- スピードバック設計で空力性能と低重心を高次元で両立
- フェース全体をCNCミルド加工し薄く反発力のあるフェースに
- MYFLY8と可動ウェイトでロフトと弾道を作り込める
2019年のコブラKING F9 SPEEDBACKドライバーは、空力形状と低重心を融合したスピードバック設計とCNCミルドフェースが核。可変ホーゼルと可動ウェイトで弾道を作り込め、直進性の高い強い球を安定して飛ばしたい層に向く一本。
2019年に登場したKING F9 SPEEDBACKドライバーは、空力性能と低重心を初めて高い次元で両立させたとコブラが位置づけるフラッグシップモデル。460ccヘッドは丸みを帯びたリーディングエッジと持ち上げたクラウン形状で空気の流れをなめらかにし、ヘッドスピードを引き出す狙いで開発された。
ホーゼルの調整機構MYFLY8はロフトを±1.5度の範囲で調整でき、日本仕様は9.0度と10.5度の2種類を用意する。ソール後方の2つの可動ウェイトは標準で後ろ10g・前2gの配分で、入れ替えると前寄りは低スピンで強い弾道、後ろ寄りは上がりやすく寛容な弾道になる。
クラウンはコブラ史上最大級のカーボン素材で包み、チタンクラウンより軽くした分をソール後方のタングステンウェイトに回して低く深い重心をつくった。フェース上下でロール量を変えるデュアルロールや、ヒール・トゥーのギア効果を抑えるE9テクノロジーも採用し、ミスヒットへの強さを高めている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 57.5° | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 57.5° | 460cm³ |
| シャフト名 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| TOUR AD VR 6 | S | D2 | 65 g | 3.2 |
| シャフト名 | フレックス | バランス | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|
| SPEEDER 661 EVOLUTION V | S | D2 | 66.0 g | 3.7 |
直進性の高い強い球を安定して飛ばしたい中上級者に向く一本で、ミスヒットへの寛容性と低スピンによる飛距離性能を両立させている。フックやチーピンに悩まされやすい層、方向性を崩したくない層と相性が良い。
ロフト選びは日本仕様の2種類が起点になる。目安としてヘッドスピード40m/s台前半までの層は10.5度を選ぶ方が高さを確保しやすく、45m/s前後より速い層なら9.0度でも十分な高さと強さが両立できる。さらにMYFLY8の調整機構でロフトを±1.5度の範囲に細かく合わせ込める。
ソールの可動ウェイトは前後で性格が変わる。前寄りにすればスピンを抑えた強い弾道、後ろ寄りにすれば上がりやすく寛容な弾道になり、スイングやコースコンディションに合わせて弾道を作り込めるのがこのドライバーの核となる。
一方で意図的にドローやフェードを打ち分けたい上級者には操作幅の物足りなさが残る。直進性を重視した性格上、狙って大きく曲げる操作性を求めるなら他の選択肢も検討したい。空力と低重心を追求する設計思想は後継モデルにも引き継がれており、最新技術を求める場合は現行のドライバーラインアップも比較検討する価値がある。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KING F9 SPEEDBACKドライバー | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | しっかり系 | 低スピンと高寛容性を両立した直進重視モデル |
空力形状と低重心を組み合わせたスピードバック設計により、低スピンで強く直進性の高い弾道が出やすいのがこのドライバーの核。寛容性を高めるE9テクノロジーとデュアルロールにより、ミスヒットでも距離のロスが小さく安定する一方、意図的に大きく曲げる操作性は控えめな性格にまとまっている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
1153位/全1875本 (61%・普通)
13位/全827本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| KING F9 SPEEDBACKドライバー |
|
|