写真: Pvt pauline / Wikimedia Commons CC BY-SA
Masahiro Kuramoto ・ クラモト マサヒロ
学生4連覇から「59」まで、技巧で30勝を刻んだ天才肌
倉本昌弘 ― プロ初戦でいきなり優勝、日本ツアー30勝を駆け抜け、選手から会長へ 物語・名場面・人物像を読む →広島県出身。日本大学時代に日本学生選手権4連覇という空前絶後の記録を打ち立て、日本アマでも3勝を挙げた。1980年には中四国オープンをアマチュアで制覇。1981年にプロ転向し、1982年の全英オープンで日本選手歴代最高の4位タイに入ると、同年の日本プロを初出場で制する鮮烈なデビューを飾った。1992年にはプロ入り後25勝に到達して永久シードを獲得。2003年のアコムインターナショナル初日には国内ツアー競技史上初の「59」をマークし、同じ大会で通算30勝目を手にした。シニア転向後も日本シニアオープン2勝・賞金王2回を含む通算9勝を積み上げ、欧州シニアツアーでも勝利。日本プロゴルフ協会会長を8年間務めるなど、競技の発展にも貢献し、2023年度に日本プロゴルフ殿堂入りした。
飛距離よりも正確なショットと多彩な小技を武器にした技巧派。サンドウェッジを得意とし、アマチュア時代から際立った安定感でスコアをまとめてきた。2003年に記録した国内ツアー初の「59」は、その緻密なゴルフを象徴する一打だ。主戦場のJGTOはストロークスゲインドを公開していないため、勝利数や永久シード入りといった実績が完成度の高さを示している。