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GLOSSARY

ゴルフ用語集全264語

クラブ・シャフト・素材・スイング・弾道の用語と、ゴルフ規則の「定義」を 1 ページで引けます。読み・別名でも探せます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」とスペック大全ルール完全ガイドへ。

クラブ・ヘッド

77語ヘッドのスペック解説 →
反発係数 クラブ・ヘッド

クラブフェースとボールの衝突時のエネルギー効率を表す数値で、Coefficient of Restitutionの略です。0から1までの値で示され、1に近いほど反発力(エネルギー伝達効率)が高くボール初速が出やすいことを意味します。

補足ゴルフクラブ(主にドライバー)のルールでは反発係数0.83が上限と定められており、この値を超える高い反発性能を持つクラブは公式競技で使用できません。一般的な市販ドライバーはルール適合のため反発係数0.80〜0.83程度に抑えられていますが、数値がわずかに違うだけでもボール初速と飛距離に影響があります。反発係数が高いクラブはインパクト時のボール速度が上がり飛距離が伸びやすくなりますが、過度に高い場合は規制対象となるためメーカー各社は上限ギリギリの反発性能を追求しています。

別名COR

関連インパクトボール初速フェース

解説反発(COR/CT)の完全ガイド反発の規制(COR/CT)の完全ガイド

バウンス角 クラブ・ヘッド

ウェッジなどにおいて、クラブのリーディングエッジ(刃)とソール後部(トレーリングエッジ)との高低差によって生まれるソールの傾斜角度です。クラブをシャフトが垂直になるように構えた時、リーディングエッジと地面との角度とも言えます。バウンス角が大きいほどソール後部の張り出しが大きく、ヘッドが地面や砂に刺さりにくく滑りやすくなります。

補足一般にバウンス角が12度以上のウェッジを「ハイバウンス」、8度以下を「ローバウンス」と呼びます。ハイバウンスのウェッジは柔らかい砂のバンカーや芝でソールが滑ってダフリを防ぎやすく、ミスに強い設計です。逆にバウンスが小さいウェッジはボールが沈んだライや硬いタイトなライでヘッドをボール下に入れやすく、上級者が意図的に様々なショットを打ち分けるのに適しています。ただしローバウンスはミスの際に地面に刺さりやすいため扱いは難しく、状況に応じた使い分けが求められます。

別名バンス角

関連リーディングエッジトレーリングエッジシャフトバンカーソール

解説ソール・バウンス・グラインドの完全ガイド

バックスピン量 クラブ・ヘッド

インパクト後のボールにかかる後方回転(バックスピン)の量を指し、通常rpm(毎分回転数)で表されます。バックスピン量はショットの高低や止まり方に大きな影響を与える要素です。

補足一般にバックスピン量が多いほどボールには揚力が働きやすく、高く上がって落下後すぐ止まりやすくなります。アイアンやウェッジでグリーンに止めるショットでは充分なバックスピンが重要です。一方でバックスピンが少ないほど低く強い弾道になり、ランが出て飛距離が稼げますが、スピン不足だと打球の安定性が損なわれることもあります。例えばドライバーの最適スピン量はプレーヤーのヘッドスピードによりますが、2000〜3000rpm程度が目安とされ、アイアンでは番手によりますが5000〜8000rpm、ウェッジでは8000〜10000rpm以上になることもあります。適切なバックスピン量を得るにはクラブ設計とともにスイング軌道やインパクトロフトの調整も重要です。

関連ヘッドスピードバックスピンインパクトスピン量

解説スピン量の完全ガイド

バックフェース クラブ・ヘッド

クラブヘッドのフェース裏側の面全般を指す。アイアンの背面(キャビティ部分やマッスルバックの後方)が代表的で、文字通りフェースの反対側の面である。

補足バックフェースのデザインや構造はクラブによって異なり、アイアンでは凹み(キャビティ)やバッジが配置され振動吸収や重量配分に使われる。ウッドでは特に凸凹のない滑らかな後部形状だが、重心調整のためのウェイトが組み込まれることもある。

関連マッスルバッククラブヘッドキャビティフェースバッジ

バッジ クラブ・ヘッド

アイアンのバックフェースに装着されるプレート状の部品。メーカーのロゴやデザインが施され、見た目の装飾と機能性向上を兼ねる。

補足キャビティアイアンの凹部にはめ込まれることが多く、振動吸収素材を用いて打感を調整する役割もある。近年では単なる飾りではなく、重量配分や音響チューニングの一環としてバッジが活用されている。

