- 軟鉄鍛造の打感をベースに「飛び」を獲得した飛び系フォージド
- ソールとバックフェースをタングステンで成型し低・深重心化
- 2016 / 2018の2世代が中古市場で選択肢として残る
タイトリストVG3アイアンは、軟鉄鍛造の打感とタングステンウェイトによる寛容性を両立した「やさしいフォージド」シリーズ。中上級者がアイアンで楽をしたい場面に応える、飛距離と打感のバランスを狙った日本市場向け飛び系フォージドです。
VG3アイアンはタイトリストが日本市場向けに展開してきた飛び系フォージドで、Tシリーズの操作性志向とは別軸で飛距離と寛容性を取りに行く軟鉄鍛造という立ち位置を担います。公式は一貫して「飛びを極めた軟鉄鍛造アイアン」と紹介しています。
本記事の対象は、軟鉄鍛造ボディをそのまま採用したスタンダードモデル2世代(2016年・2018年)です。同時期にはマレージングフェースで飛距離をさらに伸ばした兄弟モデル「VG3アイアンTYPE-D」も併売されていますが、本記事ではスタンダードの軟鉄鍛造機をまとめて整理します。
共通技術はディープアンダーカットキャビティと薄肉フェースによる反発性能、ソール部のタングステン成型による低・深重心化、トウ・ヒールのタングステンウェイトによる慣性モーメント向上です。2018年モデルではこれに加えて、フェース・ネック一体鍛造で薄肉フェースとソフトな打感を両立させています。
|
|
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|---|
| #5 | 22.0° | ✕ | -° | 62.0° |
| #6 | 24.0° | ✕ | -° | 62.5° |
| #7 | 26.0° | ✕ | -° | 63.0° |
| #8 | 29.0° | ✕ | -° | 63.5° |
| #9 | 33.0° | ✕ | -° | 64.0° |
| #PW | 38.0° | ✕ | -° | 64.0° |
| #AW | 43.0° | ✕ | -° | 64.0° |
| #W | 49.0° | ✕ | -° | 64.0° |
| #SW | 55.0° | ✕ | -° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Titleist VGI VG3 IRONS 2018 USE | カーボン | 7 | S | D0 | 375 g | - | - | - |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|---|
| #5 | 24.0° | ✕ | -° | -° |
| #6 | 27.0° | ✕ | -° | -° |
| #7 | 30.0° | ✕ | -° | 63.0° |
| #8 | 34.0° | ✕ | -° | -° |
| #9 | 39.0° | ✕ | -° | -° |
| #PW | 44.0° | ✕ | -° | -° |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|---|
| #5 | 24.0° | ✕ | -° | 62.0° |
| #6 | 27.0° | ✕ | -° | -° |
| #7 | 30.0° | ✕ | -° | 63.0° |
| #8 | 34.0° | ✕ | -° | -° |
| #9 | 39.0° | ✕ | -° | -° |
| #PW | 44.0° | ✕ | -° | -° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Titleist VGI VG3 IRONS 2018 USE | カーボン | 7 | S | D1 | - | - | - | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AMT BLACK | S200 | D1 | - | - | - | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO 950GH | S | D1 | - | 98.0 g | 1.8 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|---|
| #5 | 22.0° | ✕ | 2.0° | 62.0° |
| #6 | 25.0° | ✕ | 4.0° | 62.5° |
| #7 | 28.0° | ✕ | 5.0° | 63.0° |
| #8 | 32.0° | ✕ | 6.0° | 63.5° |
| #9 | 37.0° | ✕ | 7.0° | 64.0° |
| #PW | 42.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° |
| #AW | 48.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
| #SW | 54.0° | ✕ | 10.0° | 64.0° |
軟鉄鍛造の打感を残しつつ、ミスへの寛容性と飛距離も諦めたくない中上級者に最も推せるシリーズです。マッスルバックや小ぶりキャビティから乗り換えると、芯を外したときの距離の落ち込みがはっきり小さく感じられるはずです。
逆に、ターゲットラインに対してドローとフェードを意図的に打ち分けたい上級者層には、操作性に振ったT100やT150等の小ぶりキャビティのほうがイメージを出しやすい場面が多くなります。VG3アイアンは「曲げる」より「真っすぐ揃える」方向の設計と理解しておくと相性判断しやすいです。
HSが伸び切らないアベレージ層には、軟鉄鍛造ボディの落ち着きでスイングが安定し、薄肉フェース+タングステン低重心で球も上がりやすい構成が頼りになります。軟鉄の打感は気持ち良いが、難しすぎる機種は避けたい層にもよくフィットします。
世代の住み分けは、最新フィーリングと手元調子シャフトの選択肢を求めるなら2018年モデル、入手しやすさと重めのスチール純正を求めるなら2016年モデルが基本軸になります。兄弟のTYPE-Dは飛距離に振り切ったマレージングフェース仕様なので、打感を残したいなら本記事のスタンダードを選ぶのが筋です。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| VG3アイアン (2018) | ◎ | 中-高 | ○ | ◎ | ソフト | 一体鍛造で打感と飛びを両立した最新世代 |
| VG3アイアン (2016) | ○ | 中-高 | ○ | ○ | ソフト | 軟鉄鍛造の打感を前面に出した先代モデル |
両世代ともディスタンス系の領域に踏み込んだ軟鉄鍛造アイアンで、設計の核は低・深重心化と薄肉フェースの反発性能の両立です。2018年モデルはフェース・ネック一体鍛造を採用したことで、メディア試打では打感のソフトさと初速の伸びがさらに揃ったと評されています。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
473位/全794本 (60%・普通)
642位/全697本 (92%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
305位/全697本 (44%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
238位/全425モデル (56%・普通)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
305位/全697本 (44%・普通)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
524位/全697本 (75%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| VG3アイアン (2018) |
|
|
| VG3アイアン (2016) |
|
|