- オーガニックICTフェースをアイアンで初採用
- トゥラップテクノロジーで低重心・高慣性を実現
- 5番21°からのストロングロフト設計で番手を網羅
ステルスグローレ アイアンは、2022年発売のテーラーメイド グローレシリーズ最新世代モデル。オーガニックICTフェースとトゥラップテクノロジーによる低重心・強めのロフト設計で、ヘッドスピードが控えめなゴルファーでもやさしく高弾道を実現する日本市場向けの一本。
ステルスグローレ アイアンは2022年10月7日に発売された、テーラーメイドの日本市場向けブランド・グローレの最新世代モデル。SIMグローレの流れを継ぎつつ、ワールドワイド展開のステルス由来の技術を取り込み、非力なゴルファーでもやさしく振り抜ける軽量設計を一段進化させた。2026年時点でグローレの名を継ぐ後継シリーズは登場しておらず、グローレというブランドの一つの到達点といえる一本だ。
単一ヘッドで5番からSWまでを単品展開し、標準セットは6番からPWまでの5本構成になる。フェースにはL型のクロムモリブデン鋼フォージド材を採用し、内部にはタングステンウェイトを配置。純正シャフトは軽量スチールのN.S.PRO 790GH、ややしっかりめのN.S.PRO 950GH neo、軽量カーボンのSPEEDER NX for TMの3本を用意し、重量帯の異なる3種類のシャフトで振り抜きやすさを選び分けられる。
低重心化の核となるのが、トゥ側の金属を薄くしてタングステンウェイトへ置き換えるトゥラップテクノロジーと、それを支えるキャップバックデザイン。フェースには番手ごとに厚みを変えるオーガニックICT(インバーテッド・コーン・テクノロジー)をシリーズで初めて搭載し、芯を外しても十分なボールスピードと高弾道を確保できる設計に仕上げている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #5 | 21.0° | ✕ | 61.0° |
| #6 | 24.0° | ✕ | 61.5° |
| #7 | 27.0° | ✕ | 62.0° |
| #8 | 31.0° | ✕ | 62.5° |
| #9 | 36.0° | ✕ | 63.0° |
| #PW | 41.0° | ✕ | 63.5° |
| #AW | 47.0° | ✕ | 63.5° |
| #SW | 54.0° | ✕ | 63.5° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NS PRO 790GH | スチール | 5,6,7,8,9,P,A,S | S | D1 (#5,6,7,8,9,P) / D2 (#A) / D3 (#S) | 382 g (#7) | 85.0 g (#5,A,S) | 2.8 (#5,A,S) | - |
| SPEEDER NX for TM IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,P,A,S | R | D0 (#5,6,7,8,9,P) / D1 (#A) / D2 (#S) | 353 g (#7) | 52.0 g (#5,A,S) | 4.2 (#5,A,S) | - |
| SPEEDER NX for TM IRON | カーボン | 5,6,7,8,9,P,A,S | SR | D0 (#5,6,7,8,9,P) / D1 (#A) / D2 (#S) | 358 g (#7) | 56.0 g (#5,A,S) | 4.1 (#5,A,S) | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO 950GH NEO | S | D2 (#5,6,7,8,9,P) / D3 (#A) / D4 (#S) | 403 g (#7) | 98.0 g | 1.7 |
ヘッドスピードが40m/s前後で、球の高さや初速の伸びに物足りなさを感じているゴルファーには、ステルスグローレ アイアンがまず候補になる。強めのロフトと低重心設計の組み合わせで、力まなくても高い弾道を上げやすいのが持ち味で、番手なりの高さが出づらいと感じてきた層ほど恩恵を実感しやすい。
大きめのフェースを持つアイアンは芯を外すと右へのプッシュが出やすいものだが、本機はインパクトで素早くボールをつかまえる設計のため、芯を外してもプッシュのミスが出にくいと国内の試打サイトで評されている。方向性の不安を減らしたいアベレージ層にも扱いやすい一本だ。
中古で選ぶ際にまず確認したいのがシャフトだ。軽量スチールのN.S.PRO 790GHは標準シャフトの中でも振り抜きやすく、N.S.PRO 950GH neoはトルクを抑えたやや重めのスチールで安定感を求める層に向く。軽さを最優先するならカーボンのSPEEDER NX for TMが最も振りやすい選択肢になる。
番手構成にも注意したい。標準セットは6番からPWまでの5本で、5番とAW、SWは単品での買い足しになる。中古ではフェースの打痕とライ角の調整履歴を確認しておくと状態を見極めやすい。強めのロフト設計を活かすには、購入時点のライ角が体格やスイングに合っているかも見ておきたい。
現行のQiシリーズやP790アイアンと比べると、ステルスグローレ アイアンはグローレというブランドが軽さとやさしさに全振りしてきた系譜にある一本だ。現行のQiシリーズにも強めのロフトと軽量設計を追う流れが受け継がれており、番手ごとに操作性を作り込むP790とは異なる方向性を持つ。とにかく軽く振り抜いて高さと安定感を得たいなら、本機は今なお有力な選択肢になり得る。
| 番手 | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5-6番 | ○ | 中-高 | △ | ◎ | しっかりめ | 球の高さを稼ぎにくい層を助けるロング |
| 7-8番 | ◎ | 高 | △ | ◎ | しっかりめ | シリーズの主戦力、安定感が際立つミドル |
| 9-PW | ○ | 高 | ○ | ○ | しっかりめ | スコアメイクの精度を支えるショート |
| AW-SW | - | 中-高 | ○ | ○ | しっかりめ | セットを完結させる実用番手 |
全番手に共通するのはオーガニックICTとトゥラップテクノロジーによる低重心設計で、ロングアイアンでも高さを出しやすい。7-8番は飛距離と安定感のバランスが最も評価されているミドルアイアンで、9番以降は操作性がわずかに戻り、スコアメイクの精度を支える構成になっている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
406位/全675本 (60%・普通)
516位/全607本 (85%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
310位/全371モデル (84%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| ステルスグローレ アイアン |
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