関連バックフェースキャビティフェース

バルジ クラブ・ヘッド

ウッド系クラブのフェース面の横方向(ヒール・トウ方向)への丸み(曲面形状)のことです。フェース中央を基点に左右に緩やかに湾曲しており、大型ヘッドではこのバルジがミスヒット時の方向修正に大きな役割を果たします。

補足バルジによって生まれる効果の一つが「ギア効果による方向補正」です。例えばトウ側でヒットした場合、凸面であるバルジフェースの影響でボールはフェースが向いている右寄りに打ち出されますが、同時にギア効果で左回転(フック回転)がかかるため、結果的に極端なスライスにならずに済みます。ヒール側でヒットした場合も、ボールは左寄りに打ち出されつつギア効果で右回転(フェード回転)がかかり、フックのミスを抑制します。このようにバルジ面は横方向のミスに対し打ち出し方向と回転の両面で自動修正を働かせ、曲がり幅を減らす役割を担っています。 大型のドライバーほどバルジ半径(丸みの度合い)は緩やかになっています。適切なバルジ設計により、左右への曲がりを最小限に抑えてフェアウェイをキープしやすくすることが可能です。

関連フェースギア効果スライスフェードヒール

くわしく読む → バルジ&ロール(フェース湾曲)とギア効果の完全ガイド

ヒール クラブ・ヘッド

クラブヘッドの内側、シャフトが刺さっている根元寄りの部分。英語で「かかと」を意味し、ヘッドを足に見立てた場合のかかと側(トウの反対側)にあたる。

補足ヒール部分に近い位置でボールを打つとフェースの開閉に影響しやすく、極端に根元(ホーゼル付近)に当たるとシャンクを引き起こす。安定したショットのためにはヒールでもトウでもないフェース中央でボールを捉えることが望ましい。

関連クラブヘッドシャフトフェースホーゼルシャンク

フェース クラブ・ヘッド

クラブヘッドの前面で、ボールに直接当たる打球面。平らまたはわずかに曲面になっており、この部分でボールにスピンと初速を与える。

補足インパクト時にボールと接触する箇所で、フェース面の素材や厚さ、溝(スコアライン)の有無がボールの飛びや曲がりに大きく影響する。ロフト角やフェースの向きによって弾道が決まる。

関連クラブヘッドスコアラインインパクトロフト角

くわしく読む → フェース(厚み・素材・たわみ設計)の完全ガイド

フェースインサート クラブ・ヘッド

クラブのフェース面に埋め込まれた別素材の打球面部分。主にパターや一部のウッド・アイアンで採用され、本体と異なる素材をフェースに組み込むことで打感やスピン性能を調整する。

補足代表例として、パターでは金属ヘッドに樹脂や特殊合金のフェースインサートを挿入しソフトな打感を実現するモデルがある。ドライバーやアイアンでも高反発素材をインサートとして用いることで反発性能を高めた設計が存在する。

関連インサートフェース高反発

フェース角 クラブ・ヘッド

クラブ(主にウッド系)を構えたとき、フェース面がターゲットラインに対して向いている角度を指します。アドレス時にフェースが左を向いていればクローズドフェース(フックフェース)、右を向いていればオープンフェースと呼ばれ、フェース角がプラスの数値だとクローズ(左向き)、マイナスだとオープン(右向き)という表示になります。

補足フェース角はボールの打ち出し方向に大きく影響し、クローズドなフェース角のクラブはインパクトでフェースがかぶり気味になりやすいため球がつかまりやすくスライスを軽減します。一方、オープンフェースのクラブは右方向への打ち出しやすさを利用してフックを防ぎ、上級者が左へのミスを嫌う場合に好まれます。メーカーによってはドライバーで+1〜+2度程度のフックフェース設計(つかまり重視)や、0度のスクエア、-1度程度のオープンフェース設計(つかまりを抑える)を採用しており、自分の持ち球に合わせて選択します。

関連オープンフェースインパクトフェースアドレススライス

くわしく読む → フェース角の完全ガイド

フェースバランス クラブ・ヘッド

パターを水平に支えた際に、フェース面が真上を向くバランス特性。トウハングしない(トウが下がらない)状態で、ヘッドの重心がシャフト軸線上に位置していることを示す。

補足フェースバランスのパターはストローク中にフェースの開閉が起こりにくく、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すストロークに向いているとされる。ネオマレット型など高慣性モーメントのパターに多く、安定した方向性をサポートする設計である。

