- ミルドグラインド初のフル軟鉄鍛造を採用したツアープロト
- ノンメッキの生フェース+スピントレッドでスピンを最大化
- 新設計のSC・SX 2グラインドで抜けを使い分け
テーラーメイド MG Proto は、ミルドグラインド系で初のフル軟鉄鍛造を採用した数量限定のツアーウェッジ。ノンメッキの生フェースとスピントレッドに、新設計の SC・SX 2グラインドを組み合わせ、アプローチの抜けとスピンをツアー水準まで磨いた一本だ。
2025 年に登場した MG Proto は、本来ツアー選手だけに支給されていたプロトタイプを数量限定で一般開放したウェッジだ。ミルドグラインド系として初めてフル軟鉄鍛造を採用し、ネックには「FORGED」の刻印が入る。ツアーで磨かれた感触をそのまま市販化した希少な一本で、国内では直営店と公式オンライン限定の展開となっている。
用意されるのは SC と SX という新設計の 2 グラインドで、いずれも 58 度・60 度のロブ/サンド域に絞られる。SC は開閉自在の操作性、SX はワイドソールの安定した抜けに振った設計で、同じ生フェースでも狙う球筋やライへの対応が変わる。ツアーのバッグでも両者が使い分けられている。
フェースはメッキを施さない生のまま仕上げ、酸化させて摩擦を保つツアー流儀を踏襲する。溝の間にはスピントレッドのレーザー加工を深く刻み、雨やラフでも水と芝を逃がしてスピンを保ちやすい。MG4 より柔らかい打感も両立している。
| ロフト角 | 左利き対応 | バウンス角 | ライ角 | グラインド |
|---|---|---|---|---|
| 58.0° | ✕ | 9.0° | 64.0° | SC |
| 60.0° | 〇 | 9.0° | 64.0° | SC |
| 58.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° | SX |
| 60.0° | ✕ | 11.0° | 64.0° | SX |
| シャフト名 | フレックス | シャフト重量 (g) |
|---|---|---|
| DYNAMIC GOLD MID 115 | S200 | 115 g |
第一に勧めたいのは、フェースを開閉してスピンや高さを自在に操りたい中・上級者だ。生フェースの強い摩擦と軟鉄鍛造の柔らかな感触は、距離感を手元で作りにいくタイプのアプローチと相性が良い。グリーン周りで球筋の引き出しを増やしたい人ほど価値を感じやすい。
ラフやバンカー、柔らかい地面など多様なライで安定した抜けを求める人には別の選択肢が向く。ワイドソールが潜りすぎを抑えてミスの幅を小さくしてくれるため、操作性より再現性を優先したいゴルファーに合う。
サビを育てる生フェースの経年変化や、ツアー支給品と同じ仕様という所有感を楽しめる人にも刺さる。手入れと引き換えにツアークオリティの感触を味わえる趣味性の高い一本で、数量限定ゆえの希少性も魅力になる。
2 グラインドの選び分けはシンプルだ。フェースを開いて多彩なショットを打ちたいなら SC が第一候補で、タイトなライでもリーディングエッジが浮きにくい。ロフトは 58 度・60 度から、サンドとロブのどちらを担わせるかで選ぶとよい。
一方で、幅広い芝でとにかく安定して抜きたいなら SX が無難だ。ソールが滑ってくれるぶんダフりに強く、開いて使う頻度が少ない人や、バンカーでの安心感を重視する人に向く。迷ったら普段の入射角とよく使うライで決めたい。
| モデル | スピン | 抜け | 操作性 | 対応ライ | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MG Proto SC | ◎ | ○ | ◎ | タイト〜標準 | ソフト | 開閉自在の万能グラインド |
| MG Proto SX | ◎ | ◎ | ○ | ラフ・バンカーも安定 | ソフト | ワイドソールで抜け重視 |
両グラインドとも生フェースとスピントレッドでスピン性能は高い水準にそろう。違いはソール形状にあり、SC は中央のキャンバーと C 字形状で開いて使う繊細なショットに、SX は幅広ソールとリバース C のトレーリングエッジで多様な芝コンディションでの安定した抜けに向く。打感はどちらも軟鉄鍛造らしく柔らかい。
同ウェッジカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| MG Proto SC |
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| MG Proto SX |
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