- 手元剛性を高めた剛性分布で振り急いでも安定する設計
- 強靭な先端でつかまり過ぎを抑え左を逃がすフェード寄りの挙動
- 40g〜80g の 5 重量帯でスインガーからヒッターまで対応
Diamana GT(ディアマナ GT) は、三菱ケミカルが 2022 年 9 月に投入した Diamana シリーズの中元調子モデル。前世代の Diamana PD(2021 年)の系譜を継ぐ位置づけで、手元〜中間部の ボロン繊維強化 と高弾性カーボン素材を組み合わせ、手元のしっかり感を保ったまま中間部のしなり戻りを引き出す挙動を狙っている。
ラインは 40/50/60/70/80 の 5 ウェイトで、各番手に R2/R/SR/S/X/TX を設定する 30 フレックス構成。重量帯は 46〜85.5g、トルクは 2.8〜5.6°、メーカー希望小売価格は税込 44,000 円。後継には 2024 年の Diamana WB/BB が控えており、現行シリーズ群のなかでは中元調子の中核モデルとして位置づけられ、ドライバー用途を中心に純正カスタムオプションでも採用されている。
Diamana GT は 2022 年 9 月に三菱ケミカルが発売したカスタムシャフトで、前作 Diamana ZF の正統後継機にあたる。ZF が持っていた強靭な先端でヘッドのブレを抑える性格を受け継ぎつつ、手元剛性を一段と高めて中間部のしなりを感じやすくした剛性分布が核だ。安定性の高さから思い通りの弾道を描きやすく、スピーディーなしなり戻りでオートマチックに振り抜けると公式が説明している。
展開は 40 / 50 / 60 / 70 / 80 の 5 重量帯で、フレックスは 40 が R2/R/SR/S/X、50 が R/SR/S/X/TX、60 が SR/S/X/TX、70 と 80 は S/X/TX。全モデル一貫して中元調子を採用し、手元と先端を硬く中間にしなりを残す配分のまま、重量が増すほどトルクを絞って弾道を抑え、HS 帯ごとに振り味を作り分ける構成だ。
高弾性 MR70 カーボンと先端側を補強するボロン繊維を継承しつつ、樹脂の架橋構造を最適化して強度と弾性率を高める X-LINK TECH 樹脂システムを組み合わせる。重量帯・フレックス間のバット径差を抑えるコンシステントフィールデザインで、ドライバーから FW までのセットアップを揃えやすくしたと公式が公表している。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Diamana GT 40 | 40g 帯 | R2/R/SR/S/X | ドライバー / FW | 中元調子 |
| Diamana GT 50 | 50g 帯 | R/SR/S/X/TX | ドライバー / FW | 中元調子 |
| Diamana GT 60 | 60g 帯 | SR/S/X/TX | ドライバー / FW | 中元調子 |
| Diamana GT 70 | 70g 帯 | S/X/TX | ドライバー / FW | 中元調子 |
| Diamana GT 80 | 80g 帯 | S/X/TX | ドライバー | 中元調子 |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 46.0 g | 5.6 | 中元 | 46" |
| R | 47.0 g | 5.6 | 中元 | 46" |
| SR | 48.5 g | 5.5 | 中元 | 46" |
| S | 49.5 g | 5.4 | 中元 | 46" |
| X | 49.5 g | 5.4 | 中元 | 46" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 56.5 g | 4.7 | 中元 | 46" |
| SR | 56.5 g | 4.7 | 中元 | 46" |
| S | 56.5 g | 4.6 | 中元 | 46" |
| X | 59.5 g | 4.6 | 中元 | 46" |
| TX | 61.0 g | 4.5 | 中元 | 46" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| SR | 60.5 g | 3.9 | 中元 | 46" |
| S | 62.5 g | 3.8 | 中元 | 46" |
| X | 65.0 g | 3.8 | 中元 | 46" |
| TX | 65.5 g | 3.8 | 中元 | 46" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 72.5 g | 2.9 | 中元 | 46" |
| X | 75.5 g | 2.8 | 中元 | 46" |
| TX | 77.5 g | 2.8 | 中元 | 46" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 82.0 g | 3.0 | 中元 | 46" |
| X | 85.5 g | 2.9 | 中元 | 46" |
| TX | 85.5 g | 2.9 | 中元 | 46" |
