- バフラーレールがどんな悪いライでも抜けを助ける
- コブラ史上初の高強度CNCミルド鍛造フェースを搭載
- スマートパッド付きMYFLY 8で8段階のロフト調整が可能
KING F9 SPEEDBACKフェアウェイウッドは、2本のバフラーレールと高強度鍛造フェースを組み合わせた2019年発売のコブラ主力ウッド。ライを問わず抜けの良さを発揮する設計で、悪条件からも積極的にウッドを使いたい層に向く。
KING F9 SPEEDBACKフェアウェイウッドは2019年に発売されたコブラの主力ウッドで、同時期のドライバーと共通のSPEEDBACK形状を採用する。前作KING F8から続くバフラーレールを踏襲しつつ、フェアウェイウッドとしてはコブラ史上初となるCNCミルド加工のフェースを組み合わせた一本だ。
ソールの2本のバフラーレールは番手ごとに高さを変えた設計で、3-4番は低め、5-6番はやや高めにして番手ごとの入射角の違いに対応する。ライの悪い場所でも引っかからず滑るように振り抜けるのが持ち味だ。後方に配置したタングステンウェイトが低く深い重心をつくり、強く高い弾道を後押しする設計になっている。
フェースは475ハイストレングスステンレスを削り出したCNCミルド鍛造フェースで、上下でカーブを変えたデュアルロール設計により打点がずれても弾道のばらつきを抑えやすい。ホーゼルは8段階でロフトを変えられるスマートパッド付きMYFLY 8を採用し、ロフトを変えてもアドレス時のフェース向きが変わらないのが利点だ。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 14.5° | ✕ | 58.75° | 166cm³ |
| #5 | 18.5° | ✕ | 59.5° | 155cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SPEEDER Evolution for Cobra FW | カーボン | 3,5 | R | D0 | 52.5 g | 4.5 | - |
| SPEEDER Evolution for Cobra FW | カーボン | 3,5 | SR | D0 | 55.5 g | 4.5 | - |
| SPEEDER Evolution for Cobra FW | カーボン | 3,5 | S | D0 | 57.0 g | 4.5 | - |
| TOUR AD VR6 | カーボン | 5 | S | D1 | 65.0 g | 3.2 | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| SPEEDER 661 EVOLUTION V | S | D1 | 66.0 g | 3.7 |
ライの心配をせずフェアウェイウッドを積極的に使いたい層に向く一本だ。2本のバフラーレールが地面との摩擦を抑え、ラフや荒れたライからでも狙った方向へ振り抜きやすいため、セカンドショットでウッドを避けがちな中級者ほど恩恵を感じやすい。安定した直進性を評価する声も多く、大きく曲げずに打ちたい層とも相性が良い。
一方で、フェースの返りが控えめな設計のため、払い打ちで積極的につかまえたい層にはドローが出にくく感じられる場面がある。またインパクトのフィードバックが穏やかで、芯を外した感触を頼りに調整したい上級者には物足りなく映ることがある。タイミングや素振りのテンポが安定しない場合、見た目のやさしさに反して扱いづらく感じることもある。
番手選びは基準ロフトが目安になる。3Wは基準14.5度(13〜16度で調整可)で飛距離を意識した番手、5Wは基準18.5度(17〜20度で調整可)で高さを出しやすくグリーンを狙う場面でも扱いやすい番手だ。ティショットの代役も兼ねたいなら3W、セカンドやレイアップで確実に高さを出したいなら5Wを軸に考えるとよい。
この一本が持つバフラーレールとミルドフェースの設計思想は、その後のコブラのフェアウェイウッドにも受け継がれている。最新の打感や飛距離性能を求めるなら現行シリーズが有力な代替候補になり、同じKING F9シリーズのドライバーやユーティリティと組み合わせればセットとしての一貫性も得やすい。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KING F9 SPEEDBACK 3W(14.5度) | ◎ | 中-高 | ○ | ○ | はじき系 | バフラーレールで安定して飛ばせる主力番手 |
| KING F9 SPEEDBACK 5W(18.5度) | ○ | 高 | ○ | ◎ | はじき系 | 高さが出しやすくグリーンも狙える番手 |
両番手に共通するのは、2本のバフラーレールによる安定した振り抜けと、低く深い重心による強い弾道。クラブフィッターの小倉勇人は、カチンというよりも球がフェースに乗るような柔らかい打感だと評している。3Wは飛距離を意識した番手、5Wはより高さを出しやすい番手で、番手なりの性格の違いがはっきりしている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
144位/全506本 (28%・大きい)
254位/全392本 (65%・普通)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
113位/全279モデル (41%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| KING F9 SPEEDBACK 3W(14.5度) |
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| KING F9 SPEEDBACK 5W(18.5度) |
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