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GLOSSARY

ゴルフ用語集全264語

クラブ・シャフト・素材・スイング・弾道の用語と、ゴルフ規則の「定義」を 1 ページで引けます。読み・別名でも探せます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」とスペック大全ルール完全ガイドへ。

クラブ・ヘッド

77語ヘッドのスペック解説 →

シャフト

9語シャフトのスペック解説 →

素材・製法

14語素材のスペック解説 →
カーボン 素材・製法

炭素繊維(カーボンファイバー)をエポキシ樹脂などで固めた複合素材で、軽量かつ高強度の特性を持ちます。ゴルフでは主にシャフト素材としてスチールに代わり広く普及しており、クラブ全体の軽量化としなり特性の多様な調整を可能にしました。

補足グラファイトシャフトは振り抜きやすくヘッドスピード向上に寄与するため、ドライバーからアイアンまで幅広いクラブに採用されています。また、近年のクラブヘッド設計でもカーボン素材が活用されており、ドライバーのクラウン部分をカーボンに置き換えることで大幅な軽量化と重心最適化を実現するなど、複合素材の一翼を担っています。

別名グラファイト

関連ヘッドスピードクラブヘッドシャフトクラウン複合素材

くわしく読む → カーボン(素材)の完全ガイド

解説シャフト素材の完全ガイド

CNC 素材・製法

コンピューター数値制御(CNC: Computer Numerical Control)の工作機械でミーリング加工(切削加工)されたことを意味します。ゴルフクラブではフェース面やソール形状、パター本体などを高精度な機械制御で削り出し加工することで、設計通りの細かな形状や平滑な表面を実現します。

補足特にパターではインゴット(金属塊)から削り出した「削り出しパター」が高品質品として知られ、打感や精度の良さで評価されています。また、ウェッジやアイアンのフェースにCNCミルド加工で精密な溝や模様を入れることでスピン性能を安定させる取り組みもあります。手作業に比べばらつきが少なく、常に一定の仕上がりが得られるのがCNC加工の利点です。

別名CNCミルド

関連フェースソール

ステンレス 素材・製法

鉄にクロムなどを加えた錆びにくい合金鋼(ステンレススチール)で、ゴルフクラブでは広くヘッド素材に使われています。主にアイアンやフェアウェイウッド、ユーティリティ、パターなどのヘッドに用いられ、耐久性が高く加工精度にも優れています。

補足ステンレス製ヘッドは鋳造で量産しやすくコストを抑えられるため、初心者向けから中級者向けのクラブに多く採用されます。代表的な種類に硬度の高い17-4ステンレスや加工しやすい431ステンレスがあり、比重が重めなので大型ヘッドでは一部を中空構造にするなど工夫して重量配分を最適化しています。

関連中空構造

解説スチール(素材)の完全ガイド

タングステン 素材・製法

非常に比重の大きい金属元素で、日本語では「重鉱(おもり)」とも呼ばれる素材です。同じ体積で比較した場合、鉄や鉛よりもはるかに重いため、ゴルフクラブでは小さな体積で重量を増やせる調整用ウェイトとして用いられます。

補足ヘッド内部やソール部分にタングステン製の重りを埋め込むことで、重心を低く深く設計したり周辺重量配分による高慣性モーメント化を図ったりできます。例えばアイアンではトウやヒールにタングステンを配置してミスヒットに強くする設計が一般的になっており、パターでも安定性向上のためにタングステンウェイトが利用されます。

関連慣性モーメント周辺重量配分ヒールソール

くわしく読む → タングステン(素材)の完全ガイド

鍛造 素材・製法

高温で熱した金属素材に圧力を加えて叩き、所定の形状に成形する製法(フォージド製法)です。金属の結晶構造を緻密にしながら成形するため、ゴルフクラブではアイアンやウェッジで用いられることが多く、柔らかい打感や素材強度の均一性が特徴とされています。

補足鍛造クラブは主に軟鉄素材を用い、一体成型されることでフェース厚や輪郭を職人の研磨で調整するなど細かな調整が可能です。製造工程が複雑でコストは高めですが、打感の良さや調整のしやすさ(ライ角やロフト角の変更が可能)から上級者に好まれる傾向があります。

関連フェースロフト角ライ角

解説スチール(素材)の完全ガイド

チタン 素材・製法

軽量かつ高強度の金属素材で、ゴルフクラブでは主にドライバーやフェアウェイウッドのヘッドに使用されます。比重が鉄の約半分と軽い一方で強度が高いため、大型のヘッドでも重量を抑え薄肉化することができ、飛距離性能を向上させる素材です。

補足代表的なチタン合金に6-4チタン(Ti-6Al-4V)などがあり、現代の大型460ccドライバーはチタンなくして実現できません。チタンヘッドは慣性モーメントを高めやすく、また腐食に強いというメリットもありますが、加工コストが高いため一般に上位モデルに採用されることが多いです。

関連慣性モーメント

くわしく読む → チタン(素材)の完全ガイド

鋳造 素材・製法

金属を溶かして型(鋳型)に流し込み、冷やし固めて成形する製法(キャスト製法)です。複雑な形状を一度に成形でき、大量生産に向いているため、ゴルフクラブではキャビティアイアンや大型ヘッドの製造によく用いられます。

補足鋳造クラブはステンレスなど硬めの素材でも作りやすく、肉薄に成型したり一体で複雑な内部構造を持たせたりと設計自由度が高い利点があります。一般的に鍛造に比べ生産コストが低く価格を抑えやすいものの、素材が硬いため打感がやや硬めになりやすい傾向があります。