Diamana GT は 三菱ケミカル が市販する一般販売シャフトとして展開される他、各クラブメーカー向けに仕様調整された純正版(重量・長さ・トルク・選別ロットを各メーカーが指定)が提供されています。製造元は同じですが、現物としては別物として扱われ、市場価格も異なります。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 62.5 g | 3.8 | 中元 | — |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Diamana GT 40 | 中 | △ | マイルド | しっとり | ◎ | 左を抑えたい軽量リシャフト枠 |
| Diamana GT 50 | 中 | △ | マイルド-シャープ | しっとり | ◎ | HS 40〜43m/s 帯のフェード入門 |
| Diamana GT 60 | 中 | △ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 43〜46m/s 帯の主力モデル |
| Diamana GT 70 | 中-低 | × | シャープ | しっかり | ○ | HS 46m/s 以上で叩く中堅機 |
| Diamana GT 80 | 中-低 | × | 硬め | しっかり | ○ | HS 48m/s 以上のハードヒッター用 |
シリーズ共通で手元と先端を硬く中間にしなりを残す配分のため、ディアマナの中でも左へのミスを抑えやすく、叩いてもつかまり過ぎないフェード寄りの挙動が一貫している。重量が上がるほどトルクを絞って弾道は抑えめになり、軽量帯は安定重視、重量帯は左を完全に消したい層向けと連続的に選び分けやすい設計だ。
左へのミスを抑えつつ軽量カスタムを試したい層には Diamana GT 40 が候補となり、HS 40〜43m/s 帯でフェードを安定させたい中級者には Diamana GT 50 が扱いやすい。手元と先端の硬さを残しつつ中間部のしなりで振りやすさを担保した剛性分布で、軽量帯ながらつかまり過ぎず方向を作りやすい設計だ。
HS 43〜46m/s で方向安定と左ミス抑制を両立したい中〜上級者には Diamana GT 60 が主力候補となる。GEW のシャフト試打レポートでは「自然なタメと加速感が得られドライバーから FW までセットで組みやすい」と紹介されており、現代の大型ヘッドを安定させながら叩いていける剛性配分になっている。
HS 46m/s 以上で叩いていける上級者には Diamana GT 70、HS 48m/s 以上のハードヒッターには Diamana GT 80 が選択肢になる。先端剛性とトルクをさらに絞った構造で、強振しても左に巻かず弾道を抑えて押し込める手応えを狙える設計だ。
同世代の兄弟モデルと比べると、GT は手元剛性が最も高く左を逃がしやすいフェード寄り、PD は安定感と飛距離を両立する寛容性重視、TB は高慣性モーメントヘッドを御してやさしさを広げる対応幅重視と整理できる。さらに新世代の BB は中立的なつかまりで素直に振れる中央モデルとして位置付けられ、四者の中で「左を最も嫌う」キャラが GT だ。
飛距離と寛容性を両取りしたい層は PD、ミスヒットへの強さと幅広い対応を取りたい層は TB、中立で素直に振りたい層は BB、そして叩いても左に行かせず安定したフェードを打ちたい層が GT へ向かう構図になる。詳細比較は Diamana PD / Diamana TB / Diamana BB の各記事も併せて参照してほしい。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
155位/全397本 (39%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
181位/全397本 (46%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
5位/全397本 (1%・お手頃)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
122位/全397本 (31%・普通)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
155位/全397本 (39%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
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| Diamana GT 40 |
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| Diamana GT 50 |
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| Diamana GT 60 |
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| Diamana GT 70 |
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| Diamana GT 80 |
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