- 女性ゴルファー専用に設計された飛び系ユーティリティ
- 低重心のステンレスヘッドでボールが楽に上がる
- 2019年モデルはマレージング鋼フェースを上の番手に採用
TOUR B JGR LADYのHYユーティリティは、飛距離に悩む女性ゴルファー専用に開発されたやさしい飛び系モデル。低重心のステンレスヘッドと軽量な専用シャフトの組み合わせで、ロングアイアンに代わって球を高く楽に上げられる。2017年と2019年の2世代が展開された。
TOUR B JGR LADYは、「飛距離を伸ばしたい」という女性ゴルファーの声から生まれたシリーズで、女性の体格やスイングに合わせた専用設計を軸に据えている。2017年9月に初代、2019年9月に2代目が発売され、HYはロングアイアンの代わりに使うユーティリティとして展開されている。
ボディ・フェースともにSUS630ステンレスのロストワックス精密鋳造で、低重心化でボールを上げやすくした設計は両世代に共通する。2019年モデルはH4のフェースに高強度のマレージング鋼HT1770Mを採用し、H5・H6はステンレスのままとする作り分けで初速を高めている。
2017年モデルはH4からH7まで22度・25度・28度・31度の4番手を3度刻みでそろえ、ロングアイアンの置き換え先を下の番手まで広くカバーする。2019年モデルはH4からH6の3番手に絞られ、ロフトは22度・25度・28度に整理された。シャフトも2019年はAiR Speeder JGR for Utilityへ切り替わっている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #4 | 22.0° | ✕ | 61° | 112cm³ |
| #5 | 25.0° | ✕ | 61.5° | 110cm³ |
| #6 | 28.0° | ✕ | 62° | 104cm³ |
| #7 | 31.0° | ✕ | 62.5° | 100cm³ |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #4 | 22.0° | ✕ | 61.5° | 113cm³ |
| #5 | 25.0° | ✕ | 62° | 110cm³ |
| #6 | 28.0° | ✕ | 62.5° | 105cm³ |
まず向くのは、ロングアイアンで球が上がらず、距離を伸ばしきれない女性ゴルファーだ。低重心のヘッドと軽量な専用シャフトで、力に頼らず球を高く上げやすいのが持ち味になる。
ヘッドスピードが高くない層にも合う。軽量な専用シャフトでやさしく振り切れてヘッドスピードが上がる設計のため、フルスイングを我慢せず振り抜ける。
一方で、弾道を抑えて狙いたい人や球を操作したい人には物足りなさが残る。やさしさと直進性を優先した設計で、低い弾道を打ち分けたい上級者には選択肢から外れやすい。
世代選びは番手構成とフェース素材で決めるのが現実的だ。下の番手まで揃えたいなら31度まである2017年モデル、上の番手の初速を優先するならマレージング鋼フェースのH4を含む2019年モデルという住み分けになる。
シリーズとしての住み分けも明確だ。TOUR B JGR LADYは軽量シャフトと専用グリップまで含めた女性専用設計で、男性向けのTOUR B JGRやヘッドスピードを問わないNEW PHYZと一線を画す。現在の同社の女性専用ラインはB-LDシリーズに切り替わっている。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TOUR B JGR LADY HY(2019 / H4) | ◎ | 高 | △ | ◎ | マイルド | マレージング鋼フェースの主力番手 |
| TOUR B JGR LADY HY(2019 / H5・H6) | ○ | 高 | △ | ◎ | マイルド | ステンレスフェースの下の番手 |
| TOUR B JGR LADY HY(2017 / H4〜H7) | ○ | 高 | △ | ◎ | マイルド | 31度まで4番手そろう初代モデル |
両世代とも低重心のステンレスヘッドと軽量な専用シャフトで、球を楽に上げてやさしく飛ばすことに設計の主眼が置かれている。世代の違いは番手の絞り込みとフェース素材の作り分けで、下の番手までユーティリティで揃えたいなら2017年モデル、上の番手の初速を優先するなら2019年モデルのH4が候補になる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
180位/全600本 (30%・大きい)
283位/全417本 (68%・普通)
同ユーティリティカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
180位/全600本 (30%・大きい)
270位/全417本 (65%・普通)
同ユーティリティカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| TOUR B JGR LADY HY(2019) |
|
|
| TOUR B JGR LADY HY(2017) |
|
|