関連慣性モーメントトウハングストロークシャフトフェース

解説パターヘッドの完全ガイド

フェースプログレッション クラブ・ヘッド

シャフトの中心線(延長線)からクラブフェースのリーディングエッジまでのオフセット量を示す数値です。単位はミリメートルで表され、数値が小さいほどフェース面がシャフト寄りに引っ込んだ「グースネック」(オフセット大)の形状、数値が大きいほどフェース面が前に出た「出っ歯」(オフセット小)の形状になります。

補足フェースプログレッション(FP値)が小さいクラブはオフセットが大きく、アドレス時にフェースがやや後ろに下がって見えるためボールをつかまえやすい傾向があります。一方、FP値が大きいクラブはネックからフェースが前方に突き出て構えたときに目標に対しまっすぐ(ストレート)に見え、上級者はこの出っ歯形状を好むことが多いです。FP値の違いは見た目だけでなくインパクトのタイミングにも影響し、オフセット大のクラブはインパクトがわずかに遅れてフェースが戻りやすく、オフセット小のクラブはインパクトが早まりフェースが開きやすくなります。その結果、FP値がスイングに合わないクラブを使うと打ち出し方向や弾道に影響が出るため、自分に適したFP傾向のクラブを選ぶことも重要です。

関連リーディングエッジオフセットインパクトストレートシャフト

くわしく読む → フェースプログレッション(FP)の完全ガイド

フェードバイアス クラブ・ヘッド

クラブがフェードボール(右打ちの場合は右に曲がる球)またはストレートに近い球を打ちやすいように調整されている特性です。ドローバイアスの反対の考え方で、球のつかまり過ぎ(左への引っかけ)を抑制し、左へのミスを嫌う上級者向けモデルなどに採用されます。

補足フェードバイアス設計のクラブでは、ヘッド内の重心をトウ寄りに配置したり重心距離を長めにとるケースが見られます。これによってヘッドが返りにくくなり、インパクトでフェースが開きやすくなるため右へのフェード系の球筋が出やすくなります。フェース角もスクエア〜オープン寄りでセットされることが多く、アドレス時に左へのつかまりすぎを防ぐ効果があります。フックが出やすいハードヒッターや左ミスを嫌うゴルファーに適したバイアス設計と言えるでしょう。

関連ドローバイアスフェース角インパクトストレートフェース

複合構造 クラブ・ヘッド

複数のパーツや異なる素材を組み合わせて組み立てられたクラブヘッドの構造です。例として、フェースとクラウンとソールを別部品として製造し接合しているドライバーや、フェースインサートを埋め込んだアイアンなどが複合構造にあたります。

補足複合構造により各部位に適した素材と形状を採用できるため、クラブの高性能化が可能になります。例えばフェースには高強度素材、クラウンには軽量素材、ソール周辺には高比重ウェイトを配置するといった具合に、パーツごとに最適化した設計が行われています。その反面、接合部の強度管理や製造コスト増といった課題もあります。

関連フェースインサートクラブヘッドインサートフェースクラウン

フランジ クラブ・ヘッド

パターのヘッド後方で、ソールから延びて帽子のつば状に張り出した平らな部分。ブレード型パターなどで後方に広がる形状を指し、フランジ付きパターは「フランジタイプ」と呼ばれる。

補足フランジはヘッド後部の慣性モーメントを高め、方向安定性を向上させる効果がある。またフランジ部分にサイトライン(目印の線)を引いてアライメント(目標方向の合わせ)に役立てることも多い。

関連慣性モーメントサイトラインソール

ヘッド重量 クラブ・ヘッド

クラブヘッド単体の重量です。クラブ全体の総重量の中でヘッドが占める重さであり、スイングウェイトやインパクトのエネルギー量に関係します。

補足ドライバーヘッド重量は一般に約190〜200g程度です。フェアウェイウッドでは200g台前半、アイアンヘッドは番手が短くなるほど重くなり、例えば7番アイアンで約250g前後、サンドウェッジで約300g前後になります。ヘッド重量が重いほどインパクトでボールに伝わるエネルギーは大きくなりやすく飛距離に有利ですが、その反面スイング全体が重くなり振り切るのが難しくなります。逆にヘッドが軽いと振り抜きは楽ですがボールへのエネルギー伝達効率が下がる可能性があります。適切なヘッド重量の設定は飛距離と振りやすさのバランスを取る上で重要です。

