- スーパーグラビティ構造で低重心・高慣性化
- ミスヒットに強いアルティメットフェース
- シャフト内蔵のタングステンで当たり負けを抑制
inpresX Z203ドライバーは、ヤマハが2013年3月に発売したアベレージ向けの1本。低重心と広い反発エリアを組み合わせたTS(トリプルシナジー)コンセプトで、やさしい高打ち出しとつかまりの良いハイドロー弾道を狙い、ロフトは9.5度と10.5度を用意する。
inpresX Z203ドライバーは、2013年3月にヤマハが投入したインプレスX「Z」ラインの刷新モデル。当時のヤマハは上級者向けの「V」、幅広い層向けの「RMX」、アベレージ向けの「Z」という3ラインを展開しており、Z203はやさしさと飛距離を最優先したモデルとして位置付けられていた。
核となるのは低重心・高慣性化を狙う「スーパーグラビティ構造」、広い反発エリアで安定した初速を引き出す「アルティメットフェース」、シャフト内部のタングステンでたわみを抑える「チップウェイトテクノロジー・アルファ」の3つ。三位一体の設計で高打ち出し・低スピンの弾道を狙う。
ヘッド体積460ccのシャロー形状で、ロフトは9.5度と10.5度の2種類。ライ角61度・フェース角0度のストレート設計とクラウンのアドレスマークで、構えやすさとターゲットの出しやすさを両立させている。純正シャフトはS/SR/Rの3フレックスから選べる。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|
| #1 | 9.5° | ✕ | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 460cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ORIGINAL CARBON TMX 513D | カーボン | ドライバー用 | S | D1 | 290 g | 54.0 g | 4.6 | 先中 |
| ORIGINAL CARBON TMX 513D | カーボン | ドライバー用 | SR | D0 | 285 g | 51.0 g | 4.9 | 先中 |
| ORIGINAL CARBON TMX 513D | カーボン | ドライバー用 | R | D0 | 283 g | 49.0 g | 5.1 | 先中 |
inpresX Z203ドライバーが最も向くのは、スライスに悩みやすく、もっとやさしく飛距離を伸ばしたいアベレージゴルファーだ。低重心設計とつかまりの良いフェース角により、普通に振るだけでハイドロー系の安定した弾道が出やすい。
ヘッドスピードがそれほど高くないシニア層や、ゴルフ歴の長い成熟したゴルファーとの相性もよい。シャフトはS/SR/Rの3フレックスを用意し、無理なく振り切れる硬さを選びやすいのも安心材料だ。
同時期のヤマハのラインアップでは、球を操作したい中上級者向けの「V」シリーズや調整機構を備えた「RMX」系とは別に、Z203はやさしさと飛距離を最優先したモデルという住み分けだった。操作性よりもまず飛距離とやさしさを求める層に向く。
なおヤマハはゴルフ用品事業を終了しており、Z203の新品供給はすでにないため、入手は中古が中心になる。購入時はロフトやシャフトフレックスの表記に加え、フェースやクラウンの傷・打痕の状態も確認しておきたい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| inpresX Z203 | ○ | 高め・つかまり系 | △ | ◎ | マイルド | やさしさと飛距離を優先したアベレージ向けモデル |
460ccのシャロー形状と低重心設計により、普通のスイングでも高く上がる安定したハイドロー弾道が出やすい。操作性よりもやさしさと直進性を重視した設計のため、球を左右に打ち分けたい中上級者よりも、つかまりの良さでスコアアップを狙うアベレージゴルファーに適性が高い。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
2953位/全3363本 (88%・軽め)
1080位/全1878本 (58%・普通)
13位/全830本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| inpresX Z203 |
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