- 軟鉄中空+ スピードフォームエアーの中堅プレイヤーズ系
- FLTD CG デザインで番手別に重心高さを最適化
- 2017 / 2020 / 2024 の 3 世代で漸進的に進化
テーラーメイドのプレイヤーズ系中空アイアン P770 を世代横断で解説。コンパクトなマッスルバック調の外観とスピードフォームエアー搭載の軟鉄中空ボディで操作性と寛容性を両立し、Qi 系のゲーム改善寄りや P790 のより飛距離寄りとは異なる中堅プレイヤーズ枠の立ち位置を整理する。
P770 はテーラーメイドの P 700 シリーズの中で、P790 と P・7CB の中間に位置するプレイヤーズディスタンス系の中空アイアン。Qi アイアンに代表されるゲーム改善ラインがやさしさ最優先で寛容性を稼ぐのに対し、P770 はコンパクトなマッスルバック調の外観を保ったまま中空構造で打点ブレへの耐性を底上げする思想で設計されている。
本ページが扱うのは 2017 年初代・2020 年 2 代目・2024 年 3 代目の 3 世代。すべて軟鉄中空構造をベースに、世代を追うごとに内部タングステンウェイトの配置とフェース剛性、フィーリング設計が改良されてきた。コンボセット運用の相方として同時期に発売される P・7CB(軟鉄鍛造キャビティ)や P790(よりヘッドが大きく寛容性寄りの中空モデル)と兄弟関係にある。
軟鉄ボディに鍛造フェースを組み合わせ、内部に スピードフォームエアーを充填して打感と打音を整えるのが共通設計。世代ごとに FLTD CG(番手別重心設計)やスルースロットスピードポケット、内蔵タングステンウェイトの量と配置を改良している。
|
|
|
|
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #3 | 19.5° | ✕ | 60.5° |
| #4 | 22.5° | ✕ | 61.0° |
| #5 | 25.5° | ✕ | 61.5° |
| #6 | 29.0° | ✕ | 62.0° |
| #7 | 33.0° | ✕ | 62.5° |
| #8 | 37.0° | ✕ | 63.0° |
| #9 | 41.5° | ✕ | 63.5° |
| #PW | 46.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD EX TOUR ISSUE | S200 | D2 (#3,4,5,6,7,8,9) / D3 (#P) | 432 g (#5) | 131 g | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | S | D2 (#3,4,5,6,7,8,9) / D3 (#P) | 411 g (#5) | 106.5 g | 1.7 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #5 | 25.5° | ✕ | 61.5° |
| #6 | 29.0° | ✕ | 62.0° |
| #7 | 33.0° | ✕ | 62.5° |
| #8 | 37.0° | ✕ | 63.0° |
| #9 | 41.0° | ✕ | 63.5° |
| #PW | 45.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 120 LUXURY BLACK | スチール | 5,6,7,8,9,PW | S | - | - | - | - | - |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #4 | 22.0° | ✕ | 61.0° |
| #5 | 25.5° | ✕ | 61.5° |
| #6 | 29.0° | ✕ | 62.0° |
| #7 | 33.0° | ✕ | 62.5° |
| #8 | 37.0° | ✕ | 63.0° |
| #9 | 41.0° | ✕ | 63.5° |
| #PW | 45.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DIAMANA BLUE TM60 IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,P,A,S | R | C9 | - | - | - | - |
| DIAMANA BLUE TM60 IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,P,A,S | S | D0 | - | - | - | - |
| NS PRO 820GH | スチール | 5,6,7,8,9,P,A,S | R | D1.5 | - | - | - | - |
| NS PRO 910GH | スチール | 5,6,7,8,9,P,A,S | S | D2 | - | 110 g | 6.0 | 先中 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #4 | 22.5° | ✕ | 61.0° |
| #5 | 25.5° | ✕ | 61.5° |
| #6 | 29.0° | ✕ | 62.0° |
| #7 | 33.0° | ✕ | 62.5° |
| #8 | 37.0° | ✕ | 63.0° |
| #9 | 41.0° | ✕ | 63.5° |
| #PW | 46.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD EX TOUR ISSUE | スチール | 3,4,5,6,7,8,9,PW | S200 | - | - | - | - | - |
| DIAMANA THUMP 95 | カーボン | 3,4,5,6,7,8,9,PW | S | - | - | - | - | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | S | - | - | 106.5 g | 1.7 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #3 | 20.0° | ✕ | -° |
| #7 | 33.0° | ✕ | 62.5° |
HS 40〜45m/s 帯のミドル〜上級者で、コンパクトなプレイヤーズ系の見た目を維持しつつ打点ブレへの保険を効かせたい層には P770 アイアン 2024年モデル。歴代で最も柔らかい打感と内蔵タングステン拡張で、軟鉄キャビティから中空への移行ハードルが下がっている。
P770 路線をオーソドックスに味わいたい / 流通の選択肢を広く取りたい層には P770 アイアン 2020年モデル も依然有力。ノーマルロフト設定で中空らしい初速を稼ぎつつマッスルバック調のシェープと操作幅を両立した「全部入り」感が国内メディアで高く評価された世代。
シリーズ住み分けは TM アイアン群の中で P770 が中堅プレイヤーズ枠。Qi 系は寛容性最優先のゲーム改善、P・7CB / P・7MC / P・7MB は操作性寄りの上位プレイヤーズ、P790 は P770 より大きく飛距離・寛容性寄りの中空。完全ブレードからの乗り換え検討層は P・7CB と P770 のコンボセッティング (ロング = P770 / ミドル〜ショート = P・7CB) も選択肢。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P770 アイアン 2024年モデル | ○ | 中-高 | ○ | ◎ | ソフト | 歴代最良の打感と寛容性を備える 3 代目 |
| P770 アイアン 2020年モデル | ◎ | 中 | ○ | ○ | マイルド | 中空 P770 の路線を確立した 2 代目 |
| P770 アイアン 2017年モデル | ○ | 中 | ◎ | △ | シャープ | 中空 P770 の出発点となる初代 |
世代を追うごとに「コンパクトな見た目を保ったまま寛容性とフィーリングを引き上げる」改良が積み重ねられているのが P770 シリーズの特徴。2024 年モデルではタングステンウェイトが従来より下の番手まで内蔵範囲を拡大し、番手間でのフィーリング差が縮小している。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
346位/全377モデル (92%・高め)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
357位/全377モデル (95%・高め)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
67位/全601本 (11%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| P770 アイアン 2024年モデル |
|
|
| P770 アイアン 2020年モデル |
|
|
| P770 アイアン 2017年モデル |
|
|