関連スイングウェイトクラブヘッドインパクト総重量

くわしく読む → ヘッド重量の完全ガイド

ホーゼル クラブ・ヘッド

クラブヘッドから伸びる、シャフトを差し込んで接着するための筒状の部分。ヘッドとシャフトを物理的に接合する要となる構造部分である。

補足ヘッドのネック部分に相当し、形状や長さがクラブの重心位置やライ角に影響する。パターではホーゼル(ネック)の形状によってトウハングやフェースバランスといった特性が変化する。

関連フェースバランスクラブヘッドトウハングシャフトフェース

解説可変ホーゼル(調整機構)の完全ガイド

ポケットキャビティ クラブ・ヘッド

アイアンのバックフェース下部にポケット状の空洞を設けたデザインを指します。ソール付近に沿って溝状の空間(ポケット)を作り出すことで、ヘッド下部の重量を周囲に配分しつつ、従来のキャビティバックよりもさらに重心を低く深くした構造です。

補足ポケットキャビティアイアンは一般的なキャビティバックよりも飛距離性能と寛容性を高めた「飛び系」モデルに多く採用されています。低重心化によってボールが上がりやすくなり、ミスヒット時の距離ロスも軽減されます。内部がセミ中空になっているものもあり、打感向上のために振動吸収材を充填するなどの工夫が施されるケースもあります。

関連キャビティバックバックフェースキャビティフェースソール

解説アイアンの構造(マッスル/キャビティ/中空)の完全ガイド

シャフト

9語シャフトのスペック解説 →
バット径 シャフト

シャフトのお尻側(グリップ装着側)の直径のことです。一般的なバット径は約0.58インチ(14.7mm)や0.60インチ(15.2mm)が多く、グリップ内径もそれに対応したサイズで設計されています。

補足バット径によってグリップ装着後の太さや握り心地が変わり、太めのバット径シャフトは同じグリップでもやや太く感じられることがあります。自分の手のサイズやフィーリングに合ったグリップ太さに調整するため、必要に応じてテープを巻いて微調整するなど、バット径も考慮したクラブセッティングが行われます。

関連グリップシャフト

解説チップ径・バット径の完全ガイド

フレックス シャフト

シャフトの硬さ(しなりやすさ)を表す指標で、スイング時のたわみ具合に影響します。一般的にL(レディース)からR(レギュラー)、S(スティフ)、X(エクストラ・スティフ)などのアルファベットで柔らかい順・硬い順に分類されます。

補足プレーヤーのヘッドスピードに合わせて適切なフレックスを選ぶことで、シャフトのしなりを活かした効率的なエネルギー伝達が可能になります。メーカー間でフレックス表記の基準は統一されておらず、同じ「R」でも硬さが異なる場合があるため、試打などで確認することが重要です。

関連ヘッドスピードシャフト

くわしく読む → フレックス(硬さ)の完全ガイド

素材・製法

14語素材のスペック解説 →
PVDコーティング 素材・製法

Physical Vapor Deposition(物理蒸着)技術による表面コーティング処理です。金属表面に高硬度で薄い膜を形成することで、見た目の質感向上や耐摩耗性の強化を図ります。

補足ゴルフクラブではウェッジやパターの仕上げとして黒色や虹色のPVDコーティングが用いられることがあります。これにより高級感のある外観になるだけでなく、錆の発生を抑えて耐久性を高める効果も期待できます。ただしコーティング被膜は長年の使用で摩耗する可能性があり、使用後のケアによって美観を保つことが推奨されます。

複合素材 素材・製法

二種類以上の素材を組み合わせて作られた材料や部品の総称です。異なる特性を持つ素材同士を複合することで、単一素材では得られない性能(軽量かつ高強度、柔軟かつ剛性など)を引き出すことができます。

補足ゴルフクラブではカーボンと金属を組み合わせたシャフトや、チタンヘッドにカーボンクラウンを装着したドライバーなど、様々な複合素材設計が見られます。各素材の長所を活かし短所を補うことで、飛距離や操作性、フィーリングなど多面的に性能向上が図られています。

関連カーボンクラウンシャフトクラウンカーボン単一素材

解説シャフト素材の完全ガイド

βチタン 素材・製法

チタン合金の一種で、結晶構造がβ相を主体とする特性を持った素材です。一般的なα+βチタン(例えば6-4チタン)に比べて弾性に富みたわみやすく、高強度と高い反発性能を両立できるため、主にドライバーやフェアウェイウッドのフェース素材として用いられます。