関連ステンレスキャビティ

解説スチール(素材)の完全ガイド

軟鉄 素材・製法

炭素含有量の低い軟らかい性質の鉄(いわゆる「柔らかい鉄」)で、ゴルフクラブのヘッド素材としては主に鍛造アイアンに用いられます。JIS規格でいうS20CやS25Cなどが代表例で、加工しやすく打球時にソフトな打感を生み出すのが特徴です。

補足軟鉄製のアイアン(軟鉄鍛造アイアン)はロフト角やライ角の調整が比較的容易で、フィッティングやクラブ調整による微調整が可能です。錆びやすい素材でもあるためメッキ処理されることが多く、使い込むほどに馴染むフィーリングから上級者やプロにも根強い人気があります。

関連ロフト角ライ角

解説スチール(素材)の完全ガイド

PVDコーティング 素材・製法

Physical Vapor Deposition(物理蒸着)技術による表面コーティング処理です。金属表面に高硬度で薄い膜を形成することで、見た目の質感向上や耐摩耗性の強化を図ります。

補足ゴルフクラブではウェッジやパターの仕上げとして黒色や虹色のPVDコーティングが用いられることがあります。これにより高級感のある外観になるだけでなく、錆の発生を抑えて耐久性を高める効果も期待できます。ただしコーティング被膜は長年の使用で摩耗する可能性があり、使用後のケアによって美観を保つことが推奨されます。

複合素材 素材・製法

二種類以上の素材を組み合わせて作られた材料や部品の総称です。異なる特性を持つ素材同士を複合することで、単一素材では得られない性能(軽量かつ高強度、柔軟かつ剛性など)を引き出すことができます。

補足ゴルフクラブではカーボンと金属を組み合わせたシャフトや、チタンヘッドにカーボンクラウンを装着したドライバーなど、様々な複合素材設計が見られます。各素材の長所を活かし短所を補うことで、飛距離や操作性、フィーリングなど多面的に性能向上が図られています。

関連カーボンクラウンシャフトクラウンカーボン単一素材

解説シャフト素材の完全ガイド

βチタン 素材・製法

チタン合金の一種で、結晶構造がβ相を主体とする特性を持った素材です。一般的なα+βチタン(例えば6-4チタン)に比べて弾性に富みたわみやすく、高強度と高い反発性能を両立できるため、主にドライバーやフェアウェイウッドのフェース素材として用いられます。

補足βチタン合金(例:SP700や15-3-3-3など)はインパクト時にフェースが大きくたわんでボール初速を高めることができる反面、熱処理や設計の難易度が高いため一部のモデルで採用されています。高反発ドライバーが流行した時期に多用された経緯があり、現在も規制内で飛距離性能を追求するクラブで活かされている素材です。

関連インパクトボール初速フェース高反発チタン

解説チタン(素材)の完全ガイド

マレージング鋼 素材・製法

特殊な熱処理(マルエージング)により非常に高い引張強度と靭性を実現した合金鋼です。薄く成形しても強度を保てるため、ゴルフクラブではフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンのフェース素材として採用され、高い反発性能(ボール初速向上)に貢献します。

補足代表的なマレージング鋼にC300などがあり、硬度が高く弾きの強い打球感が特徴です。フェースを極限まで薄肉化して反発エリアを拡大する目的で使われることが多く、飛距離重視のクラブに搭載されています。ただし非常に硬い素材のため、打感をマイルドにする工夫(振動吸収素材の併用など)がなされることもあります。

関連ボール初速フェース

くわしく読む → マレージング鋼(素材)の完全ガイド

UDカーボン 素材・製法

ユニディレクショナル(Uni-Directional)カーボンの略称で、炭素繊維を一定方向にだけ揃えて配置したカーボンシート素材のことです。繊維の方向に対して最大の強度・剛性を発揮し、必要な方向に効率的に力を伝える特性があります。

補足UDカーボンはゴルフシャフトの製造に多用され、縦方向の繊維でしなり特性を調整したり、ポイントごとに繊維配列を変えて最適な剛性バランスを作り出す用途に使われます。クロスカーボン(織物状に編んだカーボン)に比べ無駄な樹脂や繊維重複が少ないため軽量化にも寄与し、クラブ全体のパフォーマンス向上につながります。

関連シャフトカーボン

解説カーボン(素材)の完全ガイド

レーザーミーリング 素材・製法

高出力のレーザー光を用いて素材の表面に微細な溝や粗さを加工する技術です。切削工具ではなくレーザー照射によって表面を蒸発・除去するため、非常に細かなパターンを自在に刻むことができます。

補足ゴルフクラブでは主にウェッジのフェース面に施され、通常のスコアライン(溝)加工に加えてレーザーミーリングで細かな凹凸を与えることで、雨天時やラフからでも安定したスピン量を確保する狙いがあります。近年はルール適合範囲内でスピン性能を高める手段として各社が採用しており、フェース面にうっすら見える模様がレーザーミーリングの跡です。

関連スコアラインフェーススピン量

スイング

54語フィッティング・計測の解説 →

弾道・球筋

32語フィッティング・計測の解説 →

ルール(定義)

78語ゴルフルール完全ガイド →

ルールの用語は R&A/JGA のゴルフ規則「定義」に基づきます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」から。