- 世界初のナノアロイフェースを全モデルに搭載
- 軟式バット「ビヨンドマックス」着想の新フェース構造
- 寛容性の標準と操作性の JPX ONE SELECT の 2 機種展開
ミズノ JPX ONE シリーズのドライバー 2 機種を比較。東レと共同開発の世界初ナノアロイフェースを軸に、寛容性重視の JPX ONE と操作性に振った JPX ONE SELECT の設計意図と適合層を整理する。
JPX ONE は 2026 年 3 月にミズノが発売したフラッグシップドライバーシリーズで、ST 230 系から約 3 年ぶりの大刷新となる。東レが特許を持つ衝撃時に柔らかくなる素材ナノアロイを世界で初めてドライバーフェースに採用したと公表しており、ミズノが「飛びのミズノ」復権を狙う勝負作と国内媒体に位置付けられている。
シリーズは寛容性と直進性をフロントに置く標準の JPX ONE と、ヘッドサイズが小さく見えるシェイプで操作性を持たせた JPX ONE SELECT の 2 機種構成。SELECT はフェース投影をひと回り絞ったアジア専用設計で、中・上級者の球筋作りを意識したラインナップになっている。
核となるのはナノアロイフェースと従来から進化したコアテックフェース。インパクトでフェース全体が大きく変形してエネルギーロスを抑える発想で、純チタン世代より広い高反発エリアを実現したとミズノは説明している。
|
|
|
|
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 59.0° | 460cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TENSEI BLUE MM D | カーボン | ドライバー用 | SR | D2 | 306 g | 50.0 g | 7.1 |
| TENSEI BLUE MM D | カーボン | ドライバー用 | S | D2 | 310 g | 55.0 g | 6.2 |
| TENSEI RED MM D | カーボン | ドライバー用 | SR | D2 | 305 g | 50.0 g | 7.1 |
| TENSEI RED MM D | カーボン | ドライバー用 | S | D2 | 309 g | 55.0 g | 6.6 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #1 | 9.0° | ✕ | 59.0° | 460cm³ |
| #1 | 10.5° | ✕ | 59.0° | 460cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TENSEI BLUE MM D | カーボン | ドライバー用 | R | D2 | 301 g | 45.0 g | 8.0 |
| TENSEI BLUE MM D | カーボン | ドライバー用 | SR | D2 | 306 g | 50.0 g | 7.1 |
| TENSEI BLUE MM D | カーボン | ドライバー用 | S | D2 | 310 g | 55.0 g | 6.2 |
| TENSEI RED MM D | カーボン | ドライバー用 | R | D2 | 301 g | 46.0 g | 7.9 |
| TENSEI RED MM D | カーボン | ドライバー用 | SR | D2 | 305 g | 50.0 g | 7.1 |
| TENSEI RED MM D | カーボン | ドライバー用 | S | D2 | 309 g | 55.0 g | 6.6 |
| MFUSION HT D | カーボン | ドライバー用 | R | D3 | 281 g | 37.0 g | 7.3 |
HS 40m/s 前後の中級者で、曲げ幅を抑えてフェアウェイを優先したいゴルファーには JPX ONE。ナノアロイフェースの広い高反発エリアと高 MOI ヘッドで、芯を外した日もキャリーと方向性を一定に保ちやすい。「弾く打感」が合いにくい打感重視層にも軟式バット由来のマイルドな手応えがハマる。
HS 43m/s 以上で球筋を打ち分け、低めの強弾道で攻めたい中・上級者は JPX ONE SELECT。引き締めたヘッドはニュートラル〜フェード基調で、ヘッドターンのフィーリングを残しつつ低スピン弾道で前へ運ぶ攻めが組み立てやすく、コンタクトのシャープなフィードバックも好まれる。
住み分けは JPX ONE が寛容性・直進性、SELECT が操作性・スピンコントロールというシンプル 2 軸。接尾語の意味は別記事で詳述しているので本稿では深堀りしない。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| JPX ONE | ◎ | 中-高 | △ | ◎ | マイルド | 寛容性重視のフラッグシップ |
| JPX ONE SELECT | ◎ | 中-低 | ○ | △ | シャープ | 操作性重視の中・上級者向け |
シリーズは「ナノアロイフェースの初速性能を、寛容性に振るか操作性に振るか」で 2 系統に住み分ける構成。JPX ONE は大きく変形するフェースに高 MOI ヘッドを組み合わせて直進性を最重視、SELECT はヘッドシェイプを引き締めることで上級者好みの低スピン弾道とフェード〜ドローの打ち分けを許容する設計に落としている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・低弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
1396位/全3350本 (42%・普通)
1491位/全1869本 (80%・小さい)
13位/全822本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
343位/全425モデル (81%・高め)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
2016位/全3350本 (60%・普通)
1152位/全1869本 (62%・普通)
13位/全822本 (2%・大きい)
同ドライバーカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
371位/全425モデル (87%・高め)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| JPX ONE |
|
|
| JPX ONE SELECT |
|
|