- Forged・Hot Metal・Tourの3グレードで打感と飛距離を選べる
- Hot Metalは国内名スピードメタル、クロモリ製の中空フェース
- Tourは1025E軟鉄鍛造の一体成型でコンパクトな設計
ミズノJPX-900アイアンは2016年発売、Forged・Hot Metal(国内名スピードメタル)・Tourの3グレード構成。軟鉄鍛造の打感を軸に飛距離と寛容性を高めたHot Metal、操作性重視のTourまで、腕前と好みに応じて選べる。
2016年11月に発売されたJPX-900アイアンは、前作JPX-850の流れを汲みつつ素材と構造を刷新したミズノの主力アイアンシリーズ。軟鉄鍛造の打感を保ちながら飛距離性能を高めるという長年のテーマに、グレードごとに異なる素材で応えたのが最大の特徴になっている。
ラインアップは軟鉄ボロン鋼を鍛造したForged、クロモリ鋼の中空フェースを採用したHot Metal(国内ではスピードメタルの名称で展開)、単一ビレットから鍛造されたコンパクトなTourの3グレード。ForgedとHot Metalは番手ごとのロフトと長さが共通で、混在使用も想定された設計になっている。
Forgedは軟鉄にボロンを微量加えた「軟鉄ボロン鋼」を鍛造後にフェースだけ急冷処理し、Tスロット加工でアンダーカット部を広げている。Hot Metalはクロモリ鋼のカップフェース構造で薄肉化を進め、Tourはパワーフレーム構造でトップライン剛性を高め打感と音響を両立させた。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|
| #4 | 21.0° | ✕ | 1.0° | 60.0° | 2.5mm |
| #5 | 24.0° | ✕ | 2.0° | 60.5° | 2.8mm |
| #6 | 27.0° | ✕ | 2.0° | 61.0° | 3.0mm |
| #7 | 31.0° | ✕ | 3.0° | 61.5° | 3.3mm |
| #8 | 35.0° | ✕ | 4.0° | 62.0° | 3.5mm |
| #9 | 40.0° | ✕ | 5.0° | 62.5° | 3.8mm |
| #PW | 45.0° | ✕ | 6.0° | 63.0° | 4.0mm |
| #GW | 50.0° | ✕ | 7.0° | 63.0° | 4.3mm |
| #SW | 55.0° | ✕ | 12.0° | 63.0° | 3.3mm |
| シャフト名 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| N S PRO 950GH HT | S | D1 (#4,5,6,7,8,9,PW) / D2 (#GW,SW) | 98.0 g | 1.8 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|
| #5 | 24.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #6 | 27.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #7 | 31.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #8 | 35.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #9 | 40.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #PW | 45.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #GW | 50.0° | ✕ | -° | -° | - |
| #SW | 55.0° | ✕ | -° | -° | - |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MZ1190 STEEL SHAFT | スチール | 5,6,7,8,9,PW | S | - | - | - | - |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|---|
| #3 | 21.0° | ✕ | -° | 59.5° | - |
| #4 | 24.0° | ✕ | -° | 60.0° | - |
| #5 | 27.0° | ✕ | -° | 60.5° | - |
| #6 | 30.0° | ✕ | -° | 61.0° | - |
| #7 | 34.0° | ✕ | -° | 61.5° | - |
| #8 | 38.0° | ✕ | -° | 62.0° | - |
| #9 | 42.0° | ✕ | -° | 62.5° | - |
| #PW | 46.0° | ✕ | -° | 63.0° | - |
軟鉄鍛造の打感を残しつつ飛距離も欲しい中〜上級者にはForgedが軸になる。ポケットキャビティと薄肉フェースの組み合わせでミスヒットへの寛容性を確保しながら、伝統的な軟鉄アイアンに近い打感を味わえるため、番手が上がるほど操作性を求めるゴルファーにも扱いやすい。
やさしさと飛距離を最優先したいゴルファーには、クロモリ製の中空フェースを備えたHot Metal(国内名スピードメタル)が向く。芯を外した時の距離ロスが小さく、初心者から中級者まで安定した弾道を出しやすい点が支持されている。
球筋を意図的に打ち分けたい上級者やシングルクラスには、コンパクトなヘッドと薄いトップラインを持つTourが選択肢になる。狙った弾道は作りやすい反面ミスヒットへの許容度は小さく、安定したスイングが前提のグレードといえる。
3グレードの住み分けを整理すると、ForgedとTourは軟鉄鍛造で打感を重視し、Hot Metalはクロモリ製の中空フェースでやさしさと飛距離を重視する設計思想の違いがある。ForgedとHot Metalはロフトと長さが共通なので、番手ごとにグレードを組み合わせたコンビセットを作りやすいのも特徴だ。
迷ったときは、打感重視で扱いやすさも欲しいならForged、とにかくやさしく飛ばしたいならHot Metal、操作性と打感を突き詰めたいならTourという順で試打を組むと選びやすい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Forged | ○ | 中 | ○ | ○ | マイルド | 打感と飛距離を両立する主力モデル |
| Hot Metal(スピードメタル) | ◎ | 高 | △ | ◎ | パワフル | やさしさと飛距離を最優先した中空構造 |
| Tour | △ | 中-低 | ◎ | △ | マイルド | 操作性と打感を追求したコンパクトモデル |
ロフト設定を比べると、7番はForged・Hot Metalがともに31度なのに対し、Tourは34度とやや伝統的。番手ごとの打感と操作性を重視するならTour、飛距離のギャップを詰めたいならForgedやHot Metalという住み分けが、実測ロフトの上でも成立している。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
222位/全697本 (32%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
222位/全697本 (32%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
19位/全697本 (3%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Forged |
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| Hot Metal(スピードメタル) |
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| Tour |
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