- 2番手上の飛びを掲げてヒットした飛び系アイアン
- S45C軟鉄鍛造ならではのやわらかな打感
- トップブレード軽量化による超低重心で高弾道
「手にするだけで2番手上の飛び」を掲げてヒットした、ヤマハの飛び系アイアン、インプレスUD+2の2016年初代モデル。S45C軟鉄鍛造ボディにロフトを大きく立てたストロング設計と超低重心を組み合わせ、非力な層でも高弾道でやさしく距離を稼げるのが持ち味だ。
インプレスUD+2アイアンは、つかまりと飛距離を最優先に据えたヤマハの飛び系ラインの中核だ。この2016年モデルは「2番手上の飛び」というわかりやすい訴求でベテラン層の買い替えを促したヒット作で、以降のUD+2アイアンの原型になった。操作性で選ぶRMX系とは狙いが明確に分かれる。
ロフトを大きく立てたストロング設計で初速を最大化しつつ、トップブレードを薄くして余った重量を低く配置し、球の上がりにくさという飛び系の弱点を抑えている。S45C軟鉄鍛造ボディにより、飛び系ながらやわらかな打感が得られる点も評価された。
超低重心・深重心の設計でボールを持ち上げ、ロフトが立っていても高弾道を出しやすい。ミスへの寛容性と飛距離を両立させたことが、飛び系アイアンの定番として支持された理由になっている。
| 番手 | ロフト角 | 左利き対応 | ライ角 |
|---|---|---|---|
| #5 | 22.0° | ✕ | 60.75° |
| #6 | 24.0° | ✕ | 61.0° |
| #7 | 26.0° | ✕ | 61.25° |
| #8 | 29.0° | ✕ | 61.5° |
| #9 | 33.0° | ✕ | 61.75° |
| #PW | 38.0° | ✕ | 62.25° |
| #AW | 43.0° | ✕ | 62.75° |
| #AS | 49.0° | ✕ | 62.75° |
| #SW | 55.0° | ✕ | 63.25° |
| シャフト名 | 素材 | 番手 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ORIGINAL CARBON MX 517I | カーボン | 5,6,7,8,9,PW,AW,AS,SW | SR | C9 (#5,6) / D0 (#7,8) / D1 (#9,PW) / D2 (#AW,AS,SW) | 345 g (#5) / 351 g (#6) / 358 g (#7) / 365 g (#8) / 373 g (#9) / 382 g (#PW) / 391 g (#AW) / 393 g (#AS) / 399 g (#SW) | 53.0 g | 3.9 | 中 |
| シャフト名 | フレックス | バランス | クラブ重量 (g) | シャフト重量 (g) | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| N S PRO ZELOS 7 | R | D0 (#5,6) / D1 (#7) / D2 (#8,9,PW) / D3 (#AW,AS,SW) | 368 g (#5) / 374 g (#6) / 380 g (#7) / 386 g (#8) / 393 g (#9) / 403 g (#PW) / 411 g (#AW) / 413 g (#AS) / 417 g (#SW) | 74.0 g | 2.8 |
ヘッドスピードが速くなく、アイアンで球が上がらず距離が伸び悩む層にはこのUD+2アイアンがやさしく距離を底上げしてくれる。ロフトを立てた飛び系設計に超低重心が加わり、飛び系にありがちな球の上がりにくさを抑えて高弾道で運べる。軟鉄鍛造のやわらかな打感も安心材料になる。
ミスに強いアイアンを求める中高年層にも向く。寛容性を優先した大きめのヘッドが、芯を外したときの距離と方向のばらつきを抑えてくれるので、スコアの安定につながりやすい。
一方で、番手ごとの距離を正確に刻みたい、球を打ち分けたいという中上級者には不向き。ストロングロフトで飛距離を稼ぐ性格ゆえ、番手間の距離差やスピンコントロールは繊細さに欠けるので、操作性重視ならRMX系アイアンが候補になる。
世代で選ぶなら、この初代を起点に、球の上がりやすさを高めた2017年モデル、飛距離とつかまりを磨いた2019年モデルと続く。まず定番の飛び系を試したいならこの2016年モデル、より新しい世代を求めるなら後継が候補になる。ライン全体では、飛ばすUD+2、操作するRMXという対比が選び方の軸だ。
| モデル | 飛距離 | 弾道 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| inpres UD+2アイアン(2016) | ◎ | 高 | △ | ◎ | やわらかい | 飛び系アイアンの定番となった初代 |
ストロングロフトと超低重心の組み合わせで、番手なりの距離を楽に底上げできるのが持ち味。狙って弾道を操作するより、高弾道でやさしく飛ばすことに設計の軸があり、操作性や薄いトップブレードを求める層はRMX系アイアンへ視点を移すのが自然な棲み分けになる。
市場全クラブの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
434位/全678本 (64%・普通)
567位/全612本 (93%・小さい)
同アイアンカテゴリの市場価格における位置(赤=このモデル)
178位/全374モデル (48%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| inpres UD+2アイアン(2016) |
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