- マイルドスチールS25CMの1枚物マッスルバック
- 前作よりヘッド長を短縮して操作性を強化
- ニッケルクロム銅下メッキで球持ちを追求
Mizuno Pro 241アイアンは2023年9月15日発売の24x世代マッスルバック。マイルドスチールS25CMの1枚物をグレインフローフォージドHDで鍛え、前作よりヘッド長を詰めて操作性を磨いた。243・245と並ぶ3兄弟で、打感と球筋の作り込みに最も振り切った一本だ。
Mizuno Pro 241アイアンは、241・243・245の3機種同時で2023年9月15日に発売された24x世代の最上流にあたるモデル。前世代221から続くマッスルバックの系譜を受け継ぎ、ツアープロのフィードバックを基に打感を突き詰めた一枚物だとメーカーが公表している。飛距離と寛容性を担うJPX系に対し、Mizuno Proは狙って打つ性能を前提に3機種を作り分けるラインであり、241はそのなかでも操作性と感触に振り切った位置にある。
ヘッドはマイルドスチールS25CM(1025E)の1枚物で、タングステンなどの補正材を持たない純粋なマッスルバック。前作221に対してヘッド長をさらに詰め、バックフェースの肉厚配分を見直すことで、打球部の背後に質量を集めながらより操作しやすい形状へ更新したとメーカーが説明している。ブレードの厚みは番手ごとに変化し、スコアリング側は上部を厚くして抑えた球を、ロング側は薄くして上げやすさを確保する構成になっている。
フェース部からネック部までを一体成型する世界特許製法グレインフローフォージドHDで鍛流線を打球部に密集させ、打球音を長く響かせる。さらに打球音そのものを設計するハーモニックインパクトテクノロジーでは、8,000Hz付近の音圧を抑える設計が24x世代の共通項になっている。仕上げは3機種共通のニッケルクロム銅下メッキ・サテン。
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| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | フェースプログレッション |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 21.0° | ✕ | 59.5° | 4.0mm |
| #4 | 24.0° | ✕ | 60.0° | 4.1mm |
| #5 | 27.0° | ✕ | 60.5° | 5.0mm |
| #6 | 30.0° | ✕ | 61.0° | 5.0mm |
| #7 | 34.0° | ✕ | 61.5° | 5.0mm |
| #8 | 38.0° | ✕ | 62.0° | 5.0mm |
| #9 | 42.0° | ✕ | 62.5° | 5.0mm |
| #PW | 46.0° | ✕ | 63.0° | 5.0mm |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD HT IRON | スチール | 3,4,5,6,7,8,9,P | S200 | D2 (#3,4,5,6,7,8,9) / D3 (#P) | 418.0 g (#7) | 129.0 g (#3,4,5) |
ボールを意図どおりに操りたい上級者にとって、241は3兄弟のなかで唯一の答えになる。補正材を持たない一枚物ゆえミスは正直に返るが、芯で捉えたときのフィードバックの濃さは243や245の比ではない。ドロー・フェードの打ち分けや高さのコントロールを日常的に行う層に向く。
打感の受け取り方は打ち手で割れる。クラブフィッターの小倉勇人は前作221より重心距離を短くした効果でフェースに乗る柔らかさが出たと評する一方、ティーチングプロの石井良介は「柔らかいけれど必要な分は弾いている」と球離れの良さを挙げている。バターが溶けるような軟らかさを想像していると印象が違うかもしれない。
注意したいのはスピンの確保だ。海外の試打メディアの計測では241はマッスルバックとしてもバックスピンが出過ぎない部類にあり、低スピン寄りのシャフトを合わせるとグリーンで止めにくくなる。番手構成は3番からPWまで用意され、標準セットはNo.5〜9・PWの6本組から選べる。
3兄弟の住み分けは明快で、打感と操作性なら241、飛びとコントロールの両立なら243、やさしさと飛距離なら中空の245。国内の試打サイトの座談会では、241と245はサイズこそ違えど設計の並びが近く、243だけが対象ゴルファーの位置がずれているという指摘も出た。ロングを245、ミドル以下を241で組むコンボ提案もそこから生まれている。
ミズノ内では、飛距離と寛容性を主軸に置くJPX 925系がマス向けを担う。前世代の221とは骨格が共通なので、顔つきと価格に納得できるなら221も現役の選択肢だが、ヘッド長の短さと肉厚配分の詰めを求めるなら241に分がある。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mizuno Pro 241 | △ | 中-低 | ◎ | △ | しっとり | 打感と操作性に振り切ったマッスルバック |
| Mizuno Pro 243 | ○ | 中 | ○ | ○ | しっかり | 飛びとコントロールを両立するツアーキャビティ |
| Mizuno Pro 245 | ◎ | 中-高 | ○ | ◎ | 詰まった手応え | 中空のプレイヤーズディスタンス |
241を3兄弟のなかに置くと、性格の違いは飛距離ではなく「情報量」に表れる。243と245はクロムモリブデン鋼のフェースで初速を稼ぐのに対し、241は素材も構造も一枚物のまま。芯を喰った手応えと外したときの振動差がそのまま返るため、狙った高さと曲がり幅を自分で作りにいく人ほど噛み合う。7番のロフトを34度に据えた伝統的な設定も、スピンを確保してグリーンで止める前提の設計になっている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
131位/全678本 (19%・重め)
15位/全612本 (2%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
319位/全374モデル (85%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Mizuno Pro 241 |
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| Mizuno Pro 243 |
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| Mizuno Pro 245 |
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