補足βチタン合金(例:SP700や15-3-3-3など)はインパクト時にフェースが大きくたわんでボール初速を高めることができる反面、熱処理や設計の難易度が高いため一部のモデルで採用されています。高反発ドライバーが流行した時期に多用された経緯があり、現在も規制内で飛距離性能を追求するクラブで活かされている素材です。

関連インパクトボール初速フェース高反発チタン

解説チタン(素材)の完全ガイド

スイング

54語フィッティング・計測の解説 →
ハンドアップ スイング

アドレス時に手元の位置が高い構え方。腕とクラブの角度が浅くなり、グリップエンドが体から離れ気味でクラブのトウ側(先端)が浮きやすいセッティングを指す。

補足極端なハンドアップではクラブのソールが地面にきちんと接しにくくなり、打点のバラつきや方向性の不安定さを招くことがある。自身の体格に合った適切な手元の高さで構えることが安定したショットの秘訣である。

関連グリップアドレスソール

ハンドダウン スイング

アドレス時に手元の位置が低い構え方。腕とクラブの角度が深くなり、グリップエンドが体に近づきクラブのヒール側が浮き気味になる状態を指す。

補足ハンドダウンが強いとクラブのトウが地面に刺さりやすく、方向性の狂いやダフリの原因になりうる。適度な手元の高さを保つことでライ角通りにソールでき、安定したインパクトにつながる。

関連インパクトグリップアドレスヒールソール

ハンドファースト スイング

インパクト時にグリップ(手元)がクラブヘッドより目標方向に出ている状態。特にアイアンで望ましい形で、ボールより先に手元が目標側にあるためロフトが適度に立ち強い打球が生まれる。

補足ハンドファーストに打てるとボールに効率よく力が伝わり、低スピンで伸びのある球が出る。上級者は意識的にハンドファーストのインパクトを作るが、初心者は手元が遅れてハンドレイトになりがちで飛距離をロスしやすい。

関連クラブヘッドインパクトグリップ

解説ダイナミックロフト(実効ロフト)の完全ガイド

ハーフスイング スイング

スイング幅を半分程度に抑えたスイング。左腕が地面と平行になるくらいの位置でトップを止める中くらいの振り幅で、フルスイングの50%程度の動きを指す。

補足練習でフォームを固める際や、比較的短い距離のアプローチショットで用いられる。フルスイングに比べて力みが減り、方向性とインパクトのミート率が高まりやすい。

関連フルスイングインパクトミート率トップ

バックスイング スイング

テイクバックに続いてクラブをトップの位置まで振り上げる動作。肩や腰をしっかり回転させて体を捻転しながらクラブを持ち上げ、パワーを溜める過程。

補足バックスイングでは体重が右足(右打ちの場合)に移り、筋肉に捻転エネルギーが蓄えられる。適切なバックスイングは飛距離の向上とインパクトの安定に直結する。

関連テイクバックインパクトトップ

パンチショット スイング

低く押さえた力強い弾道で打つショット。スイングをコンパクトに抑えフィニッシュを浅く取ることで、風の影響を受けにくい低い球筋を出すテクニック。

補足風が強い日のティーショットや林の下を通す必要があるときなどに活用される。通常よりスタンスを狭くしハーフスイング程度の振り幅で打ち、低スピンで前方に伸びる強い球を生み出す。

関連ハーフスイングフィニッシュスタンスティー

ピッチショット スイング

高い弾道でボールを上げて落とし、あまり転がさずに止めるアプローチショット。チップショットより振り幅が大きく、キャリーを稼いで柔らかくグリーンに落とす打ち方を指す。

補足およそ20〜50ヤード程度のアプローチで多用され、サンドウェッジやアプローチウェッジで打つことが多い。バンカー越えやピンが手前にある場合など、障害物を越えてボールを止めたい場面に適している。

関連チップショットキャリーバンカー障害物

ピボット スイング

スイングにおける体の回転運動やその軸を指す言葉。ゴルフでは背骨を中心とした軸回転、特に下半身主導での身体の回転動作をピボットと呼ぶことがある。

補足正しいピボット動作では軸がぶれずに体が回転し、効率的な体重移動とパワー伝達が可能になる。軸が安定していればスイング中のバランスも向上し、ミスショットの減少や安定性アップにつながる。

