- AP2の後継となるプレーヤーズツアーアイアン
- トゥ・ヒールへの高密度タングステン配置で方向安定性を確保
- Tシリーズ随一の柔らかな打感と操作性を両立
タイトリストT100アイアン(2019)は、AP2の系譜を継ぐプレーヤーズツアーアイアン。100%軟鉄鍛造の柔らかな打感と小ぶりで構えやすい顔を保ちつつ、トゥ・ヒールへのタングステン配置で方向安定性を高め、精度と操作性を最優先したいアスリートに応える一本だ。
T100は、2019年に刷新されたTシリーズの中で精度と操作性を担うプレーヤーズツアーアイアンとして登場した。長年ツアーで支持された前作718 AP2の後継にあたり、飛距離よりも狙った距離と方向を突き詰めたツアーモデルとして設計されている。薄いトップラインと少ないオフセットで、構えたときの美しさもシリーズ随一だ。
ボディは100%軟鉄鍛造。ミドル〜ロングアイアンのトゥ側とヒール側に高密度タングステンを配する精密鍛造(Co-Forging)で番手ごとに最適な重心を設計し、打点が多少ブレても弾道と方向が乱れにくい安定性を持たせている。丸みを帯びて進化したソールがターフをきれいに削り、ラフからの抜けの良さにもつながる。
フェースは薄く反応の良い設計で、軟鉄鍛造ならではのフェースに乗る打感を保つ。7番で34度という伝統的なロフト設定を採り、番手間の距離差を素直に刻める。純正はAMT TOUR WHITEとN.S.PRO MODUS³ TOUR 105の軽量スチールが中心だ。
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| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #3 | 21.0° | ✕ | 60.0° |
| #4 | 24.0° | ✕ | 61.0° |
| #5 | 27.0° | ✕ | 62.0° |
| #6 | 30.0° | ✕ | 62.5° |
| #7 | 34.0° | ✕ | 63.0° |
| #8 | 38.0° | ✕ | 63.5° |
| #9 | 42.0° | ✕ | 64.0° |
| #PW | 46.0° | ✕ | 64.0° |
| #AW | 50.0° | ✕ | 64.0° |
| シャフト名 | フレックス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|
| N S PRO MODUS3 TOUR 105 | S | 106.5 g | 1.7 |
T100がまず向くのは、飛距離よりも方向性と打感を優先する中〜上級者だ。ロフトなりに縦の距離を1球ごとに揃えたいボールストライカーにとって、狙った番手で狙った距離に落とせる安心感が大きな武器になる。HS40m/s台から扱え、しっかり振れるほど精度が生きる。
前作の718 AP2やCB系を使ってきた層にも合う。薄いトップラインと少ないオフセットでアドレスの美しさを保ちながら、タングステン配置で左右のブレを抑えたいアスリートに扱いやすい。小ぶりな顔で操作性を残しつつ、前作より方向安定性を一段高めている。
反対に、ミスへの大きな助けや飛距離が欲しい人には合いにくい。芯を外しても距離を保ちたいなら飛びと寛容性のT200が無難で、やさしさを最優先するならT300が選択肢になる。アップライト設計でつかまりやすいため、フックが出やすい人はライ角調整も検討したい。
シリーズ内では、精度と操作のT100、ロフトを立てて距離を上乗せしたT100S、飛びと寛容性を両立するT200、易しさのT300という住み分けになる。飛距離より精度を選ぶ人の一本がT100で、ロング側をT200、ショート側をT100Sで組むコンボセットも有力だ。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| T100アイアン | ○ | 中 | ◎ | ○ | 柔らかい | 精度と打感を最優先したツアーモデル |
飛距離を稼ぐクラブではなく、方向性と縦距離の再現性を突き詰めた設計だ。Tシリーズの中でも打感は随一とされる一方、芯を外したときの距離の落ちは相対的に大きく、安定して芯を捉えられる中〜上級者に向く。丸みのあるソールで抜けがよく、ロングアイアンも楽に上がる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
15位/全622本 (2%・大きい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
321位/全374モデル (86%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| T100アイアン |
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