- 360°カーボンシャシーを FW にも展開し低重心化を実現
- AI FLASH フェースで打点ブレでも初速ロスを抑える
- 標準 PARADYM と PARADYM X の 2 グレードでアマチュア層を網羅
キャロウェイ PARADYM フェアウェイウッドは 360°カーボンシャシーと AI FLASH フェースを軸にした 2023 年モデル。安定志向の標準 PARADYM とつかまり重視のアップライト設計 PARADYM X の 2 グレードで、HS や持ち球の傾向が異なるアマチュア層をカバーする。
キャロウェイ PARADYM フェアウェイウッドは 2023 年 2 月発売の FW ラインで、長年続いた EPIC / ROGUE 系統からブランドを刷新した節目のモデルだ。クラウンとソールの両方にカーボン素材を採用した 360°カーボンシャシーを FW にも展開し、生まれた余剰重量をタングステンウェイトとしてソール前方に配置することで、低・前方重心の飛び系設計を実現している。
国内向けには標準モデルの PARADYM フェアウェイウッドと、つかまり性能を強化した PARADYM X フェアウェイウッドの 2 機種が同時発売された。X は CALLAWAY EXCLUSIVE 取扱いの位置付けで、標準モデルよりライ角がアップライトに設計されておりドロー寄りの弾道を狙いやすい。海外市場ではツアー仕様のトリプルダイヤモンドと軽量モデル MAX FAST も展開されたが、国内のラインアップには含まれない。
フェースには新世代の AI FLASH フェースを採用し、フェース全体で初速・打ち出し・スピンが整いやすい構造に仕上げた。ボディ内部にはコウモリの羽を模した JAILBREAK BATWING テクノロジーを周辺部まで広げてヘッドの剛性を確保しつつ、フェースのたわみを引き出す設計。3W、3HL、5W のクラウンにはトライアクシャルカーボン、ソールトウ側にはフォージドカーボンが採用されている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 15.0° | 〇 | 56.0° | 171cm³ |
| #5 | 18.0° | 〇 | 56.5° | 154cm³ |
| #7 | 21.0° | ✕ | 57.0° | 145cm³ |
| #3HL | 16.5° | ✕ | 56.0° | 170cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| VENTUS TR 5 for Callaway FW | カーボン | 3,5,7 | R | D2 | - | 48.0 g (#3) | 4.8 | - |
| VENTUS TR 5 for Callaway FW | カーボン | 3,5,7 | SR | D2 | - | 49.0 g (#3) | 4.7 | - |
| VENTUS TR 5 for Callaway FW | カーボン | 3,5,7 | S | D2 | - | 51.0 g (#3) | 4.4 | - |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| SPEEDER NX GREEN 50 | S | D1 | 323 g (#3) | 57.5 g | 4.9 |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 15.0° | 〇 | 58.0° | 179cm³ |
| #5 | 18.0° | 〇 | 58.5° | 154cm³ |
| #7 | 21.0° | ✕ | 59.0° | 140cm³ |
| #3HL | 16.5° | ✕ | 58.0° | 174cm³ |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| VENTUS TR NVY 5 for Callaway | カーボン | 3,3HL,5,7 | SR | - | - | - | - | - |
| VENTUS TR NVY 5 for Callaway | カーボン | 3,3HL,5,7 | R | - | - | - | - | - |
| VENTUS TR NVY 5 for Callaway | カーボン | 3,3HL,5,7 | S | - | - | - | - | - |
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 | ヘッド体積 |
|---|---|---|---|---|
| #3 | 15.0° | ✕ | -° | - |
| #5 | 18.0° | ✕ | -° | - |
HS 40m/s 前後で「FW でフェアウェイキープしつつ飛距離も両立したい」アベレージゴルファーには PARADYM フェアウェイウッドが中心になる。3W から 7W までの番手構成に加えて、3W と 5W にはレフティ仕様も用意されており、3W には可変ホーゼルが搭載されている。AI FLASH フェースで打点が前後左右にブレても初速の落ち込みが小さく、メディア試打でも初速の速さと方向性が両立した飛び系の標準機として評価されている。
右へのプッシュやスライス、芝の上から球が上がりにくいと感じる層には PARADYM X フェアウェイウッドが候補。標準モデルより 2°アップライトに振ったライ角と、ソールのトウ側に置かれたフォージドカーボンによるヒール寄りの重心配置でドローバイアスを強めた設計になっている。3W には可変ホーゼルが搭載されているため、捕まりが強すぎると感じたらフェースを少し開く調整も可能だ。
2 グレードの住み分けは大きく 標準系(PARADYM)と つかまり系(PARADYM X)の 2 系統で考えるとわかりやすい。標準系は弾道と方向性のバランス重視で多くのアマチュアに合い、つかまり系は右ミスを減らして球を高く上げたい層に向く。標準 / X などの接尾語の意味は別記事で詳述しているため、本稿では各グレード固有の住み分けを中心に整理した。
後継となる PARADYM Ai SMOKE FW(2024 年)では AI スマートフェースに進化しジェイルブレイク構造が廃止されたため、ジェイルブレイク構造の打感を残した最終世代として中古市場での需要も底堅い。価格を抑えつつ最新世代に近いカーボンシャシー設計を試したい層にとっても、現実的な選択肢となる。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PARADYM フェアウェイウッド | ◎ | 中 | ○ | ○ | マイルド | 初速重視のシリーズ標準機 |
| PARADYM X フェアウェイウッド | ○ | 中-高 | △ | ◎ | マイルド | アップライトでつかまり重視の寛容機 |
シリーズ全体は「360°カーボンシャシーで低・前方重心を作り、フェースは AI FLASH で打点ブレを吸収する」設計思想で、中弾道で初速を稼ぐ標準 PARADYM と、アップライトなライ角と重心配分でつかまえて高弾道を打ちたい PARADYM X の 2 系統に住み分けが整理されている。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
166位/全505本 (33%・普通)
271位/全389本 (70%・普通)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
139位/全245モデル (57%・普通)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
166位/全505本 (33%・普通)
271位/全389本 (70%・普通)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ドロー寄り・高弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
166位/全505本 (33%・普通)
同フェアウェイウッドカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| PARADYM フェアウェイウッド |
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| PARADYM X フェアウェイウッド |
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