- 低・深重心設計でやさしい高弾道を実現
- 広反発設計の薄肉AM355フェースで初速アップ
- カーボン・スチール3種のシャフトから選べる
ブリヂストンPhyzアイアンは、2012年11月発売のPhyzシリーズ2代目アイアン。低・深重心設計と広反発フェースの採用により、りきまず高弾道でやさしく飛ばせる設計で、2014年発売の後継Phyz IIIアイアンへ続く、シニア・アベレージ向けの一本だ。
2012年11月発売のPhyzアイアンは、2011年3月発売の初代『ツアーステージPHYZアイアン』に続く2代目にあたり、ブランド名からツアーステージの冠を外し、独立したPhyzシリーズとして展開された。りきまず、高弾道で、やさしく飛ばせることをテーマに掲げた設計思想は、2014年発売の後継Phyz IIIアイアンへと引き継がれていく。
ヘッド上部を薄肉化し、浮いた重量をソール側とタングステンウエイトへ再配分して低・深重心化した設計。ボディはLDステンレスの精密鋳造、フェースは広反発のL字形状で薄肉のマレージング鋼AM355を採用し、反発性能を高めた。裏面のスーパーターボラバーが振動を抑え、ソフトな打感に仕上げている。
7番は31度というパワーロフト設計で、4番から9番、PWの7本構成。5本セット(6番〜PW)に4番・5番を単品で追加でき、PWの下にはPS・SWの単品も用意される。シャフトは専用設計カーボンのPZ-503Iに加え、軽量スチールのNS PRO 800GHウエイトフロー(R)・900GHウエイトフロー(S)を用意し、体力や振り抜きの強さに応じてカーボン・スチールから選べる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #4 | 21.0° | ✕ |
| #5 | 24.0° | ✕ |
| #6 | 27.0° | ✕ |
| #7 | 31.0° | ✕ |
| #8 | 36.0° | ✕ |
| #9 | 41.0° | ✕ |
| #PW | 47.0° | ✕ |
まず候補になるのは、加齢や非力さでヘッドスピードが上がりにくくなったシニア層だ。低・深重心設計と広反発フェースで、りきまず振り抜いても高弾道でやさしく飛ばせる設計のため、球が上がらなくなった人と相性がいい。
ミスヒットへの不安が大きい人にも向く。初代より大型化したヘッドと広反発フェースの組み合わせで、芯を外しても弾道が大きく崩れにくく、練習量を確保しにくいアベレージゴルファーでも安定してラウンドしやすい。
金属的な硬さが苦手で、ソフトな打感を求める人にも選択肢だ。キャビティ裏面のスーパーターボラバーがフェースの余分な振動を抑え、鋳造ヘッドでも扱いやすいソフトな打感に仕上げている。
一方、球を意図的に操作したい上級者には方向性が合いにくい。ブリヂストンの中でも性格は分かれ、Phyzアイアンは軽量設計とやさしさを軸にしたシニア・アベレージ向けで、操作性を求めるならTour Stage/Tour B系が候補になる。
セットで組むなら、同時期のPhyzドライバーやフェアウェイウッドとの相性がいい。専用設計シャフトと低重心化技術でやさしい飛びを狙う設計が共通し、バッグ全体の性格を統一しやすい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Phyzアイアン(4番〜PWの7本) | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | マイルド | やさしい飛びを追求した主力レンジ |
| Phyzアイアン(PS・SWの単品) | - | - | △ | ◎ | マイルド | グリーン回りの距離感を補う単品ウェッジ |
設計の主眼は低・深重心設計と広反発設計による高初速化と、キャビティ内蔵ラバーによるソフトな打感の両立にあり、操作性よりもやさしく真っすぐ飛ばすことを優先した性格だ。初代ツアーステージPHYZアイアンから続く『りきまず飛ばす』というコンセプトを受け継ぎつつ、大型化したヘッドと軽量化で扱いやすさを高めた、シニア・アベレージ向けの一台といえる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
187位/全612本 (31%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Phyzアイアン(4番〜PWの7本) |
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| Phyzアイアン(PS・SWの単品) |
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