- Tシリーズで最もやさしい飛び系のゲームインプルーブメントモデル
- 薄いフェースを支えるマックスインパクトテクノロジーで高初速
- ロングアイアンに高比重タングステンを配し低重心と寛容性を両立
タイトリストT300アイアンは、2019年発表のTシリーズで最も寛容性と飛距離に振ったゲームインプルーブメントモデル。名器AP1の系譜を継ぎ、幅広ソールと低重心設計、マックスインパクトテクノロジーで、ミスに強く高く上がってよく飛ぶやさしさを実現した一本だ。
T300は、タイトリストがAPシリーズをTシリーズへ刷新した2019年に、T100・T200とともに登場した3機種の一角だ。その中でT300は最も寛容性と飛距離に寄せた設計で、長く支持された名器AP1の後継にあたる。タイトリストの中で最もやさしく、飛距離を稼げる立ち位置のアイアンとして展開された。
ボディは17-4ステンレスの鋳造で、バックフェースを深くえぐったポケットキャビティ構造とマックスインパクトテクノロジーがやさしさの核だ。薄く設計した広いフェースの裏側を、ポリマーとスチールのサポート構造で支え、オフセンターでも初速が落ちにくい。ロングアイアンには高比重タングステンを重心近くに集め、低く深い重心で高弾道と直進性を引き出している。
Tシリーズで最も大きいミッドサイズヘッドに、厚めのトップラインと幅広ソールを合わせ、構えた時の安心感を高めている。ソールの抜けの良さとフェースの動きにくさがミスを最小限に抑える。それでいて派手すぎない顔つきに仕上げ、タイトリストらしいシャープさも残している。
|
|
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #4 | 20.0° | ✕ | 61.0° |
| #5 | 23.0° | ✕ | 62.0° |
| #6 | 26.0° | ✕ | 62.5° |
| #7 | 29.0° | ✕ | 63.0° |
| #8 | 33.0° | ✕ | 63.5° |
| #9 | 38.0° | ✕ | 64.0° |
| #PW | 43.0° | ✕ | 64.0° |
| #AW | 48.0° | ✕ | 64.0° |
| #SW | 53.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Titleist KUROKAGE 60 | - | 4,5,6,7,8,9,PW,AW,SW | S | - | - | - |
| シャフト名 | フレックス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | S | 106.5 g | 1.7 |
| シャフト名 | フレックス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|
| N S PRO 950GH NEO | R | 94.5 g | 1.9 |
T300がまず向くのは、ミスに強く、高く上がってよく飛ぶやさしさを最優先したいアベレージゴルファーだ。芯を外しても大きく曲がらず距離の落ち込みも小さいので、スコアづくりの土台になる。7番でしっかり距離が欲しい、グリーンを上から狙いたいという層にぴたりとはまる。
払い打ちでボールを拾うタイプや、こすり球で飛距離をロスしがちな人にも好相性だ。ヘッドが勝手に返らないぶん引っかけにくく、方向性が安定する。手を使ってつかまえにいくスインガーには曲げにくく感じるが、同じ動きを繰り返しやすいオートマチックさは大きな武器になる。
純正はN.S.PRO 950GH neoとN.S.PRO MODUS3 TOUR105の軽量スチールに、カーボンのKUROKAGE 60を加えた構成で、重いモデルからの軽量化や、やさしいタイトリストを探す層にも組みやすい。Tシリーズの中では手に取りやすい価格帯なのも、はじめてのタイトリストとして選ばれる理由になっている。
住み分けとしては、顔の小ささと打感、操作性を求めるなら上級者向けのT100、コンパクトさとやさしさのバランスを取りたいならプレーヤーズディスタンスのT200が候補になる。その中でT300は、飛距離と寛容性を最優先する中級〜アベレージ層の受け皿だ。ミドル以上をやさしいT300、ショート側をT200やT100で締めるコンボセットも住み分けとして成り立つ。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| T300 | ◎ | 高 | △ | ◎ | 弾き感 | Tシリーズで最もやさしい飛距離重視モデル |
飛距離と寛容性に全振りした性格で、低スピンながら高く上がってキャリーを稼ぐオートマチックな弾道が身上だ。フェースローテーションが控えめで左右のブレを抑えやすい反面、球を操作したい人や、しっかり打ち込んでスピンで止めたい高ヘッドスピード層には物足りなさも残る。打感は軟鉄鍛造の柔らかさではなく、弾きの強いソリッドな感触になる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
386位/全622本 (62%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| T300 |
|
|