- Bシリーズで唯一のレフトハンド展開となったドライバー
- ドローバイアスデザイン2.0でつかまりの良い高弾道を実現
- スリップレスバイトミーリングでフェースの滑りを抑える
B2HT LEFT HANDドライバーは、つかまりと高弾道を担うB2HTを左利き向けに展開した2023年11月発売のモデル。右用に遅れて追加された数少ないレフティ機で、スライスを抑えてやさしく飛ばしたい左打ちのアベレージ層に応える。
2023年9月に発売されたBシリーズのドライバーは、強弾道と操作性のB1ST、つかまりと高弾道のB2HT、ロースピン特化のB-Limited B1LSという3本立て。そのうちレフトハンドが用意されたのはB2HTだけで、右用に2ヶ月遅れる2023年11月に追加された。左打ちのゴルファーが最新のBシリーズに触れるための窓口となる一本だ。
ヘッドの設計思想は右用のB2HTと共通で、JGRのDNAを継ぐつかまりの良い高弾道設計をそのまま踏襲する。異なるのはラインアップの幅で、右用がロフト9.5度と10.5度の2通りから選べるのに対し、レフトハンドは10.5度の1通りに絞られる。標準シャフトもVANQUISH BS50に一本化されている。
つかまりを追求したドローバイアスデザイン2.0に、2gと8gのウエイトスクリューを入れ替えてつかまりと慣性モーメントを切り替える可変機構を搭載。フェースにはボールの滑りを抑えるスリップレスバイトミーリング、フェース裏を支えるサスペンションコアを組み合わせる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 10.5° | 〇 | 59.0° | 460cm³ |
まず候補になるのは、左打ちでスライス系のミスに悩むアベレージ層だ。フェースが返りやすく、右へ抜けるミスを減らしてやさしく飛ばせる設計で、つかまえる意識が薄くても球が集まりやすい。振り切って飛ばしたい人ほど持ち味が出る。
球の高さに不安がある層にも向く。ヘッドスピードが速くなくても自然と高めの打ち出しになるのがB2HTの持ち味で、標準のVANQUISH BS50は軽量寄りの設定のため振り抜きやすい。フレックスはS・SR・Rから選べるので、パワーに合わせた調整が効く。
一方で、つかまり過ぎを嫌う左打ちの上級者には合わせにくい。意図的に球を曲げ分けたい層には操作の幅が物足りないうえ、Bシリーズで操作性を担うB1STにはレフトハンドの設定がないためだ。強い球を抑えて打ちたい左打ちのゴルファーは、可変ウエイトを慣性モーメント側に振るか、しっかりめのカスタムシャフトで整えるのが現実的な手段になる。
シリーズ内の住み分けはシンプルで、左打ちで最新のBシリーズを使うならB2HT LEFT HANDが実質的に唯一の選択肢になる。右打ちであればB1STやB-Limited B1LSまで選べるが、左打ちはこの一本にウエイトとシャフトで幅を持たせる形になる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| B2HT LEFT HAND | ○ | 中-高 | △ | ◎ | マイルド | 左打ち向けのつかまり重視機 |
| (参考)B2HT(右用) | ○ | 中-高 | △ | ◎ | マイルド | ロフト選択肢が1段階多い右用 |
| (参考)B1ST(右用のみ) | ○ | 中 | ◎ | ○ | しっかり | 強弾道と操作性の市販主力 |
性格は右用のB2HTと変わらず、フェースが返りやすくつかまえやすい顔つきで、球が自然と上がる。左打ちの場合、選べるのは10.5度の1通りなので、弾道の微調整はウエイトの入れ替えとホーゼルのポジション、そしてシャフト選びで行うことになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
484位/全2120本 (23%・大きい)
14位/全926本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| B2HT LEFT HAND |
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