- 2番手上の飛びを掲げる飛び系ラインのドライバー
- 慣性モーメント向上でサイドスピンを抑えた直進性
- 穏やかなヘッド挙動で構えやすさとつかまりを両立
「手にするだけで2番手上の飛び」を掲げたヤマハの飛び系ライン、インプレスUD+2の2018年モデルドライバー。つかまりのよさで飛ばすコンセプトは踏襲しつつ、ヘッド挙動を穏やかにして慣性モーメントを高め、右へのミスを抑えた直進性の高いスライサー救済機に進化している。
インプレスUD+2は、ヤマハのやさしさ系ラインの中でも飛距離とつかまりを最優先に据えた飛び系シリーズだ。2016年の初代がベテラン層の買い替えを促すヒットとなり、その系譜を継ぐこの2018年モデルドライバーも、非力なアベレージ層やスライスに悩む層を主役に据えた設計で、操作性で攻めるRMXとは狙いが明確に分かれる。
先代はヘッドターンの挙動を強めに出してスライスを軽減していたのに対し、この世代はターンを適度に抑えつつ慣性モーメントを高める方向へ舵を切っている。ヘッド挙動を穏やかにしてサイドスピンを抑え、直進性を引き上げたのが最大の進化点で、左へのつかまり過ぎも気になりにくくなっている。
大きな重心角と低めの重心設計でヘッドスピードが速くない層でも球をつかまえやすく、フェース周りの剛性を確保して初速を稼ぐ。金属的で澄んだ打音はヤマハらしい心地よさとして、試打レビューでもたびたび触れられている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|
| #1 | 9.5° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 460cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ORIGINAL CARBON TMX 419D | カーボン | ドライバー用 | S | D3 | 286 g | 53.0 g | 5.9 | 先中 |
| ORIGINAL CARBON TMX 419D | カーボン | ドライバー用 | SR | D3 | 286 g | 47.0 g | 6.1 | 先中 |
| ORIGINAL CARBON TMX 419D | カーボン | ドライバー用 | R | D2 | 279 g | 45.0 g | 6.5 | 先中 |
ヘッドスピードが速くなく、スライスや右へのプッシュに悩むアベレージ層にはこのUD+2ドライバーが素直にはまりやすい。大きな重心角でヘッドが自然に返り、フェースを開いたまま振っても球がつかまるため、右の林や池を怖がらずに振り抜ける安心感がある。
左右どちらにも曲がって球筋が安定しない層にも候補になる。慣性モーメントを高めてサイドスピンを抑えた設計が、曲がり幅そのものを小さくしてくれるので、ミート率に自信がなくても方向性がまとまりやすい。
一方で、ドローとフェードを意図して打ち分けたい中上級者には物足りない。つかまりと直進性を優先した性格ゆえに、意図的な操作の幅は限定的で、球を操りたいならインプレスではなくRMXが向く。
ライン内での住み分けを整理すると、とにかくつかまえて飛ばしたいならUD+2、球筋を操作したいならRMXという対比が選び方の軸になる。UD+2の中でもこの2018年モデルは、初代よりつかまり過ぎを抑えて直進性を高めた世代なので、左のミスが気になり始めた人ほど扱いやすい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| inpres UD+2ドライバー(2018) | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | 澄んだ金属音 | 直進性を高めたスライサー救済機 |
つかまりと寛容性に大きく振った一本で、狙って曲げる操作性よりも、右へ抜けるミスをいかに減らして真っすぐ飛ばすかに設計の軸がある。球筋を積極的に操作したい層は、同じヤマハでもRMX系ドライバーに視点を移すのが自然な棲み分けになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
3028位/全3363本 (90%・軽め)
1080位/全1878本 (58%・普通)
13位/全830本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| inpres UD+2ドライバー(2018) |
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