関連体重移動

フィニッシュ スイング

スイングの完了時のポーズ。フォロースルーの勢いを受け止め、クラブを振り切った後に取る最終的な体勢で、片足立ちでバランスよく立っている状態。

補足典型的なフィニッシュでは左足に体重が乗り(右打ちの場合)、胸と腰がターゲット方向を向き、クラブは背中側に回り込んでいる。バランス良くフィニッシュできることは安定したスイングができた目安となる。

関連フォロースルー

フォロースルー スイング

インパクト後にクラブを振り抜いていく動作。ボールを打った後もスイングを止めず、クラブヘッドを目標方向へ送り出しつつ肩の高さまで振り抜く過程を指す。

補足大きく取られたフォロースルーはインパクトがしっかりと行われた証拠であり、スイング全体のバランスの良さを示す。フォロースルーで体が目標方向にしっかり向いていると、スイングの完了形として美しいフィニッシュにつながる。

関連クラブヘッドフィニッシュインパクト

フォワードプレス スイング

スイングを開始する直前に行うわずかな前動作。テイクバックに入るきっかけとして、アドレスの姿勢から一度手や体重を目標方向に軽く動かす動きを指す。

補足アドレスで静止した状態からスムーズにスイング始動するためのトリガーとして多くのプロが取り入れている。小さなフォワードプレスを入れることで体がスイングの動きに移行しやすくなり、ぎこちないスタートを防ぐ効果がある。

関連テイクバックアドレス

フラットスイング スイング

スイングプレーンが浅い(水平に近い)スイング。クラブが横に長く振られ、腕が体の周りを回るような軌道で、全体的に大きく見えるスイング。

補足低い弾道やドローボールを打ちやすく、飛距離を出すのに有利な反面、極端にフラットだと軌道がずれてダフリやプッシュの原因にもなる。柔軟性の高い人や長身の人はフラットなスイングになりやすい傾向がある。

関連スイングプレーンプッシュドローダフリ

フルスイング スイング

クラブを最大限に振り上げて振り切る全力のスイング。トップまでしっかりクラブを上げフィニッシュまで一連の動作を大きく行うもので、ショットの基本となる振り方。

補足最大飛距離を得るためのスイングであり、特にドライバーショットやロングショットで用いられる。フルスイングはパワフルだが力みすぎるとミート率が下がるため、状況に応じてスリークォーターやハーフスイングとの使い分けが重要になる。

関連ハーフスイングフィニッシュミート率トップ

ヘッドアップ スイング

インパクト前後に頭(顔)が起き上がってしまう動作。ボールを打つ前に上体が伸び上がり、目線が先にターゲット方向へ移ってしまうミス動作を指す。

補足ヘッドアップが起きるとインパクトでクラブの最下点がずれ、トップや空振りなどのミスショットにつながる。対策としてはインパクトまで頭の高さと目線を保ち、ボールを最後まで見る意識を持つことが重要である。

関連インパクトトップ

ボディターン スイング

体の回転(ターン)でクラブを振る動作やスイング手法。腕や手だけで振るのではなく、腰や肩など体幹の回転運動によってクラブを振り抜くことを指す。

補足正しいボディターンによるスイングは大きなパワーと安定性を生み、手打ちを防ぐ効果がある。下半身リードで上半身がそれに追随する動きが理想で、体の回転と腕の振りが調和することで方向性と飛距離が向上する。

関連手打ち

弾道・球筋

32語フィッティング・計測の解説 →
バックスピン 弾道・球筋

ボールが前方へ飛んでいく方向に対して後方(手前側)へ向かってかかる回転のこと。インパクトでクラブフェースによりボールに下向きの力が加わることで生じる逆回転であり、ほとんどのショットには程度の差はあれバックスピンがかかっている。バックスピンがしっかりかかった球は揚力を生み出してボールがよく浮き、安定した高い弾道になりやすい。

補足バックスピン量が多いほどボールは空中で失速しにくく、また着地後に止まりやすい(場合によっては後退する)という利点がある。グリーン上にボールを止めるアプローチやアイアンショットでは十分なバックスピンが必要とされる。一方、ドライバーショットでバックスピンが多すぎると弾道が吹き上がって飛距離をロスする原因にもなる。適正なバックスピン量はクラブごとに異なり、プレーヤーはスイングやクラブ選択でスピン量をコントロールすることが重要である。

関連バックスピン量インパクトフェーススピン量ロール

解説スピン量の完全ガイド

フェード 弾道・球筋

ボールが緩やかに右へ曲がる球筋(右打ちの場合)。スライスほど曲がり幅が大きくなく、意図的に打たれるコントロールショットであることが多い。インパクトでフェースをやや開き気味にしつつスイング軌道をコントロールすることで生じる軽い左回転の球で、風に強く安定した弾道とされる。

