5,6,7,8,9,PW) / D3 (#AW,SW) | 400 g (#5) / 416 g (#7) | 96.5 g | 1.7 |
| N S PRO 950GH NEO | スチール | 5,6,7,8,9,PW,AW,SW | R | D2 (#5,6,7,8,9,PW) / D3 (#AW,SW) | - | 93.0 g | 1.9 |
ヘッドスピード40m/s前後で、番手なりの高さとキャリーが残らなくなってきた初〜中級者には、ZXiRが最も素直な選択肢になる。低重心化とストロングロフトの組み合わせで、芯を少し外した日でも距離の落ち込みが小さい設計だ。
「アイアンらしいすっきりした顔で構えたいが、やさしさは譲れない」という層にも向く。トップラインは他のスリクソンより厚めながら造形が整い、構えたときの安心感とシャープさが両立していると海外の試打メディアが評している。
逆に、球を意図的に曲げたい上級者や、軟鉄鍛造ならではの軟らかい打ち味を最優先する層はZXi5やZXi7が本線。鋳造ボディのZXiRは打ち味が引き締まる方向にあり、操作性と打感ではシリーズ内で最も控えめな位置付けだ。
住み分けは明快で、やさしさと飛距離ならZXiR、万能さならZXi5、操作性と打感ならZXi7という3段構成。長い番手だけZXiRにして短い番手を上級機で揃えるコンボセットも組みやすい。
セットは#6〜PWの5本構成で、#5とAW・SWは単品扱い。純正シャフトは軽量カーボンと中量スチールの2種のみで、重量級スチールは特注や差し替えの相談が前提になる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ZXiR | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | しっかり | 飛びとやさしさに振った新顔 |
| ZXi5(同日発売の中間機) | ○ | 中 | ○ | ○ | マイルド | 全性能を高水準でまとめた基準機 |
| ZXi7(同日発売の上級機) | △ | 中-低 | ◎ | △ | とても軟らかい | 打感と操作性を突き詰めた1本 |
評価はメーカー公式が公開するシリーズ内の相対チャートと、発表時点の各社ギア記事の記述をもとにした位置付け。ZXiRはロフトがシリーズで最もストロングに振られており、低重心化と番手別グルーブ設計で高さとスピンを補う組み立てになっている。上げやすさと直進性を優先したぶん、意図的に曲げる幅は控えめだ。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
448位/全1286本 (35%・普通)
1025位/全1302本 (79%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
786位/全819モデル (96%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| ZXiR |
|
|
| ZXi5(参考) |
|
|
| ZXi7(参考) |
|
|