- 番手別のヘッド構造で飛びと操作性を両立させた設計
- ロング〜ミドルは中空+スピードフォームで上がりやすさを確保
- ショートは軟鉄鍛造1ピースで打感と距離の刻みやすさを優先
P760アイアンは、テーラーメイドのアスリート向けPシリーズに位置づくコンパクトな番手別構造モデル。ロングからミドルは中空ヘッドで上がりやすさと飛びを、ショートは軟鉄鍛造1ピースで打感と距離の刻みやすさを受け持つ、操作性重視の中上級者向けの一本だ。
P760アイアンは2018年に登場した、テーラーメイドのアスリート向けPシリーズの一角。薄刃に近いシャープな顔つきとコンパクトなヘッドで、ツアー選手から中上級者が求める弾道コントロールに応えるモデルとして開発された。同じPシリーズの中ではよりやさしいP790と、より小ぶりなマッスル系の中間に位置づく。
最大の特徴は番手ごとにヘッド構造を変えている点だ。長めの番手は中空ボディにスピードフォームを充填して上がりやすさと初速を確保し、短い番手は単一素材の軟鉄鍛造1ピースとすることで、手応えのある打感と狙った距離を刻みやすいフィーリングを両立している。番手によって充填材の量も調整され、セットとしての完成度が追求されている。
中空番手はステンレス(SUS630)のフェースに軟鉄鍛造ボディを組み合わせ、トゥにはタングステンを配して重心を最適化。スピードフォームが打球時の余分な振動を抑え、中空構造ながらまとまった打感を生むよう設計されている。
| 番手 | 左利き対応 |
|---|---|
| #3 | ✕ |
| #4 | ✕ |
| #5 | ✕ |
| #6 | ✕ |
| #7 | ✕ |
| #8 | ✕ |
| #9 | ✕ |
| #PW | ✕ |
| #AW | ✕ |
P760が最も向くのは、コンパクトなヘッドで弾道を操りつつ、ロングアイアンの上がりにくさだけは中空構造で補いたい中上級者だ。操作性を確保しながらロングの易しさも欲しい層に好適で、ユーティリティが苦手な人が長い番手をアイアンで揃えたいケースにも現実的な選択肢になる。
打感を重視するゴルファーにも応える。短い番手は軟鉄鍛造1ピースのソフトな感触で、距離を細かく刻むショットで手応えを得たい人に向く。中空番手も振動を抑えた設計で、中空とは思えない打感だとの声が複数のユーザーから上がっている。
一方で、芯を外したときの飛距離ロスを最小限にしたい層には、小ぶりなぶんシビアさが残る点に注意したい。やさしさを最優先するなら同シリーズのP790の方が安心感は上になる。P760は飛距離の絶対値を伸ばすより、弾道コントロールと打感を取りにいくモデルとして捉えると、自分に合うか判断しやすい。実際に短い番手と長い番手で構造が異なるので、両端の番手を試打して感触の差を確かめてから選びたい。
| 番手帯 | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ロングアイアン (#3-#5) | ○ | 中-高 | ○ | ○ | やや硬め | 中空で上がりやすく飛ばせる |
| ミドルアイアン (#6-#7) | ○ | 中 | ◎ | ○ | マイルド | 操作性と安定感の中核 |
| ショートアイアン (#8-PW/AW) | - | 中-低 | ◎ | △ | ソフト | 軟鉄1ピースで距離を刻む |
長い番手では中空+スピードフォームで球を上げて飛ばし、短い番手では軟鉄鍛造らしい柔らかさで距離感を合わせるという、番手ごとに役割を切り替える設計思想が核。全体に小ぶりなヘッドで吹け上がりにくく、低めの弾道も含めて球筋をコントロールしやすいのが持ち味だ。
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| 評価軸 | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| 弾道・飛距離 |
|
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| 打感 |
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| 操作性・実戦性 |
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