- P790と同じ中空鋳造ボディを持つドライビングアイアン
- ロフト17度・単一設定のロングアイアン代替機
- SPEEDFOAM AIRと貫通型スピードポケットで強弾道
P790 UDIは、テーラーメイドがP790アイアンの中空鋳造技術をロングアイアン代替のドライビングアイアンへ展開した2021年モデル。ロフト17度の単一設定で低スピンの強い弾道を生み、ウッド型のレスキューでは物足りない中上級者の操作性ニーズに応える一本として中古市場でなお選ばれている。
P790 UDIは、2021年9月に発売されたテーラーメイドのドライビングアイアン。2020年モデルの後継として、標準のP790アイアンと同じ中空鋳造ボディに鍛造フェースを組み合わせた構造を、ロングアイアン代替の単一ヘッドへ落とし込んでいる。ウッド型のレスキューでは物足りない操作性を求める中上級者向けの一本として登場した。
UDIは、フェアウェイウッドやレスキューとロングアイアンの中間を埋めるドライビングアイアンを指すテーラーメイド独自の呼称。球を上げやすいウッド型のレスキューに対し、UDIはアイアン型のヘッドで低スピンの強い弾道を生み、アイアンに近い感覚でロングゲームを操作したい中上級者に向く設計思想を持つ。
軟鉄8620の中空ボディにクロモリ鋼4140の鍛造フェースを組み合わせ、内部に軽量なSPEEDFOAM AIRを充填。フェース下部の反発を助ける貫通型スピードポケットと、トウ側に寄せたタングステンウェイトで低重心化と安定性を高めている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #2 | 17.0° | ✕ | 60.0° |
ヘッドスピードが速く、低く強い弾道でティーショットを運びたい中〜上級者には、P790 UDIがアイアン感覚で長い番手を操作できる実戦的な一本になる。狭いホールや風の強い日のティーショットで威力を発揮しやすい。
一方で芯を外した際のロスは大きく、球が上がりにくいため寛容性を求める層には不向き。ロングアイアンに苦手意識がある場合は、ウッド型のレスキューやフェアウェイウッドの方が安定して距離を稼ぎやすい。
中古で狙う際は、まず純正シャフトのフレックスが自分のヘッドスピードに合っているかを最優先で確認したい。90Sと100Xの2種があり、ロフト17度は従来の2番アイアン前後に相当するため、手持ちのセット構成次第で2〜4番アイアンの代替として組み込む使い方が基本になる。
ヘッド単体は中空鋳造ボディに鍛造フェースを組み合わせた構造で、フェース面の打痕とトウ側タングステンウェイト周辺の状態を見ておくと安心。中空アイアンは個体差で打感がばらつきやすく、可能であれば試打してから決めたい。
現行のQi35 / Qi10 / Qi4Dはいずれもウッド型のレスキューが中心で、もっともロフトが立つモデルでも19〜20度(3番相当)が下限となっている。17度(2番相当)まで踏み込んだアイアン型のP790 UDIは、現行ラインアップにはない守備範囲を持つ一本として、中古市場でなお価値を保っている。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P790 UDI | ○ | 低 | ◎ | △ | ソフト | 低スピンで強く飛ばす上級者向けドライビングアイアン |
国内向けはロフト17度・右打ち専用の単一設定で、純正シャフトはProject X HZRDUS Smoke Black RDXの90Sと100Xの2種類が用意される。従来の2〜3番アイアンが担っていた距離帯をこの1本に集約できるのが最大の特徴だが、芯を外した際のロスは大きく、寛容性を求める打ち手にはウッド型のレスキューの方が向く。
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
同ユーティリティカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| P790 UDI |
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