補足フェードボールはグリーン上で止まりやすく、ピンをデッドに狙う際に好まれる球筋である。プロの中には常に軽いフェードを持ち球とし、左右のブレを抑えている選手も多い。フェードを打つにはアウトサイドイン気味のスイングや目標に対してフェースを開くなどのテクニックが用いられるが、あくまで安定した小さな曲がりに留めることが重要となる。なお、フェードの逆はドローであり、プレーヤーの持ち球はフェード派とドロー派に大別される。

関連アウトサイドインインパクトフェーススライスロール

解説フェーストゥパス(曲がりの主因)の完全ガイド

フック 弾道・球筋

ボールが左方向(右打ちの場合)に大きく曲がって飛ぶ球筋。フェースが極端に被って当たったりインサイドアウトの軌道過多により強い左回転がかかることで生じる。フックボールは低く押さえ気味の弾道になりやすく、右に出てから大きく左に曲がるケースや、真っ直ぐ出た後急激に左へ逸れるケースがある。

補足フックもまた意図しない場合は大きなミスショットとなり得る。左へのOBや林を招き、特に距離が出る分だけ危険度が高い。フック癖のある人はスイングで手先が返りすぎていたり、極端なインからの軌道になっていないか点検が必要だ。ただしフック系の球筋自体はパワフルでランも出やすいため、上級者はコントロールされたドローボール(軽いフック)を武器にすることも多い。要は曲がり過ぎたフックが「ミス」であり、適度なフックは「ドロー」として区別される。

関連インサイドアウトフェースロールドローサイド

解説フェーストゥパス(曲がりの主因)の完全ガイド

プッシュ 弾道・球筋

狙いに対してボールが真っ直ぐ右方向へ飛び出すミスショット(右打ちの場合)。ボールは右に飛び出した後ほとんど曲がらず、そのまま右方向へ一直線に飛んで行く。フェースが開いたままスクエアに当たり、なおかつスイング軌道が目標より右を向いているときに起こりやすい。

補足プッシュアウトは方向の誤りという点でミスではあるが、ボール自体はほぼストレートに飛んでいるため比較的ましなミスとも言える。大きな曲がりがない分OBなどのリスクはスライスやフックより低いものの、ターゲットを外れているため結果的にはトラブルになる可能性がある。プッシュの矯正にはアドレス時の目標方向の確認や、インパクトでフェースをしっかりターゲットに向ける意識が有効である。

別名プッシュアウト

関連インパクトストレートフェースアドレススライス

解説フェーストゥパス(曲がりの主因)の完全ガイド

プル 弾道・球筋

狙いに対してボールが真っ直ぐ左方向へ飛び出すミスショット(右打ちの場合)。ボールは左に出た後ほぼ曲がらず、そのまま左方向へ飛んで行く。フェースが閉じたままスクエアヒットし、スイング軌道が目標より左に振られていると起こりやすい症状である。

補足プルもまた方向のミスショットだが、球筋自体に大きなスライスやフックは含まれないため比較的ミスの中では軽度といえる。ただし意図しない左方向へのショットはグリーンを大きく外したりOBになる危険があり無視できない。プルの対策としては、アウトサイドイン軌道を修正したり体の開きを抑えてインパクトするなどが挙げられる。プッシュ同様、まっすぐ飛んでいるだけに自分ではタイミングが合っている錯覚があり修正に時間がかかることもある。

関連アウトサイドインインパクトフェーススライスプッシュ

解説フェーストゥパス(曲がりの主因)の完全ガイド

ヘッドスピード 弾道・球筋

スイング時のクラブヘッドの速度。特にインパクト直前のヘッドの動きの速さを指し、単位は通常m/sやmphで表す。ヘッドスピードが速いほどボールに大きなエネルギーを与えられるため、一般的には飛距離が伸びる傾向がある。

補足ヘッドスピードは体力や柔軟性、スイング技術などに影響される。男性アマチュアのドライバー平均ヘッドスピードは約40~45m/s程度、女性では30m/s前後と言われる。ヘッドスピードを向上させるには筋力トレーニングや効率的な体の使い方、シャフトのしなりを活かしたスイングなどが有効である。ただし無理にヘッドスピードを上げようとするとミート率の低下やスイングのバランス崩壊を招きかねず、適正な範囲で安定して振ることが大切である。

