- パワースリットでクラウンのたわみを最大化し高弾道へ
- PHYZ III 専用設計シャフトでタメを作りヘッドを走らせる
- U3〜U6 の 4 番手展開で長い番手を置き換える
ブリヂストン PHYZ III ユーティリティは、2014 年に登場した「大人げない飛び」を掲げる PHYZ シリーズの 3 代目。パワースリットと専用設計シャフトで、ヘッドスピードが上がりにくいアマチュアでもやさしく高弾道のキャリーを出せる一本だ。
2014 年 3 月発売の PHYZ シリーズ 3 代目で、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティが同時に展開された。ヘッドスピードが上がりにくいアマチュアを主役に据え、「大人げない飛び」をテーマに掲げた飛距離重視のやさしいウッド型ユーティリティだ。
番手は U3(19°)、U4(22°)、U5(25°)、U6(28°)の 4 種類。番手が上がるほどヘッド体積を抑えてライ角を立て、ミドルからショート寄りのアイアンを置き換える役割を担う。ボディは SUS630 ステンレス、フェースにはハイパーマレージング鋼 AM450 を採用している。
クラウンの 3 本の立体的なパワースリットとソールのリブの相乗効果で、インパクト時のクラウンのたわみを引き出して高弾道・高初速を狙う。専用設計シャフトは手元剛性を高め、タメが小さいアマチュアでもヘッドスピードを上げやすくしている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 19.0° | ✕ | 58° | 120cm³ |
| #4 | 22.0° | ✕ | 59° | 115cm³ |
| #5 | 25.0° | ✕ | 60° | 111cm³ |
| #6 | 28.0° | ✕ | 60.5° | 107cm³ |
第一に薦めたいのは、加齢などでヘッドスピードが落ち、ロングアイアンやミドルアイアンの長い番手で球が上がりにくくなった層だ。専用設計シャフトの助けでやさしく高弾道のキャリーを出せるのが最大の価値で、シニア層との相性が良い。
つかまりが良くドロー寄りの球が出やすいため、スライスや右への抜けに悩むアマチュアにこそ向く。アドレスの安心感が高く、初心者の最初の一本としても扱いやすい。
一方で、ドロー傾向が強めに出るため、フェードで持ち球を作りたい人や弾道を抑えたい人にはやや過剰に感じられることもある。球を操作したい上級者には物足りなさが残る性格だ。
番手の選び方としては、ロングアイアンを置き換えて距離を稼ぎたいなら U3・U4、球の上がりやすさとやさしさを最優先するなら U5・U6 を中心に組むとアイアンとの距離ギャップを埋めやすい。シリーズ内では飛距離特化のドライバー、つなぎのフェアウェイウッドと合わせて、長い番手の不安をまとめて解消する構成が想定されている。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PHYZ III(U3 19°) | ○ | 中-高 | ○ | ○ | マイルド | ロングアイアン代替の長距離番手 |
| PHYZ III(U4 22°) | ○ | 高 | ○ | ◎ | マイルド | 最も扱いやすい中心番手 |
| PHYZ III(U5 25°) | ○ | 高 | ○ | ◎ | マイルド | 球が上がりやすい主力番手 |
| PHYZ III(U6 28°) | ○ | 高 | ○ | ◎ | マイルド | ショート寄りアイアンの置換に |
4 番手とも設計思想は共通で、ヘッドスピードが速くないゴルファーがやさしく高さを出すことを狙ったオーソドックスな造り。ソールが厚めでフェアウェイウッドに近い安心感があり、つかまりの良さからドロー寄りの球が出やすいのが全番手に共通する傾向だ。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
116位/全440本 (26%・大きい)
183位/全305本 (60%・普通)
同ユーティリティカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| PHYZ III(U3 19°) |
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| PHYZ III(U4 22°) |
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| PHYZ III(U5 25°) |
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