- イージー・ワイドVソールがロフトごとに抜けを最適化
- オーバル・キャビティ・デザインで寛容性を高めた大きめヘッド
- 縦目マイクロミーリングで雨やラフでもスピンが安定
プロギア0ウェッジ2024年モデルは、ツアー向けの0 TOURウェッジの顔を受け継ぎつつ大きくした、やさしさ特化の軟鉄S20C鍛造モデル。ロフトごとに幅とV字角を変えるイージー・ワイドVソールとオーバル・キャビティ・デザインで、ダフリに強く球を拾いやすい。縦目マイクロミーリングが雨やラフでもスピンを安定させる。
2024年9月13日に発売された0ウェッジは、フラッグシップのPRGR IRONsシリーズの一員として04アイアンと同時に登場したウェッジ。前作の0 TOURウェッジのフェース形状を受け継ぎながらヘッドを大きくし、ツアー向けの0 TOURとは別系統でやさしさを最優先した実戦モデルに仕立てている。精悍なフォルムに無類のやさしさを詰め込んだと公式は説明する。
最大の見どころは、ロフトごとにソール幅とV字角度を最適化したイージー・ワイドVソール。ソールのトウ・ヒールを大きく削って抜けを高め、実効バンスも大きめに取っている。バックフェースには軟鉄鍛造アイアンを進化させたオーバル・キャビティ・デザインを採用し、ダフリ気味に入ってもソールが滑って刺さりにくいやさしさを生んでいる。フェース面の縦目マイクロミーリングは、雨やラフからでもスピンを安定させると謳う。
ロフトは48度から58度までを2度刻みで用意。48度・50度はフルショット時の抜けを重視し、52度・54度はフルショットとショートゲームの抜けを両立、56度・58度はワイドソールとバンス効果を最大化する。すべて軟鉄S20C鍛造の日本製で、ロフト・ライ角は±2度まで調整できる。アプローチからバンカーまで役割を分けて選べる構成になっている。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| 48.0° | ✕ | 12.5° | 63.5° |
| 50.0° | ✕ | 14.5° | 63.5° |
| 52.0° | ✕ | 18.5° | 63.75° |
| 54.0° | ✕ | 20.0° | 63.75° |
| 56.0° | ✕ | 20.0° | 64.0° |
| 58.0° | ✕ | 22.0° | 64.0° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | バンス角 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SPEC STEEL III Ver 2 IRON | スチール | 48,50,52,54,56,58 | 12.5° (#48) / 14.5° (#50) / 18.5° (#52) / 20.0° (#54,56) / 22.0° (#58) | W | D1.5 | 443 g (#48,50) / 447 g (#52,54) / 450 g (#56,58) | 98.0 g (#48,50) / 97.0 g (#52,54) / 96.0 g (#56,58) | 1.6 | - |
| MCI FOR PRGR WEDGE | カーボン | 48,50,52,54,56,58 | 12.5° (#48) / 14.5° (#50) / 18.5° (#52) / 20.0° (#54,56) / 22.0° (#58) | W | D1 | 416 g (#48,50) / 420 g (#52,54) / 423 g (#56,58) | 71.0 g (#48,50) / 70.0 g (#52,54,56,58) | 2.7 | - |
| MCI FOR PRGR WEDGE | カーボン | 48,50,52,54,56,58 | 12.5° (#48) / 14.5° (#50) / 18.5° (#52) / 20.0° (#54,56) / 22.0° (#58) | - | C7.5 | 400 g (#48,50) / 403 g (#52,54) / 406 g (#56,58) | - | - | - |
| シャフト名 | バンス角 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | 12.5° (#48) / 14.5° (#50) / 18.5° (#52) / 20.0° (#54,56) / 22.0° (#58) | S | D2 | 447 g (#48,50) / 449 g (#52,54,56,58) | 106.5 g | 1.7 |
アプローチのダフリに悩み、とにかくやさしく寄せたいアベレージゴルファーには、48度・50度を軸にした構成が扱いやすい。少しダフっても幅広いソールが滑って刺さりにくく、ミスヒットしても飛距離のロスが小さいため、同じ振りで安定したキャリーを出しやすいと複数の試打媒体が伝えている。
バンカーや深いラフが苦手な層には、ワイドソールとバンス効果を最大化した56度・58度が心強い。フェースを大きく開かなくてもバンスが効いて砂を弾き、やさしく脱出できる設計で、リーディングエッジの丸みも相まって球を拾いやすいと販売店スタッフのレビューでも評価されている。
セット感を重視しつつ、やさしさとスピンを両立したい中級者には52度・54度が中心になる。縦目マイクロミーリングでオートマチックに安定したスピンがかかり、ハンドファーストに構えるとソールの効きが最大になるため、低いピッチエンドランで距離を作りやすいとゴルフ作家の篠原嗣典が評している。
グレード選びの軸はシンプルで、削り込んだソールと操作性で攻めたいなら0 TOURウェッジ、大きめヘッドとワイドソールでやさしく寄せたいなら0ウェッジという住み分けになる。フェースを大きく開いて低く出すロブを多用する上級者は0 TOUR、アイアンからの流れをそのまま短い距離までつなげたい人は0ウェッジが合う。
一方で、薄いフラットバックの球持ちある打感を好む層や、キャビティ形状そのものを敬遠する層には好みが分かれる。やや軽めのスペックのため、重さに任せて距離感を出したい人はシャフト選びで詰めたい。顔とシャフト重量を試打会や取扱店で合わせてから選ぶのが失敗しない近道だ。
| ロフト帯 | 抜け | スピン | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 48・50度 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | やわらかい | フルショットの抜けを重視した低ロフト帯 |
| 52・54度 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | やわらかい | 寄せとフルショットを両立するギャップ帯 |
| 56・58度 | ○ | ◎ | △ | ◎ | やわらかい | ワイドソールでバンカーがやさしい高ロフト |
3つのロフト帯はイージー・ワイドVソールとオーバル・キャビティ・デザイン、縦目マイクロミーリングを共有し、軟鉄S20C鍛造ならではの柔らかい打感とスピンの安定感は全番手で共通する。差が出るのはソール幅とV字角、そして実効バンスで、低ロフトほど抜け重視、高ロフトほどバンスが効いてバンカーがやさしい。表の実効バンスはワイドVソールのバンス効果を一般的なバンス角に置き換えた目安で、数値以上に開かず出せる懐の深さがある。ロフト・ライは±2度まで調整できる。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
118位/全164モデル (72%・高め)
| ロフト帯 | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| 48・50度(低ロフト帯) |
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| 52・54度(ギャップ帯) |
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| 56・58度(バンカー・高ロフト帯) |
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| 打感・構えやすさ(全番手共通) |
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