関連クラブヘッドインパクトシャフトミート率

くわしく読む → ヘッドスピード(HS)の完全ガイド

ボール初速 弾道・球筋

ボールがインパクト直後に飛び出していく速度のこと。ボールスピードとも呼ばれ、単位はm/s(メートル毎秒)やmph(マイル毎時)で表される。初速は飛距離を決定する主要因の一つで、一般にヘッドスピード(クラブの速度)が速く、かつミート率が高い(芯に当たる)ほどボール初速は大きくなる。

補足ボール初速はドライバーで最も速くなり、プロのドライバーショットでは初速70m/s(約250km/h)近くに達することもある。ルール上、ゴルフクラブの反発係数(COR)は規制されているが、クラブやボールの技術向上によりアマチュアでも以前より高い初速を出しやすくなっている。初速を上げることは飛距離アップに直結するため、スイング改良や筋力強化などでヘッドスピードを伸ばす努力がなされる。ただし初速が上がってもミスショットでは意味がなく、安定性とのバランスが重要である。

別名初速

関連ヘッドスピードインパクト反発係数ミート率

くわしく読む → ボール初速の完全ガイド

ルール(定義)

78語ゴルフルール完全ガイド →
旗竿 ルール(定義)

ホールの場所を示すために、委員会が準備してホールに立てる動かせるポール。旗を含みます。

関連ホール委員会

解説グリーンの規則(パッティンググリーン)

バンカー ルール(定義)

球を打つために作られた砂の区域。多くは芝や土を取り除いて窪ませてあります。砂に関する特別な制限があります(規則12)。

解説バンカーの規則(砂に触れる制限)

パッティンググリーン ルール(定義)

そのホールでパットするために特別に作られた区域。旗竿が立ち、専用の規則が適用されます(規則13)。

関連ホール

解説グリーンの規則(パッティンググリーン)

パートナー ルール(定義)

自分とサイドを組んで、一緒に競うもう1人のプレーヤー。

関連サイド

解説チーム競技のルール競技フォーマット(プレー方式)

パー/ボギー ルール(定義)

パーやボギーに対する勝ち・負けを、ホールごとに点として数える形式。

関連ホール

解説競技フォーマット(プレー方式)

フォアサム ルール(定義)

2人のパートナーが1つの球を交互に打って競う形式(通称オルタネートショット)。

関連パートナー

解説チーム競技のルール競技フォーマット(プレー方式)

フォアボール ルール(定義)

2人のパートナーが各自の球を打ち、良い方のスコアをそのホールのスコアにする形式。

関連パートナーホール

解説チーム競技のルール競技フォーマット(プレー方式)

不可分な物 ルール(定義)

委員会がコースの挑戦の一部と定めた人工物。罰なしの救済はありません。

関連コース委員会

解説障害物・異常なコース状態からの救済

紛失 ルール(定義)

捜し始めてから3分以内に見つからない球の状態。プレーヤーが「紛失」と宣言しても、それだけでは紛失になりません。

解説OB・紛失球の処置球の捜索と確認(3分ルール)

プレー禁止区域 ルール(定義)

委員会がプレーを禁止した部分。球がそこにあれば必ず救済を受けます。

関連委員会

解説ペナルティエリアの処置(黄・赤)障害物・異常なコース状態からの救済

プレーの線 ルール(定義)

打った球にとらせたい線。線の上方と、その線の両側の合理的な範囲を含みます。

解説コースはあるがまま(状態改善の禁止)グリーンの規則(パッティンググリーン)

ペナルティーエリア ルール(定義)

球が止まると1罰打で救済を受けられる区域。黄か赤の杭・線で示します(規則17)。

解説ペナルティエリアの処置(黄・赤)

ホール ルール(定義)

グリーン上の最終目標の穴。直径108mm、深さは101.6mm(4インチ)以上と決められています。

解説グリーンの規則(パッティンググリーン)

ホールに入る ルール(定義)

球がホールの中に止まり、球全体がグリーン面より下にある状態。これでそのホールは終了です。

関連ホール

解説ホールのプレー(順番・球の扱い)

ボールマーカー ルール(定義)

球を拾い上げるときに箇所を示すために使う人工物(コインやマーカー、ティーなど)。

関連マーカーティー

解説グリーンの規則(パッティンググリーン)

ルールの用語は R&A/JGA のゴルフ規則「定義」に基づきます。くわしい解説は各用語の「くわしく読む」から。