- 操作性重視の設計を貫くVシリーズの主力ドライバー
- 上級者の打点分布に着目した専用フェース設計を採用
- Fujikura製専用シャフトが低めで力強い弾道を生む
inpres X V201は2009年11月に発売された、ヤマハ「インプレスX」のVシリーズを代表するドライバー。操作性と狙った弾道の再現性を重視したアスリート向け設計で、2011年には仕様を一部見直した継続モデルも展開された。
inpres X V201は、ヤマハの主力ブランド「inpres」の系譜に連なる2009年11月発売のドライバー。同世代は、つかまりと飛距離を重視したDシリーズと、打感と操作性を重視したVシリーズの2本柱で構成され、V201はその中心的な1本だった。
フェースには、上級者と平均的なゴルファーで打点分布が異なる点に着目したオクタフェースVを搭載。肉厚を変えて反発エリアを広げ、軽量化とあわせて慣性モーメントを高めている。シャフトは日本向けのFujikura ROMBAX 6J10を標準装備し、低く強い弾道を後押しする。
2009年発売の当初モデルはチタン単体のヘッドだったが、2011年の継続販売分はクラウンに軽量なカーボン素材を組み合わせた構成に変わった。ロフトも9.5度・10.5度から9.0度・10.0度へ見直され、より低く強い弾道を狙いやすくなっている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 10.0° | ✕ | 460cm³ |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|
| #1 | 9.5° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 460cm³ |
inpres X V201が最も向くのは、安定したスイングでドロー・フェードを打ち分けたい中・上級者だ。Vシリーズはつかまりよりも操作性を優先した設計で、狙った球筋を素直に再現しやすい。低めで強い弾道を持ち味とするため、吹き上がりを抑えて距離を稼ぎたいゴルファーにも合わせやすい。
一方で、D系ドライバーのようなつかまり任せの寛容性は備えていない。スイングが安定していない初心者やヘッドスピードが遅い層には振り遅れやすく扱いにくい面がある。まずは球をつかまえたい段階のゴルファーには、同じヤマハでもより易しい設計のモデルの方が合いやすい。
年式で選ぶなら、チタン単体のシンプルな構成を好むなら2010年モデル、クラウンにカーボンを加えた仕様を試したいなら2011年モデルが候補になる。中古で探す際はどちらも発売から15年以上が経過しているため、シャフトのヤレやヘッドの傷み具合を確認しておきたい。
ヤマハは2026年にゴルフ用品事業の終了を発表しており、V201を含むインプレスX世代の新品はすでに流通しておらず、入手は中古が中心になる。状態の良い個体を見つけたら早めに確保しておきたい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| inpres X V201(2010年) | ○ | 低-中 | ◎ | △ | 柔らかく高めの打音 | 狙った球筋を出せる正統派アスリート機 |
| inpres X V201(2011年) | ○ | 低-中 | ◎ | △ | 柔らかく高めの打音 | クラウンにカーボンを加えた継続モデル |
Vシリーズはやさしさよりも操作性と方向性を優先した設計で、フェースを大きく開閉しなくても素直に球をつかまえられる反面、D系ドライバーほどの寛容性は備えていない。低めで強い弾道が持ち味で、スイングが安定している中・上級者ほど本来の性能を引き出しやすい。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
1155位/全1878本 (62%・普通)
13位/全830本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
1080位/全1878本 (58%・普通)
13位/全830本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| inpres X V201(2010年) |
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| inpres X V201(2011年) |
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