- 兄弟のU・500より大きなヘッドでアイアン型ながら高弾道
- フォージドSUP-10のL型フェースが下部の初速も確保
- ワイドソールと高比重タングステンでやさしさと寛容性を両立
タイトリストU・510ユーティリティーは、兄弟のU・500より大きなヘッドとワイドソールを備えた中空アイアン型ユーティリティ。フォージドSUP-10のL型フェースと高比重タングステンで、ロングアイアンが苦手でも高弾道と寛容性を得られるやさしい飛び系の一本だ。
U・510は2019年に登場したアイアン型ユーティリティで、コンパクトなU・500と同時にラインアップされた兄弟モデルだ。両モデルは素材と構造を共通させつつ形状で性格を分けており、U・510はヘッドが大きく高弾道でやさしい方の性格を担う。ウッド型ユーティリティは苦手だがロングアイアンでは球を上げきれない、というゴルファーに向けて開発された。
最大の狙いは、フェアウェイメタルのような高い打ち出しをアイアン形状のまま得ることにある。ブレードが長くソール幅が広いワイド&シャローのヘッドは、手前から入っても滑ってダフりに強く、低・深重心でラフやディボットからでも球を拾いやすい。大きめの顔は構えたときの安心感にもつながる。
フェースにはフォージドSUP-10のL型極薄インサートを採用し、ソールまで回り込ませることでフェース下部で当たっても初速が落ちにくい。17-4ステンレスの中空ボディに高比重タングステンを低く配することで、見た目以上に高い慣性モーメントと広いスイートエリアを生み出している。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 |
|---|---|---|
| #2 | 18.0° | ✕ |
| #3 | 20.0° | ✕ |
| #4 | 22.0° | ✕ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス |
|---|---|---|---|
| Titleist MCI Matte BLACK 70 | - | ドライバー用 | R |
| Titleist MCI Matte BLACK 70 | - | ドライバー用 | S |
最も向くのは、ロングアイアンでは球が上がらないが、ウッド型ユーティリティの丸い顔は苦手というゴルファーだ。アイアンと同じ構えとスイングのまま高さとキャリーを補えるため、セット上位番手の置き換えに無理がない。左のミスが出にくい安心感もある。
ヘッドスピード40m/s前後の中級者にも扱いやすい。標準のフジクラ製カーボンは球が浮きやすく、普段どおり振るだけで高弾道が出る寛容性が持ち味だ。ワイドソールがダフりやトップをカバーし、フェアウェイからもラフからも安定した弾道を返してくれる。
ヘッドスピードの速い上級者には、風に強い低スピン弾道を生かした使い方が合う。狭いホールでティーショットを安全に置きにいく刻みの一本として頼れる。しっかりした重量級シャフトへのカスタムにも対応し、球の高さやつかまりを抑える方向にも振れる。
兄弟のU・500がアイアン並みの操作性と締まった弾道で上級者向けなのに対し、U・510は寛容性と高弾道に振った設計だ。操作性とシャープな弾道ならU・500、上がりやすさとやさしさならU・510という住み分けになる。より丸みのあるウッド型ユーティリティが苦手な層の受け皿でもあり、米国仕様には日本にないより低ロフトの番手も設定され選択肢が一段広い。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| U・510ユーティリティー | ◎ | 高 | △ | ◎ | 弾き感強め | 高弾道と寛容性に振ったやさしい飛び系UT |
U・510はアイアン型ユーティリティの中でも球の上がりやすさと寛容性が際立ち、ワイドソールと低重心で悪いライからも高い弾道を引き出せる。半面、フェースの返りは抑えめで意図的な曲げは得意でなく、操作性よりもやさしさと直進性に価値を置いた一本という位置付けになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
180位/全600本 (30%・大きい)
同ユーティリティカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| U・510ユーティリティー |
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